目を覚ませば天使が居た。
陳腐な表現だが、そうとしか言いようの無い寝顔で
静かに寝息を立てる楓は無垢な天使のようで……
昨晩は年齢に見合わない痴態を魅せてくれた
淫魔と同一人物などとは思えないほどだ。
しかし、この寝顔は確かに快楽に歪み
澄んだ寝息は確かに喘ぎ声だった。
そのギャップがあまりにも愛らしく、私は寝顔にキスをした。
――という訳で「JS5のをなめまくってた」の
続きとなります。よろしければ前回、
前々回とも合わせてお読み頂ければ幸いです――
楓を起こさないように、そっとベッドを出る。
洗顔、歯磨きを終えてインスタントのコーヒーを飲み
ほっと一息つくと、昨晩の事が思いだされた。
いわゆるアヘ顔を曝すまで楓をイカせた事……
気を失うまで絶頂させ続けるなどやりすぎたかも知れない。
もう少し思い遣って、楓に合わせて
気持ちよくさせなければ、がっつき過ぎだと反省する。
せめて体力の回復にと朝食を作ってから楓を起こしに行った。
眠い目をこすり寝惚けながら歯を磨く楓を促し
テーブルにつくと、もぞもぞと食事を取り始める。
そのあたりでやっと目が覚めたのか
葱油とバターを効かせたプレーンオムレツを食べて
「美味しい!美味しい!」を連発し始めた。
こうも喜んで貰えると、また作ってやろうという気になる。
食事を終えて後片付けをしながら、今日はどうしようか
と考えていると、後ろから楓が抱きついてきた。
振り返り、今考えていた事に関して楓の意見を聞こうとする
より先に楓から問われた。
「今日は、どうするの?」
そうだな、USJか海遊館か、そっち方面へ遊びに行こうか
と答えようとすると楓の右手が差し出された。
「どっちが着けるの?」
その手には首輪が握られていた。
前日の雨も気温を下げる事無く、午前の陽射しは
今日も暑くなる事が簡単に予想出来るほど眩しく。
それはマンションのそれなりに高層階に位置し、
涼しげな風が通り抜けるはずの私の部屋の
ベランダであっても同じだった。
だからと言っても、それはあまりに薄着すぎる。
楓が唯一身に着けている首輪を服として見るのならだが……
陽の明かりの下で見る楓の肢体は本当に美しかった。
今時の子供らしく細く長い手足。
微かに膨らみ始めた胸。
くびれ始めたばかりのウエストはイカ腹ほどで無いが
少し丸いく肋骨や腰骨がうっすらと見て取れる程度。
8月の時よりは薄くなった日焼け痕はほとんど分からない。
性への興味の割には発育は悪いようで局部の発毛は無い。
少しビデオをズームして確かめるが
液晶画面では産毛の濃さは判別出来なかった。
「……もう、良い?」
ベランダとはいえ、室外で全裸で居る羞恥に
耐えかねた楓が懇願するが無視する。
「ねえ、もう入って良いよね?」
今回、楓の首輪には南京錠が付けられている。
それをバイク用の長いチェーンロックでベランダの
手摺に繋いでいる為、勝手に入ってくる事は出来ない。
「ねえってば! お願い、恥ずかしいよ」
荒げた声が誰かに聞こえる高さでもないが
隣りには聞こえるかも知れない。
慌てて小声になりながら懇願を続けるが私は取り合わない。
「お願い、お願いだから」
これでは虐待しているようだ……
SMプレイの機微による責めと虐待は違うのだが、
楓にはまだ理解出来ないようだ。しかたない。
「楓さま、今日は私がご主人様で楓さまが牝犬ですよ」
助け舟を出してやる。
楓は聡明な子だ。
それだけで、ちゃんと私の意図を察してくれる。
「ご主人さま、どうかお許しください。入らせて下さい」
「残念ですがダメです。これはお仕置きではないので」
許すも許さないも無いのだ。
「言い損やー!」
いや、そんな事はないんだが……
そのままオナニーでもさせたい所だったが
楓のメンタル的に無理だろうと判断し
いくつかポーズをとらせた後で入れてやる事にした。
まずは立ったままくぱぁ、次はM字開脚でくぱぁ。
四つん這いで後ろを向いて片手でくぱぁ。
両手でくぱぁ
後ろを向いたまま立って、お尻を突き出して。
そのまま足を開いて、その間からこちらを覗きこんで。
そうこうしている内にくぱぁと割れ目を開く度に
切なそうに顔を歪めるようになっていて
液晶画面越しでも濡れ始めているのが分かった。
「感じているんですか?」
「……はい。ドキドキして感じて、ます」
少しの逡巡のあと答える。
正直、エロ同人誌の影響で性に興味があるだけで
そこまでの素質があるとは思ってなかった。
獲た知識を実践したいという好奇心と
行為に酔い感じるかは別問題なのだから。
楓がそれで感じられるほど性質を持っているのなら
私も考えを改めなければならない。
「ではオナニーして下さい」
無言で首を振って拒否する楓。
「楓、オナニーしなさい」
今度は命令口調で告げてやるとおずおずと指を動かし
クリトリスを触り始める。
「膣内は触らないんですか?」
「中はなんか痛いから」
電話ごしにさせていた時もクリを弄っていたし
そこの性感だけは結構発達しているのだろう。
それで昨晩のイキっぷりなのかと妙に納得した。
「ご主人様、もう、入れてください」
そう言われると別の意味に聞こえるのだが
楓は気づいて無いのか入れてを連呼している。
「イッたら入れてあげますよ」
実際、挿入したくて仕方がない。
ほら、入れてあげますよと言いながら処女膜をブチブチに
引き裂いて小さな膣を押し広げ子宮口を突き上げ
悲鳴を上げさせながら膣内射精したい欲望が湧き上がる。
それを我慢しながら、楓の痴態を撮り続けた。
必死に声を殺しながらイキ、ビクンビクンと痙攣する楓に
頑張ったねと声をかけて頭を撫でてやる。
チェーンを外しお姫様抱っこでリビングのソファーに移動した。
まだ余韻でぐったりしている楓をソファーに残し、
ビデオの位置を変えて次の用意をする。
「ま、って……まだ、もうちょっと」
それを見た楓が慌てて静止する。
きっと昨晩の様に連続でイカされると思ったのだろう。
「もう待てません」
そう言って膨らんだ股間を見せつける。
ズボンを押し上げる物と突きつけられ驚く楓に
どうすれば良いか分かるね?と促す。
このシチュエーションは昨晩見たCGにあった物と同じだ。
「ご主人様のオチンチン、楓の口でお掃除させてください」
そう言ってファスナーを口で下ろそうとするが
なかなか上手くいかない。
しばらく頑張ってみるがファスナーのツマミを
取り出す事すら難しいようで、
ついには涙目で見つめてくる始末だ。
仕方ない。
手でして良いよと許可を出す。
ベルトを外し、ファスナーを下ろし、
ズボンもパンツも一気に下ろしていく事に驚いたが
弟の世話で着替えさせたりしているからかと思い当たる。
中から現れた肉棒をまじまじと見つめる楓。
CGにあったように、そっと臭いを嗅いでみている。
触れるか触れないかの位置でスンスンと鳴る鼻に
腰を出して押し付けてやるとビクッと驚き動きが止まる。
上目遣いで抗議の目を向けてくるが
構わず鼻の頭にカウパーを塗り広げ柔らかな頬で
頬ずりさせながら屈辱的な質問を聞いてみる。
「顔中チンポの臭いを付けられて嬉しいですか?」
しばらく答えに困ったように考え込む楓。
何かを思いついたようにニヤリと笑うと
「ご主人様のオチンチンの臭いが取れなくなったら
嬉しいです。ご主人様のものにされた証拠です」
皆さん。この子は小悪魔です。
同人誌やエロ漫画で得た知識で、どう言えば喜ぶか
しっかり分かって言っている所が末恐ろしい……
ツボを獲た台詞で私の肉棒が更に充血していく。
落ち着いていた衝動が再び湧き上がってくるのを抑え
舐めるように指示した。