前回の続きです
唯は俺が発射してからも、もぞもぞと腰を動かし、ギュッと締めてくるもんだから、次第に萎んできていた俺の愚息は、ムリュッと唯のアソコから押し出されてしまった。
体を離し、唯のアソコを見るとダラリと俺のザーメンが零れてきていた。
「俊さん・・・こっち来て」
卑猥なその光景をいつまでも見ていたかったが、唯の横に転がり、腕枕をしてまた舌を貪り合った。
だいぶ息があがっていた二人だったが、落ち着いてきた時に俺は唯に聞いた。
「どんな感想をお持ちで?」
「えへ♪嬉しい♪ずいぶん色々と想像して怖かったりもしたけど、終わってみると、な~んだこんな感じだったんだって」
「で?気持ち良かったのか?」
「うん。何かまだよくわからないけど、今までのとは全然違う感じはあったよ。でね、何かまだ先に何かがある感じはしてる。もしかしたらイケるかも」
「そうか。今日は感激やあまりの気持ち良さに俺が我慢しきれなかったもんな。お前のマンコはすごいぞ。気持ち良過ぎるんだ。エッチなマンコだったよ。狭くて俺のチンポ全体に絡みついてくる感じもすごいし、おまけにお前が腰を振るもんだからな。あれじゃ我慢するのが無理ってもんだよ」
「え~、何か私が根っからのスケベみたいで恥ずかしいな。何かね・・・自然に腰が動いちゃったの。意識して動かしたわけじゃないんだよ。」
「わかった、わかった」
「んもう!信じてないんでしょ?いいもん。でもね・・・何かますます俊さんのここ、好きになった気がする」
そう言って、ダランとして唯の愛液でヌルヌルになった俺のものに指を這わせてきた。
そして体を起こしてジッとそこを見ていたが、
「ねえ、俊さんのここ、私のものだよね。」
俺の目を見ずにそう聞いてきた。
「ああ、お前だけのものだ。これから先、他の誰のマンコにも入ることは無いよ」
それを聞くと、俺の顔の前に顔を持ってきて、
「ほんとに・・・?絶対だよ。絶対駄目だから。私以外は絶対だめ。したくなったらいつでも何回でも私を抱いていいから。私は絶対にNOって言わないから」
そしてしばらく目を瞑って
「やっぱりどう考えてもイヤ。他の人としてるとこ想像したらやっぱり死にたくなっちゃう。ほんとに他の人としたら死んじゃうからね。ねえ、絶対だからね」
そう言いながら子猫のように俺の胸に甘えてきた。
(こんな可愛いやつを手放すわけがないよ。可愛くて素直で、おまけにエッチで。俺ひとすじでいてくれるし。)
心の中でそんなことを考えながら、下半身への心地よい刺激と共に俺は眠りの淵に落ちた。
「俊さん・・・起きて」
軽く体を揺すられて俺は目が覚めた。
「あ、起きた、起きた♪」
「ああ、すまん。さっき全力を使ったものだから眠っちまってたんだな」
「ねえ・・・」
「ん?何だ?」
「私、もう一回したい・・・」
「おや?今日バージン失ったやつが、もうおねだりかい?」
「だって・・・さっきのこと思い返してたら何だか変な気分になっちゃって・・・また俊さんにエッチな女の子にされちゃったよ」
むくれた表情で言ってきた。唯のむくれ顔は格別に可愛かった。
「よしよし、じゃあ頑張るかな」
そう言いながら時計を見て俺は焦った。
「あ!もう5時半じゃないか!しまったな、寝過ぎちまった。唯、実は6時から近くのレストランに予約を取ってたんだよ。まずいな・・・」
「ええ~?じゃあお預け?」
「すまん、こんな展開になるって思ってなくて、サプライズでお前にも内緒にしてたから」
「嬉しいけど・・・」
「すまん!ちゃんと埋め合わせする。明日お前がうちに来た時に頑張るから」
「ほんと?約束してくれる?」
「ああ、明日はクリスマスだよな。俺からのもう一個のプレゼントで、もう全力で頑張るから」
「しょうがないなあ。じゃあ、支度しよ。遅れちゃまずいよ」
「だな」
急いで二人でシャワーを浴び身支度を済ませた。
レストランに行く間、唯は俺の腕にぶらさがるようにくっついてきて、
「えへへ~、もうね、すっごい幸せ♪こんなに幸せでいいの?ってくらい幸せだよ、俊さん♪」
そんな風に甘えてくる唯の頭をクシャクシャにした。
(こんな感じがいつまでも続けばいいな・・・)
レストランの食事も済ませ、俺たちは唯の家の近くまで歩いて帰った。
唯を送り届けるためだったが、あともう少しで到着ってところで
「ねえ、俊さん、こっち・・・」
唯に腕を引かれて、人気の無いオフィスビルのエントランスに入っていった。
誰にも見えない死角で唯は
「ねえ、キスして」
俺はその声に茶化すように唯の唇に軽くフレンチキスをした。
「違うの!もっといっぱい。唯が気持ち良くなるキスをして」
「はいはい、お姫様の言う通りに致しますよ」
そうおどけながらキスをし、唯の可憐な口に舌を差し入れた。
唯は俺の体を抱きしめ
「いっぱいキスして。もうイヤって言うくらいして」
そう言いながらムフウと言うような荒い息を吐きながら舌を絡め、そして俺の舌を吸ってきた。
唯の細い華奢な体が折れちまうくらいの力で抱きしめながら、俺もそれに情熱で返した。
延々とキスをし続けたが、どちらともなくこれ以上息が続かないって感じで、唇を離し、そして見つめ合った。
「ねえ・・・私のこと愛してる?」
「ああ、愛してるよ」
「世界中の誰より?」
「ああ、世界一だ」
「死ぬまで愛してくれる?」
「ああ、死ぬまでだ」
急にポロポロと涙を流し
「・・・嬉しい・・・」
ポケットの中からハンカチを出しその涙を拭いてやった。
「さあ、泣き止まないとおうちに帰れないぞ」
「・・うん」
ニッコリ笑って
「明日も明後日も俊さんちに行くんだからね」
「おお、待ってるぞ。さ、帰ろうか」
「うん!」
そう言って俺たちはビルを出て、また街の喧騒の中に入っていった。
そしてここから一人で帰るっていうところで、いつまでも唯を見送って、唯も何回も振り返って手を振ってきた。
(お前の言う通りだよ、唯。こんなに幸せでいいのかってくらい俺も幸せだ)
そう思いながら、俺は自宅の方に踵を返した。
続く