今のマンションに住んで十数年目、実は それ以前は道を挟んだ向かいの木造アパートに5年住んでました。
すそんなに引っ越しを好まない私ですが、先のアパートが取り壊しによる退去だったので仕方ありません。
その木造アパート跡地も元大家邸も含め、分譲建て売り住宅に変貌し、都市狭小住宅が六棟。よく こんな狭いウサギ小屋に家族で住めるなぁと感心です。
まぁ、その一棟の三人姉妹にはお世話になってるし良いのですが。
今回は、その三姉妹ではなく、別のお宅の娘ジューシー(JC)ちゃんとの話を書きます。
つい先週の日曜、朝6時過ぎに幹線寄りの自販機にコーヒーを買いに玄関を出ました。スタイルは露出ギリにしようかとも思いましたが(※参:大きめロンTシャツに下半身裸)、その時は陽もあがりすぎていそうだから普通に短パン、Tシャツで道路へ。
するとマンション入り口と自販機の 間に佇む少年。中学生くらいか?パッと見、もっと幼くも見える。
しかし、明らかに思春期の尖った感が伺える。少年は一件の家を見詰めている。そこは昔、私が住んでいたアパート跡に建てられた狭小住宅の一軒。
朝の6時にだ。
昨今、危ない事件も多い、少し警戒したが、直感的に友達を呼び出し待ってる風に思えた。
何より、全裸でコーヒー買いに玄関を出なくて良かった。
コーヒーを買い終えマンションに戻り、一休み。
8時半に、最近ハマっているスーパー銭湯に向け仕度をし、玄関を勢いよく開ける。
すると目の前に若い男女が包容寸前に向き合い佇んでいた。
位置関係としては、玄関を出ると共用廊下。膝上高さの花壇の向こうが遊行空間で、私から見て右に外階段がある。
その外階段の壁面に男女が身を寄せあっていたのだ。
何をしようとしていたかは明白だ。男はさっきの少年。相手の女も同世代の少女。
少女を見て『あぁ、コイツら中学生か』と判った。
少年は幼年期の亀田三兄弟の三男みたいなガキだったが、少女の体型やファッションを見て、今時の中学生と悟れた。
ジューシーちゃんは小声で『………ヤバいよ…………』と漏らしました。私は本能的に男女の着衣の乱れをチェックしました。一応、まだワイセツ行為には及んでいない様子。
安心半分、残念半分。てか、人ん家の敷地内でチチクリ合うなよ。と思いながら駐輪場へ。バイクに股がり出ようとしていたら、先の少年が共用廊下からパッと現れて私の居る反対方向のマンションのベランダ外から奥の側面壁にスッ、と曲がって消えた。
一階住みの私からすると、外出目撃され、建物外周をウロウロする思春期少年を見たら留守宅が心配だ。
小遣い欲しさに空き巣でも ヤラカシはしないだろうか。
心配しながらも、出かけスーパー銭湯で入浴&垢擦りマッサージを堪能し午後に帰宅。
ベランダの窓ガラスは割られていない様だ。玄関もしっかり施錠されている。
少年よ、疑ってゴメンな。
でも、気になったので今朝、少年が消えた壁側に行ってみよう。
すると、そこには意外な、当たり前と言えば当たり前の【ブツ】が捨てられていた。
【使い捨てられたコンドーム】
考える間もなく、私は そのコンドームを摘まんで、マンション向かいの戸建ての家に向かった。
そこは朝、少年が見つめていた家だ。対応に出たのは主の親父。私は推測の範疇だが、
『テメェん家の娘が、男とヤリやがってゴミ(コンドーム)を捨てて行きやがった』と。
親父は逆ギレし、適当な言い掛かりつけんじゃ無ぇぞ!この野郎!とまくし立てた。
どうやら親父は職人らしく娘の粗相のケツ拭きに応じる気はないらしい。
だったら、このコンドームを警察に出して精液と、付着してる体液で本人特定してもらうからな!と言うと『勝手にしろ馬鹿野郎!』となじられ玄関の戸を閉められた。
私は使用済みコンドームを持ち帰り、交番に行く段取りをした。
しばらくすると外が何やら騒がしい。怒号の後にけたたましい車の急発進音がし、母親らしき声と娘の鳴き声が響いていた。
後で分かったのだが、さっきの親父が娘にビンタ喰らわし、相手の少年の家に乗り込んだらしい。
数分後、私の部屋のチャイムが鳴った。
出ると左頬を赤く腫らした少女。今朝の『………ヤバいよ………』のジューシーちゃんだ。泣いている。廊下を確認。母親、その他の人影、気配は伺えない。
『ママに家から出された』と一言
逆恨みのセリフでも吐かれるのかと思いきや、『ごめんなさい』そして『許してください』だった。
使用済みコンドームを警察に出さないでください。お願いします。と泣いてタンガンサレタので私は、取りあえず部屋にジューシーちゃんを招き入れた。
そして……………
おや? こんな時間に玄関のチャイムが……………ちょっと出て見る。
続きは後程