この春、単身赴任になった私は、とある寂れた海辺の町に越してきた…妻との間に子供はいないが、彼女は職を持っている。それで私一人出向してきたという経緯…不満はない。むしろワンルームマンションでの一人暮らしは、久々の独身気分を味わえて、なかなか快適ですらあった…
妻は当然知らないが、私はロリコンだ…
小、中学生の塾の講師をしているのは、ひとえに出会いを求めての事…
それ以外のなにものでもない(思いあたる同業者の方は大勢いらっしゃるのでは…)
だんだんと新しい職場にも馴れはじめ、生徒(勿論女子)の吟味もだいぶできてきた初夏(そろそろ新しいJSのからだに飢えてきていた)、午前中空いている私は毎日のように近場の海に出掛けた。正規の海水浴場ではないこの場所には、地元の家族づれがわりと訪れるようで、平日は男が仕事で極端に少ないのもいい。ヤンママと子供、この組み合わせが一番多いのだ。したがってローティーンの少女もたいてい何人かはお目にかかれるわけで、私は体を熱心に焼く人を演じながら、少女達との新たな出会いを求めていた…
そんなある日、適度に距離をあけて隣り合わせになった母娘がいたのだが、これが偶然にも隣に住んでいる親娘!母親とは挨拶を交わした事はあったが、娘は初めて見た…黄緑の柄物ビキニである!(オオ~…)内心は小躍りしていた…もろ好みだった…
母親との会話によると五年生だとか。オシャマな感じがする娘でちょっと素っ気ない…でも、いいぞぉ…私は母親気取られないように気を引き締めた…私達は暫し寝そべって体を焼いていたのだが、母親が仕事らしく、親娘は午前中で切り上げるらしい。一日のうち最も陽が強い時に帰る娘は少し不満気味に抗議をするが、仕方ない事だともわかっているようで、本気ではない…
私はさりげなさを装いながら、提案した…
「なんだったら僕が見てましょうか?…どうせ帰るとこも同じですから、送ってもあげられますし…」
「えっ!本当にいいですか?」
母親は全く警戒していないようで、娘の方を見た…
娘も、その線で頼んで!みたいな表情を浮かべて母親を見る。そして最終的には私の提案が受け入れられる事になった…
こういう時、塾の講師という肩書きはわりとものをいう。元々ロリコンに見られる事もないんですが…
しきりに恐縮して去っていく母親を見送ると、また私達はそれぞれ寝そべって体を焼いた…私はお隣さんなだけに無理はしない事を自らに戒める…
最初こそ会話のなかった私達…
しかし、時間の経過とともに少しずつ打ち解けてくる。素っ気なかった彼女があまりこちらを向かないのは相変わらずだったが、それは私がビキニだったからだろう。逆に見なさすぎのところが、彼女の意識の表れだ…小五でビキニを着るような娘だ。気にしてないはずがない。
これは、私自身へのエールのつもりでもある…
無理はしないという自分への戒めはすぐに吹っ飛んだ…きっかけは彼女のいきなりの質問である。「ママに気があるんですか?」「?!」
何を唐突に言うかと思えば…
彼女いわく、私が彼女の母を意識して見ているように感じられたという…確かに少女の母はビキニを着こなしたりして、年齢以上に若い。だが、それは警戒心を起こさせないための私の作戦だった…娘をじろじろ視てたら、こんな風に預けてはもらえない。
少しもどかしくなった私は「カモフラージュだったりして…」と、意味深な事を言ってみた…少女はその言葉の意味を思案していたようだが、「じゃあ…ロリとか?」また不意討ちのようなセリフを投げてきた!
あまりに不意討ちすぎて笑ってしまったほどだが、私はここは勝負所なんじゃないかと、「そうならどう?おじさんすぎてダメ?」と、大胆発言(冗談っぽくするのも忘れずに)!
「えっ?…いくつですか?」「31…」「ああ…フフ」なぜか笑う少女だが、「年上の方がいいですけど…同年代のコらはむしろヤかな」と、付け加えた…(よしっ!)
「ねえ、先生とかに贔屓されるでしょ?」「…そんなことないですよ。どうしてですか?そう見えます?」「うん、見える見える」「じゃあ…塾の生徒で好みの娘がいたら贔屓しちゃったりするんですか?」「う~ん、どうだろう…君ならしちゃうかも…」「…」
彼女はダマッた。照れているようだった…
私はこの時、イケる…そう確信した…
この少女は絶対欲しい。そう思った…
続く…