ある日ウチのおかんがめっちゃうれしそうに話しかけて来た。
「ねぇ 春○町の ユアサヒロキくんってあんたの同級生でしょ?」
「うん。そうだよ。高校までいっしょだった。」
「そうだよねぇ・・・たいへんだわ。こりゃ」
「何よ。どうしたの?」
ユアサは小、中、高校まで一緒に過ごした・・・まぁ普通の知り合い
だった。小さな町だから だいたい同い年はこんな感じだったのだが。
普通に頭のいい秀才で クソ真面目で面白みの無い奴ではあったが
クラスではいつも何らかの委員をやるような信用のある奴だった。
大学は筑○大に進学して 仲間内では まぁエリート扱いで
彼の親も自慢しきりで 俺は地元アホ私大だったので 俺のおかんは
いい気はして無かったようだった。
大学卒業後、教師になって隣町の商業高校で教鞭を取ってる・・・
こんな程度の情報しか無かった。
おかんの情報では・・・・
どうやら事の発端は 自分の高校のある女子生徒が妊娠して それがユアサ先生との
付き合いの果てだという事件が明るみに出たことらしい。その女の子の
親が騒いで大ごとになったらしいのだ。それだけなら さっさと教師辞めて
その子といっしょになりゃいいもんだと思うのだが それでは済まなかった。
ユアサ先生はその子のケータイに その子の裸とか性器のシャメも送っていたらしく
親が婦女暴行で訴えたという 目も当てられない状況らしい。
その上、ケータイのみならず 学校のマイパソコンにもエロ写真・・・
それも複数の女の子(生徒も数人)の写真が発見されたという事だ。
僕は あのクソ真面目野郎のユアサがぁ??・・・と思いびっくりしたのだが
証拠の写真を学校のパソに保存する間抜けさ、シャメを送りつけるアホさ。
相手を孕ませるバカさ・・・まぁ真面目な奴がパンツの穴に落ちるとこんなもんか・・
妙にうれしそうな おかんの笑顔が不気味に思えた。 合掌