私が小学校5年生から神戸のおばあちゃんの影響で、縁もゆかりも無い神戸祭りに参加させられた時の話し…(ーー;)
母型の祖母が神戸の三ノ宮に住んでいて、お盆など行く時は凄く楽しい思い出でしたが、神戸の震災で祖母は無事でしたが自宅が住める状況では無い状況になり、一時的に私の家に避難する事になり、大好きなおばあちゃんと暮らすことになりました。
翌年の春先の頃に突然母から「神戸祭り」なるものを初めて聞き、おばあちゃんが毎年楽しみにしていたと聞かされ、日曜日という事もあり遠路神戸へ行くことになりました。
現地に着くとおばあちゃんや母の知り合いなのか、何人もの人に挨拶した記憶がありますが、突然の飛び入り参加というか今思えば衣装もあったので計画的だったと思いますが、参加して欲しいと母の必死の説得を受けました。
思春期というのも知らない土地というのも、単に衣装や人前で恥ずかしいというのもあり、号泣して抵抗しますが、伝家の宝刀「おばあちゃんが楽しみしている」という言葉に、妙に説得させられ渋々参加する事になります。
仮設テントみたいな所の簡単な仕切りしかない所で、半べそで同い年くらいの女の子達と着替えますが、地元の子たちは「どうしたの?」と普通なので幼いながら少しカルチャーショックを受けた記憶がありますw
ド派手なキラキラの「裸じゃん!」って衣装を着ましたが、恥ずかしすぎてテントを出れないでいると、近くで着替えて声を掛けてきた数名の子に手を引っ張られ「行こう」と、半ば無理矢理スタート位置まで連れて行かれ、どんなダンスかも知らない私は、知らないおじさんやおばさん、母に「周りの子の踊りを真似すればいい」と、凄ーく曖昧なアドバイスの基参加しました。
しかも衣装は固い素材で下着みたいに密着していないので、踊るというか動くだけでずれます…(ーー;)
何度もズレて直してを繰り返し、途中何度も「もー帰りたい」と泣きそうになりますが、周りで踊っている地元民の子たちは満面の笑みで私を励まし、楽しそうに手を振ったりしながら踊ってましたw
その当時世間的にもゆるーい感じだったんでしょうね、「子供だから」的なんでしょうかインナーも無いので、もー裸です(私のイメージ)…w
私の地元では無いのが唯一の救いでしたが、翌年も参加させられ中学に上がる時には頼み込んで解放されましたw