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少女との体験

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カテゴリ: スクールガール白書
掲示板名: 少女との体験
ルール: フィクションです真似をしないように
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1:板違いかな
投稿者: 川越
K県に住んでいる34歳です。
一応結婚しています。
子供はいません。

今年の7月の話をします。

私は電車で通勤しています。
田舎なのですが、朝や夕方は結構混雑します。
私は県で一番大きな駅の2つ前の駅から乗るものですから、毎朝ドアのギリギリのところに乗っています。
電車に乗るときに、いつもチラッと目が合う女の子がいました。
きっと私の自意識過剰だな、と思っていましたが、とても綺麗な子でした。
その子は少しだけ奥に立っていて、友達と乗っている日もあれば1人で乗っている日もありました。
髪は結構長めの茶髪で、背も高く、もう1人の友達に比べてかなり大人っぽい化粧をしていました。
私はもし自分たちに女の子の子供ができたら、こんな女性になってくれたらいいのになぁと思っていました。

7月の中旬のことです。
私は毎日7時前の電車で帰ります。
この時間帯は割と混むのですが、私は自分の中で座る席を決めており、毎日その席に座るようにしていました。
4両目の右側の1列目の窓側です。
その日もいつもの席に座り、発車の時間を待っていました。
すると、若い女の子が隣に座りました。
まだ他にも席が空いているようなのに、なぜか私の隣に座りました。
男に隣に座られることはありますが、若い女の子に座られるのは初めてでした。
でも、そんなに気にすることなくぼーっとしていました。

『あの、すいません……』

突然その子が声をかけてきました。
私に言っているのか自信が無かったので、恐る恐る左を向きました。

『あの、いつも○○で乗ってきますよね?私××なんで、席替わってもらえませんか?混雑してきたら降りられるとき面倒ですから。』

××とは、私の駅より2つ先の駅です。
確かに窓側より通路側にいたほうが降りやすいですが…。

「あぁ…はい……。」
『じゃあ早速替わってもらっていいですか?』

私は頷き、席を替わってあげました。
でも替わってから、いくつもの疑問が生まれてきました。
別に替わらなくてもいいのにな、ただ自分が窓側に座りたいだけじゃないのかな、などと考えました。
その時の私は、彼女がわたしの最寄り駅を覚えていてくれた喜びなど、微塵も感じていませんでした。
ただただ、失礼な子だなと思っていました。
でも私が降りるときにお礼を言ってくれたので、悪い子ではないのかなとも思いました。

しかし彼女は次の日も、その次の日も私の前に現れ、替わってもらえませんか?、と言いました。
私は今まで自分の席だと思っていたところを取られ、正直いい気分ではありませんでした。

『あの、いつもすいません…。』
「いえ…構いませんよ。」

思っていることと逆のことを、つい言ってしまいました。

『ご迷惑ですよね。ほんとすいません。』
「いえ…。」

それから2週間くらい、平日のみですが、彼女は毎日私の前に現れました。
朝は彼女にも友達がいますし、混雑しているので目が合って彼女がペコっと軽く会釈するのみですが。
だんだん慣れてきたのか、彼女は今晩はと言って現れるようになりました。
私もその時には自分から席を立つようになっていました。
そしてある日、初めて長めの会話をしました。

『あの…。』
「はい?」
『あの………ご結婚…されてますか?』
「え?」
『あ…ごめんなさい。忘れてください。』
「え?」
『もう…すいません……ごめんなさい!!』

とても可愛く感じました。
今までは綺麗だけど失礼な子だと思っていましたが、違うのかなと思いました。

「一応結婚しています。指輪はしていないんですけど。」
『えっ…そうなんですか…。』
「まぁ…。」
『そう…ですよね……。変なことお聞きしてすいません。』

家に帰り、妻にその会話のことを話しました。
妻には彼女の存在を話していました。
俺に気があるのかな~?と言うと、馬鹿じゃないの?と言われたので、当たり前だなと思いました。

その次の日、彼女は朝の電車に乗っていませんでした。
風邪でも引いたのかなと思いました。
しかし、夜にはちゃんと現れました。
そして、初めて私から話し始めました。

「今朝は乗ってなかったですよね。」
『えっ!?気づいてくれたんですか?』
「まぁ…。」
『えっ!?どうしよう…ありがとうございます!!』
「何が?」
『いえ…すいません……。』

彼女は恥ずかしそうにしていました。
そして、彼女は自分のことを話し始めました。
△△大学2年生だということ、××駅の近くに住んでいるということ、土日だけバイトをしているということ、それから自分の名前はマイだと教えてくれました。
私は相槌を打ちながら聞いていました。
そして、ずっと彼女に抱いていた疑問を尋ねてみました。
帰りは友達と一緒に帰らないのか、大学生なのに毎日同じ時間に帰るのか、もっと早い電車で帰らないのか、などと聞いてみました。
すると彼女は黙ってしまいました。
何かまずいことを聞いたかな、と思っていると、私の最寄り駅に着きました。
私は席を立ち、じゃあ…。と言って電車から降りました。
どうして黙ってしまったのかホームを歩きながら考えていると、後ろから声をかけられました。

『あのっ!!!!』

振り向くと、彼女がいました。

「どうしたんですか?」
『あの…ほんとはお昼過ぎに帰れたりするんです!!』

私は取りあえず、彼女をホームのベンチに座らせました。
彼女は震えていました。

「大丈夫ですか?」
『すいません…。あの、でも…5限まである日も、もう少し早い電車で帰れるんです!!』
「そうなんですか…。」
『だから、あの…。』
「はい?」

彼女は唾を飲み込んで、私の目を真っ直ぐ見ました。

『毎日あなたに会いたくて、1限からじゃない日も早起きしてます!!帰りも一旦家に帰るか、この時間までスタバで暇つぶししてます!!』

とても早口でしたが、ちゃんと聞き取れました。

『ずっと…1年のときから…憧れていました。ていうか、好きなんです。話せるようになって、すごく嬉しかったです。』

彼女はそう言うと、深々と頭を下げて走っていきました。
私は1人、ホームに取り残されました。

何分くらい座っていたのか分かりませんが、空腹感におそわれ、ようやく重い腰を上げました。
ケータイを見ると、妻からの着信が何件かありました。
慌ててかけ直し、すぐに帰るからと告げました。
しかし、帰宅してからも彼女に告白されたことを妻には言いませんでした。
というより、言いたくありませんでした。

その日から、彼女は私の前に現れなくなりました。
夏休みなのかな、とも思いましたが、きっと私に会いたくないのだろうなと思いました。

複雑な気持ちでした。
私はそれまで、純粋に妻だけを愛していました。
完全に尻に敷かれていますが、妻の強さや逞しさ、優しさにいつも助けられていました。
にもかかわらず、このときの私は彼女のことで頭がいっぱいでした。
彼女に心を支配されていました。

そして9月の後半、仕事帰りにいつもの駅で電車を降りました。
するとベンチに彼女が座っていました。
目が合うと、彼女はまた深々と頭を下げました。
私のことを待っていてくれたのだと思うと、嬉しくなりました。
しかし誰に見られているか分からないので、周りの様子を窺いながら彼女に近づきました。

『あの…少しお話できませんか?』

私は頷き、ベンチに座りました。
彼女に断ってから、妻にメールを打ちました。
同僚といる、と嘘をついてしまいました。

「すいません。」
『いえ…こっちこそすいません…。あの、この間は変なこと言ってすいませんでした。』
「いえ…。」
『ご結婚されているってお聞きしていたのにあんなこと言って、本当にごめんなさい。』
「……」
『もう、忘れてください。今日はそれだけ言いに来ました。それじゃあ…。』

彼女はこの間と同様、深々と頭を下げて走っていきました。
しかし私はこの間とは違う行動をとりました。
彼女を追いかけました。
階段を駆け上がり、誰もいない通路で彼女の腕を掴みました。
階段を駆け上がったのは久しぶりでした。

「待ってください。」

彼女は泣いていました。
震えながら声を殺すように泣いていました。
そんな彼女が愛おしく思えた私は、誰もいないことを確認し、彼女を抱きしめました。
自分は小さい人間だなと思いました。

彼女からは、いつものいい匂いがしました。
髪はサラサラで、身体は思った以上に細かったです。
しかし私が頭を撫でると、彼女は私を突き放しました。

『あ…ごめんなさいっ……』

彼女はまた走っていきました。
彼女を追いかけようと思いましたが、それよりも妻への罪悪感が勝っていました。
少し暇をつぶして帰宅し、何事もないように振る舞いました。
平気で妻と顔を合わせられる自分が、なんだか怖く感じました。

10月になりだんだんと冷え込んできた頃の金曜日、仕事が早めに片付いた私は1本早い電車に乗りました。
この頃も、彼女のことで頭がいっぱいでした。
彼女は今どうしているのだろうと思いながらいつもの席に行くと、窓側の席に彼女が座っていました。
私は驚いてしまい、咄嗟に隠れました。
しかしどうしても彼女と話がしたかったので、勇気を出して彼女の隣に座りました。
彼女も驚いていました。
ですが彼女はケータイをいじりながら、まるっきり他人の振りをしました。

電車が動き出し、無言のまま10分が過ぎました。
私の最寄り駅に着きました。
私は降りませんでした。
彼女はケータイをしまい、チラッと私を見ました。
そしてその10分後、彼女の最寄り駅に着きました。
彼女も降りませんでした。

「降りなくてよかったんですか?」
『……』

彼女は綺麗な目でまっすぐに私の目を見ました。
周りには多くの人が乗っています。
でも、そんなの関係ありませんでした。
私は彼女の手を握りました。
彼女のことを好きになったのかどうかは分かりませんでしたが、自分に好意を持ってくれている人を大切にしたいという気持ちがありました。
1時間かけて終点の駅まで行き、2人分の料金を払いました。
電車を降りてからも、ずっと彼女の手を握っていました。
彼女の手は冷たくて、少しカサカサしていました。

それから彼女と駅の近くにあるカフェのようなところに入り、話しながら夕食をとりました。
敬語は使わないでくださいと言われました。
そして名前や連絡先をを教え合い、私のどこが好きなのかを聞きました。

『初めていいなと思ったのは、川越さんが去年の11月にコートを着てマフラーをしていたときです。』

川越とは、私の名前です。

「そうなんだ…」
『それからずっと、目で追いかけてました。実は半年くらい前から帰りの電車も近くに乗っていました。いつか話しかけたいなって思ってました。普通引きますよね?ストーカーだと思いますか?』
「いや……」

正直、少し気持ち悪かったです。
少しだけ。


その日は普通に送り届けました。
それから毎日会ううちに、私は彼女のことをどんどん好きになりました。
毎日彼女の笑顔に癒やされています。
頻繁に出掛けることはありませんが、キスもセックスもしました。

まだ二十歳の彼女と、これからどうしようか悩んでいます。

彼女とのセックスの内容、書いたほうがいいでしょうか?

 
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