暖かかったり寒かったり、三寒四温ってやつでしょうか?最近の温度差で体調を崩されてる方いませんか?私は風邪をひき、すっかりハスキーボイスです(汗)
ミクとミキは、関係を持ったあの日からも毎日の様に現場に顔を出しに来ました。キスは会う度にしていましたが、エッチはたまにしかしていません。私も歳なんで(汗)
「ねぇねぇ。けんくんは結婚してるんだよねぇ?」
『ん?』
二人が春休みに入る頃、いつものように現場に遊びにきて私とトランプをしていたミクが、私の左の薬指を見ながら聞いてきました。
『してるよぉ。』
誤魔化しても無駄そうですので、正直に答えました。
「だよねぇ~。」
(なんだこの返し?)
不機嫌になるとか、落ち込むとかあるのかと思って居ましたが、普通の返しに拍子抜けしてしまいます。
『急になんで?』
「なんとなく。」
(なんだよ、その不敵な笑みは…。)
ミクは普通に流したつもりだったのでしょうが、口元の緩みを私は見逃しませんでした。
ミクは退屈したようにトランプを床に置き、立ち上がると伸びを一回してから私に向き直りました。
「けんくん。今週してない。」
私が苦笑いを浮かべながらミキを向くと、期待満々と言う表情でウンウンと頷き返されただけでした。
今日のミクの服装は袖無しのダウンになんかのロゴが入ったパーカー。シンプルなピンクのニーハイに、ミクから求めて来るときは必ず履いてくる、あの日のデニムのミニでした。髪はポニーテールにしていて、やはり毛先が脱色されています。切ってないだけかな?。
ミキは、遊びに来たときに着ていた膝下丈のダッフルコートを今は脱いでおり、シンプルなトレーナーにフリルの付いたピンクの膝上丈スカートに黒い膝下のソックスを履いていました。髪は後ろ寄りのツインテールにしています。
「ね。しよ(微笑)」
ミクはそう言いながら私にもたれ掛かってきて、唇を重ねて来ました。
いつの間にか、ミクが先でミキは後と言う順番が出来上がっています。しかし、一通り私と舌を絡めると、ゆっくりと唇を離して言いました。
「今日はミキからね。」
『?』
いつもなら、ここから愛撫を始めるタイミングにこんな事を言い出すミク…解せぬ…。
ミクは一歩下がって椅子に座り、ミキが前に出てきます。