10年くらい前、当時C2だった知美を頂いた。
知美の母親がタイ古式マッサージの店をやっており私はそこの常連だった。
タイ古式マッサージは[世界で一番気持ちの良いマッサージ]とも言われるが、ストレッチと指圧の混ざった施術が受けられる。
知美の第一印象はガリガリの上戸彩。初めて会った時は店の手伝いでお茶を持ってきたのだが結構可愛い感じであった。
知美の母親はエリーと名乗っていたが日本人の内縁の夫との間に知美知美2コ上の兄が居り、雰囲気としてはタイ人スナックのホステスっぽい女。
多少は女を売り物にしている感があり、ババアに興味の無い私にはそこは苦痛であった。
何回か通っているうちに知美とかなり打ち解けてきて世間話などをかなりするようになった。マッサージが終わってもそこから2時間くらい話し込むこともあり、知美からしたら、干渉の多い母親と違って話の分かるオジさん、だったのだろう。
C2ともなればかなりファッションなどにも興味がある時期であり、知美もかなり身なりに気を使いたがっていた。知美が憧れていたのはいわゆる不良的なファッションでカラコンにエクステ、金髪に濃いめのメイクといったもの。
ある日仕事終わりにマッサージを受けに行ったら知美がかなり憤慨した様子で私に話しかけてきた。
知美が言うには、母親とケンカをしたらしく家出をする、と。それで何かあった時に連絡したいので私の携帯番号を教えて欲しい、と。
面倒に巻き込まれるのは勘弁して欲しかったが、田舎のC2が転がり込むとしたら友達の家か先輩の家か・・・まぁ電話番号くらいは、と思い教えておいた。