僕は引きこもり暦10年になるニートです。
ある事件で高校を中退してから、一歩も家から出ていません。
僕はその事件で、自分のつまらない見栄と優柔不断のせいで、小学校からの親友も、初恋の相手も失い、自分の人生も台無しにしてしまいました。
僕の親友だったサトシちゃん。
勉強はニガテだったけど、ケンカがめっぽう強く、いじめられっ子体質の僕は、いつも守ってもらっていました。
中学に入ると、サトシちゃんは不良になり、悪いことをするようになりました。
それでも僕は離れられず、一緒に喫煙、飲酒、万引きなどをしていました。
僕たちが進学したのは、私立のバカ高。そこには同じような素行が悪い生徒がたくさんいて、サトシちゃんは不良グループのリーダーになりました。
僕も成り行きで、サトシちゃんのグループのメンバーに。
でも、ケンカが弱くビビりの僕は、みんなで悪いことをしても、良くても見張り役。ミソッカスみたいな存在でした。
当時僕たちがやったのは、飲酒喫煙の他、カツアゲ、倉庫荒らし、他のグループとのケンカ、そしてレイプ。
と言っても手当たり次第に襲っていた訳ではなく、ほとんどが頼まれレイプでした。
仲のいい女の不良グループから、
『目障りな女』 への制裁を頼まれると、みんなでその子を襲ってまわす。
僕以外のメンバーは、みんなこれで、童貞を卒業しました。
ターゲットにされる子の方も、ほとんど素行が悪い子で、『事件』,までは処女に当たったことも、警察沙汰になったこともありませんでした。
高校生の性欲は果てしなく、何人まわしてもすぐまたしたくなり、溜まり場に集まっては
「早く次やりてぇな」
「次はどんなヤツかな?」
などとその事ばかり話していました。
レイプの現場でも、僕は基本、見張り役。
最初はギャアギャア騒いで抵抗したり、泣いて謝ったりしてた女の子も、みんなで順番に挿れてやると、最後はぐったりして大人しくなります。
そのあといつも仲間から
「お前もやれよ」
と勧められましたが、僕は
「俺はいいよ そんな汚ねぇのとやりたくねぇし」
などと断っていました。
僕が断った理由は、積極的に強姦の犯人になる怖さと、みんなの前でチンポを出して腰を振る恥ずかしさからでした。
不思議と、罪悪感とか、犯される女の子が可哀想とか、そういうのは考えたことはありませんでした。
当時はみんなそうだったけど、レイプの相手にも家族とか、好きな男とか、将来の夢とかがあり、レイプがそれをメチャクチャにしてしまうかも…なんて、想像もしてなかった。
「女ってのはなんであんなに勿体つけるんだろうな?」
「自分達だってスケベなくせにな」
「大騒ぎしねぇで、さっさと脱いで股広げてろってんだ」
などと、勝手なことを言い合っていました。
ビビりな僕は、レイプに参加できず、なかなか童貞を卒業できなかったけど、激しく抵抗しながら一枚ずつ脱がされる女の子。嘗められて濡れてくるアソコ。挿れられ、突かれてプルプル揺れるオッパイ。中にはレイプなのに感じてきて、色っぽい声で喘ぐ子もいました。
そんなシーンを目に焼き付け、家に帰って思い出しては夢中でオナニーをする日々。
なので僕も、それなりにレイプの見張り役を楽しんでいたのです。
あの事件までは。