綺麗な身体だなぁ…
プリクラ機の外で出来上がったプリントを見ながらぼんやり考えて居ると、
お待たせしました。
と、ワンピースを着直した娘が機械から出て来た。
ホラ、綺麗に写っているよ。
とプリントを見せると、少し顔を赤らめて、
ハイ! ありがとうございました。
と頭をさげた。
仕事に戻るにもまだ中途半端な時間、少し遅い昼食を取る為に、施設のフードコーナーの壁際の隅に席を取り、ファストフードのハンバーガーをご馳走した。
こうして向い合ってしげしげと顔を見ると、つくづく、可愛い女の子だなぁ、等とぼんやり考えていた。
先に食べ終わって時間が気に成りだし、時計と娘とを交互に見る様になった時、娘が取ろうと手を伸ばし引抜いた紙ナプキンが大量に抜き出て、床に散らばってしまった。
あ…
と言い、拾おうとする娘を手で制し、イスから離れ床にしゃがんでナプキンを拾う…
あれ?
もしかして?
テーブル下、娘の方へ視線を向ける。
幅広のテーブルの下、イッパイに脚が開かれている。
ヤッパリィ?!
プリクラの中で身に着けたと思っていたショーツが見えず、かわりに眼前にさっき見た可愛い性器がある。
が、見たは見たが、距離が違う。
薄く少ない産毛
プックリとした肉
柔らかく包まれた小さな突起
そして…
薄く光る粘膜と、呼吸するかの様にゆっくり上下する太ももの筋肉…
今日何度目(笑)かの目眩を耐え、
まったく!
落すなよな!
と心にも無い言葉を口にしながら起き上がりイスに戻った。
スイマセンでした。
ありがとうございます。
娘はそう言いうと、チョコン、と頭をさげた。
やや在って、食べ終えた娘を見てそろそろ仕事に戻らないと、と告げると、
あ、あの…
と何かを言い淀んだので、
何?
と問い直し、浮いてた腰を下ろした。
娘は、
なぜ、Aのことを名前で呼んでくれないのか(勿論A、は娘の名前)
なぜ今日付き合ってくれたか
そしてなぜAを触ってくれないのか、興奮しないのか?
と、捲し立てられこそしなかったが、丁寧すぎる言葉遣い、責めるかの様な口調で問われた。
何を意識していた訳では無いが、なるほど、言われて見りゃあ、確かに。
合点した私は先ず謝り、そしてこれからはちゃんとAちゃん、と名前を呼んであげる事を約束。
次に、今日は本当にたまたま余裕が在った(事にしておこう。笑)上に、私もAに会いたいな、と思っていたからね、と伝えた。
此所までは解ってくれた様子だったが、最後の難関、なぜ触らない?興奮しない? は?
まさかこの期に及んで良識や常識、罪悪感等と言うのか?
そりゃおためごかしにも程が有る!
暫く言い淀んだのでいると…
ヤッパリAみたいな悪い子は嫌いなんですか?
汚いですか?
と、情けない顔をして見つめてきた。
やめてくれ!
そんな歳で、女の武器を出さないで!
よし、覚悟をしよう。
毒を食らわば皿まで、だ!
私は娘の目を見つめ返して続けた。
今日Aを抱っこした時以外触らなかったのは、緊張していたのと、これからの楽しみにしたかったから、もっとゆっくり出来る時イッパイ触らせて欲しい(あれ?触ってあげる、じゃないのか? 笑)と捲し立てた。
すると娘の顔は、本当に、霧が晴れるかの様にパアッ!と明るくなった。
そしてね…
そう切出し私は…
イスの背もたれに置いてていた薄手のジャンパーを膝から腰が隠れる様に掛けながら続けた
興奮していたよ、凄く。
そう言いながら、隠したジャンパーの下、軽く腰を浮かせ、チャックを下ろし、トランクから性器を引きずりだし、外気に晒す。
隠れているか?
廻りは気付いてないか?
人は居る。
ゲームコーナーの時より明かに人は居る!
けれど…
本当だよ。
分らせてあげるから、靴を脱いで、脚を伸ばしてみな?!
そう言いきり、娘の顔を見た。
初めて見る戸惑いの顔。
あの…?
悩む娘をただす。
早く。
片足、靴を脱いでテーブル下で私に向って脚を伸ばしてみな。
テーブル下、ゆっくりと伸ばして来た娘の足首を優しく掴む。
一瞬、あからさまに身体をビクッ!とさせたが、直ぐに力を抜いたのが、手に伝わる。
興奮していた、イヤ、今も興奮して居る証拠。
そう言い、身体を少しだけ壁に向けて(無駄だと思いながらも)死角を作り、掴んだ娘の脚先をジャンパーの下に導いた。
え?
不思議そうな顔をする娘。
ホラ、これだよ。
再び言い、ジャンパーで隠した性器に脚先を触れさせる。
アッ!
とも
ハッ!
とも判別のつかない大きな息を洩らし、娘の顔は見る見る紅潮して来た。
まだ中途半端な勃起。
判るかい?
興奮してるの?
そう問うと、
あ、ハイ、わかります…
と消入りそうな声で答えた。
Aの可愛い顔と、エロい格好で、こう成っているんだよ?
言葉にだし、反応を見る。
あ、ハイ…
目が虚ろに成って行く。両唇を噛み締め、
首廻りまで紅く染まって行く…
脚先を動かす訳でもない、ただ足の裏全体を性器にあてがって居るだけだ。
しかしその可愛いソックス越しの足から、娘の体温すべてが性器に、私のペニスに流れ込んでくる。
あ、あ、あ…
次第に膨張してくるのを感じているのだろう、嗚咽にも似た吐息を吐き続ける。
Aちゃん?
貴女の、あんなエロい所見せられて、我慢してたんだよ、私は。
興奮してた事、解ってくれる?
少し意地の悪い声色で告げると、
…ハ、ハイ、ありがとうございます。
とスッカリ動転した返事。
息が上って来たのか、肩が上下しだし、小さく小さく、
ウッン、ウッン
と嗚咽を洩らす。
畳み掛けようか、と考えたその時、
あ、あ、あ…
凄く熱くなってます…
そう呟いた。
私は私で、その呟きにペニスが大きく反り返り、射精するかと思う程反応する。
すると…
嬉しい…
ありがとうございます…
と吐き出すと、全身を弛緩させ、ガックリとうなだれた…
会社の車の前で、またな、と言うと、
ハイ、今日は楽しかったです。
ありがとうございました!
と、天真爛漫な笑顔で答えられた。
家に帰って妹弟の世話をする、と自転車に乗って走り去る娘を見送り、さて、午後からはサボった分取り戻さないとまずいな、何処から廻るか思案して車に乗り込んだ。
夕方終業前にメールが入った。
オッサン~!
相変わらずけたたましい文面(笑)
曰く
今日はエロかったね。
でも楽しかった
スゲェ居心地良くて、気持ち良かった。
今度はオッサンのチンチン見せてね!
一体全体このギャプは何なのだ?!
チンチンだとぉ?
あの天真爛漫な、神々しいまでの可憐な姿は?
メールの文面に天を仰ぎながら、それでもほくそ笑み、返信する。
おう、大人の身体を教えてやるからな!(笑)
送信ボタンを押し、事務所へ入る
自分の身体から微かに漂う性的な体臭を気にしながら(笑)。
さてさて、次のハードルの高さはどうしよう。
どうやら楽しみにして居るのは、私も同じ、らしかった。