続きです。
私は彼女の膣の中の液体を舌で絡め取り、顔を上げました。
彼女は必死に声を我慢しているようでした。
「声、我慢しなくていいよ?」
彼女は首を横に振りました。
「もっと君の声を聞きたいんだけどな。」
『でも……。』
「声出したほうが気持ちいいよ?」
私は彼女の両手を左手で固定し、右手をアソコに伸ばしました。
膣に指を出し入れすると、彼女は体をよじり始めました。
時より漏れる甘い吐息が可愛すぎて、私は中をかき回しました。
彼女はここでようやく観念したようでした。
『ん、んあぁ!!』
「声出るじゃん。」
『やだ…恥ずかしい…。』
彼女は私の手を振りほどき、両手で顔を覆いました。
そんな仕草も愛おしく思えました。
私は彼女への愛撫を止め、自分のベルトを外しました。
スーツのズボンを脱いで床に落とすと、彼女が顔を背けたのが分かりました。
きっと私の股間を見たのでしょう。
『あ、ハンガーにかけます。』
彼女は少しだけよろけながら、逃げるように私が脱ぎ捨てたズボンと、荷物と一緒に置いていた上着をハンガーにかけました。
そして離れたところから私の目をしっかりと見つめ、思いもよらぬことを言い始めました。
『フェラって、しなきゃいけないんですよね?』
「え?」
『上手にできるか分からないですけど…。』
「無理しなくていいよ?」
『でも…。』
「大丈夫。しないといけない決まりじゃないしね。」
『本当ですか?私のこと嫌いになったりしませんか?』
「しないよ。」
彼女は私のもとに駆け寄り、抱きつきました。
先程の言葉は本心でした。
彼女の手や口を汚したくないという気持ちがありましたし、何より彼女を大切にしたいと思っていました。
私は彼女をベッドに寝かせ、全裸になりました。
すると彼女はぎゅっと目を閉じて顔を背けました。
フェラを強要しないでよかったと心から思いました。
私はホテルのゴムを装着し、彼女の足を広げて自分の股間をアソコに押し付けました。
「力抜いて?」
彼女は全身に力を入れていました。
『無理です…。』
「大丈夫。俺に任せてリラックスして?」
『でも…。』
「俺としたくない?」
『そうじゃなくて…。もう二十歳なのに処女なんて有り得ないですよね?だけどやっぱり、怖いんです。こういうの、川越さん面倒くさいですよね?』
「そんなことないよ。それより、今さらだけど本当に俺が初めてでいいの?こんなオジサンでいいの?」
『私、川越さんが好きなんです。今は川越さん以外の人なんて考えられません。』
彼女が一気に全身の力を抜いたのが分かりました。
私は小さい穴にパンパンになった肉棒をねじ込もうと試みました。
しかし中は濡れているのですが、なかなか思い通りにいきません。
彼女はやっぱり力を入れているし、なんと言ってもまだ男を受け入れた経験が無いため、簡単には入りませんでした。
しかし焦りは禁物だと思いました。
彼女に痛い思いはさせたくないし、また私としたいと思ってほしいですからね。
私は慎重に慎重に腰を動かし、彼女の中に入れていきました。
彼女の中はきつくて、私を拒んでいるかのようでした。
まだ半分も入っていませんが、私は射精しそうになりました。
私に甘える声や悶える仕草、恥ずかしそうな顔などの全てが私のツボでした。
彼女とのセックスには、妻とのセックスにはない緊張感があります。
初めてだからなのか、いけないことをしているからなのかは分かりませんが、とにかくこの時間が永遠に続けばいいなと思いました。
しかし、先にしびれを切らしたのは彼女でした。
『ん…川越さん、もっと…中に入れて…いいですよ?』
「痛くない?」
『今のところは…。』
「でも、いきなりズボって入れたら君は痛いと思うし、俺も無我夢中になって動いてしまうから、もっと痛くなるかもしれないよ?」
『平気…です。さっきも言いましたけど…私、川越さんになら…何されても大丈夫です。』
彼女は荒い息をしながらそう言いました。
「じゃあ、できるだけ痛くならないようにするけど、我慢できない時には言ってね?」
『はい。』
「俺、かなり必死になるかもしれないけど許してね?」
『…はい。』
私は一度彼女に覆い被さり、触れるだけの軽いキスを何度もしました。
彼女もあごを突き出し、キスをしようとしてくれました。
それが本当に可愛いんです。
しかし私は限界の近くまで来ていました。
体を起こして彼女の腰を掴み、彼女の中から一度抜いてから一気に突き上げました。
彼女は叫びました。
先程までの恥じらいはどこに行ったのかと思ってしまうくらい、彼女は甘い声を出しました。
時々、痛いと言っているのがわかりましたが、私にはそれを聞いてどうにかしてあげる余裕はありませんでした。
彼女の締め付けに、ただただ腰を振ることしかできませんでした。
彼女の中は本当に気持ちよくて、私は我慢するのに必死でした。
少しでも気を抜いたらすぐに出してしまいそうなほど興奮していました。
しかしそれは彼女も一緒のようでした。
目をぎゅっと閉じて動きに合わせて可愛い声を出し、私に全てを任せてくれています。
そんな姿を見たら、もう我慢できなくなりました。
私は彼女の胸の横くらいに両手をつき、前のめりになって腰を振りました。
体重のかけ方が違うからなのか、彼女は更に喘ぎました。
そして私の背中に手を回し、ゆっくりと抱き寄せました。
彼女が私の体をぎゅっと抱きしめ、耳元で甘い声を出した瞬間、私は逝きました。
私も彼女を抱きしめました。
私は自分の処理をしてから彼女の隣に横になり、もう一度彼女を抱きしめました。
彼女は恥ずかしいからなのか、私に背を向けていました。
「大丈夫?」
彼女は黙って頷きました。
「痛かった?」
『少し…。でも、気持ちよかったです。』
「俺もだよ。だからさ、こっち向いてくれない?」
彼女はこちらを向くとすぐに私の胸に顔をうずめ、抱きつきました。
私が頭を撫でてあげると、彼女は私の心臓の近くに耳を当てました。
『川越さんもドキドキしてますか?』
「してるよ?君があまりにも可愛いから。」
『可愛くなんかないです。』
私たちは笑ってキスをしました。
私が好きなキスの仕方を教えるように、ゆっくりとキスをしました。
どのくらいの間していたのかは分かりませんが、とても幸せでした。
それから一緒にシャワーを浴びました。
別々がいいと言う彼女の反対を押し切りました。
いつもの私なら浴室でもすぐに襲うと思いますが、今回はまるで私も初めての経験を終えたような不思議な気持ちになっていました。
それに彼女を大切にしたいと思っていました。
「マイちゃん、これからはマイって呼び捨てでいい?」
『はい。』
「じゃあ…マイ?」
『何ですか?』
「マイも俺のこと、下の名前で読んで?」
『…秀典さん?』
「うん。こっちのほうがいいね。それから、敬語は使わなくていいから。」
『でも…。』
「いいから。マイ、お願い。」
『…わかりました。使えるように頑張ってみます。』
またキスをして、朝まで抱き合って眠りました。
彼女を家の近くまで送り届け、妻への言い訳を考えながら自宅に戻りました。
するとまだ帰っていないようだったので驚きました。
ケータイに電話をすると、酔いつぶれて友人の家に泊まってしまったと言っていました。
安心しました。
それから彼女を2回抱きました。
妻は全く疑っていないようで、あなたが飲みに出かけるなら私も友達と飲みに出かけるわ、と言い、たまにですが金曜日は出かけるようになりました。
その日は必ず彼女を抱きます。
きっと、今日も彼女を抱くと思います。
今日は何を教えてあげようかな?
ちなみに3回目で、ようやくフェラの練習を始めました。
遅咲きの彼女ですが素直に私に従ってくれるのが、とても嬉しいです。