みくも、電車の中で僕に触られた時は、オナニーの経験もない、真っさらな処女だった。なのに結局、初対面の僕と、最後までしてしまった。みくはその理由を、性欲だと言った。僕に触られて気持ち良くなり、『もっと、もっと』となってしまったのだと。では、綾には性欲がないのだろうか?いや、むしろみくよりも成長が進んでいる綾は、当然、性感帯を触れば快感を得られる体になっているはずだ。にも関わらず、愛撫されても恥辱と嫌悪しか感じないのは、過去の辛い記憶が邪魔しているからなのだろう。ならば…僕は立ち上がり、本棚の後ろから、みくとの交際が始まる前に世話になった、秘蔵のDVDコレクションを取り出した。その中の、取っておきの一本、『ロシアンホワイトエンジェル』を取り出し、デッキにセットして、綾が落ち着くのを待った。しばらくすると、綾がようやく泣き止み、毛布を体に巻き付けてベッドの上で上半身を起こした。「あの…すみませんでした。あたし、訳がわからなくなっちゃって。今度はちゃんとしますから、あの…」「綾ちゃん、オナニーしたことある?」僕はわざと軽い感じで綾に聞いてみた。「いえ… ないです。」「なんで?みんなしてるでしょ?」「なんか… いやらしいっていうか、汚らしい感じがして…」「オナニーで気持ち良くなるのが?じゃあセックスも汚らしいの?」「あの… ちゃんとエッチして、愛し合って、気持ち良くなるのは、いいと思うんです。でもそうじゃないのに、快感だけ求めるっていうのは、なんか…」「そうか。じゃあさ、ちょっとこれ見てくれる?」僕はデッキの再生スイッチを押した。綾は毛布を体に巻き付けたまま、ベッドの上から画面を覗き込んだ。「こ、これは…!」画面の中では、白人の10才前後の少女が、こちらに向かって大股開きをして、一心不乱にオナニーをしていた。綾は、無言のままじっと画面を見つめていた。「どう?綾ちゃん、この子、いやらしいと思う?」「いいえ。なんか…すごくきれい。それに、とっても気持ち良さそう。」画面の中の少女は、左手で大きく自分のスリットを広げ、右手の中指を舌で舐めては、膣口に挿入し、うっとりとした表情になっている。染みひとつ、しわひとつない真っ白な体と金色の髪。まるで天使の悪戯のような光景だった。「綾ちゃんも、やってみる?」「えっ?だ、ダメです、あたしなんか。この子みたいにきれいじゃないし。あたしがやったら、やっぱり、いやらしくなっちゃう…」「そんなことないよ!綾ちゃんは、すごくきれいだよ。今日初めて見た時、思ったんだ。なんてかわいい子なんだろうって。綾ちゃんがやっても、きっと天使みたいにきれいだと思うよ。」「そんな…」僕が『きれい』を連発したので、綾は照れて赤くなった。綾ほどの美少女のことだ。幼い頃から、周囲からきれい、かわいいと言われ続けてきただろう。そのことが同性のやっかみを呼び、辛い思いをしたこともあったろう。それでもなお、きれいと言われれば嬉しくなるのが女心というものだ。「綾ちゃん、やってごらん」「はい… あ、でも、どうやったら?」「ここへ来て。最初はこの子と同じ動きをしてみればいいよ。」綾はベッドから降りてテレビの前に座り、画面の中の少女をまねて、テレビに向かって、おずおずと足を開いた。彼女は、毛布を肩から羽織ったまま降りてきたので、真横に座っている僕の位置からは、残念ながら、毛布と、彼女の長くて白い脚が邪魔をして、股間を覗き込むことができなかった。綾が、画面の中の少女をまねて、左手でスリットを広げ、右手の人差し指でおそるおそる中の粘膜に触れてみる。「あっ…!」「どう?」「あ、あの… いまなんか、ゾクッて… ここが熱くなるみたいな…」「そういう感じ、初めて?」「はい…」「そのまま続けてごらん。そのうちそこから、愛液っていうネバネバしたのが出てくるよ。」「はい…」綾の右手の動きが、徐々に速くなって行く。もはや画面の中の少女の動きとは関係なく、自分の好きなようにいじっているらしい。今、彼女のスリットは濡れているのだろうか? 僕は、覗き込んで確かめたい衝動に駆られたが、今それをすれば、彼女は恥ずかしさからこの行為をやめてしまうかも知れない。僕はじっと我慢していたが、ついに堪らなくなって、彼女の隣に並び、画面に向かって脚を開き、息子を扱き始めた。しばらくやっていると、彼女が僕の行為に気付き、フル勃起している息子を凝視した。「そ、それは…?」「これ?僕の息子だよ。見るの初めて?」「はい… あ、お父さんのなら… でも、全然そんなんじゃ…」
...省略されました。