三人でホテルに着き、部屋に入ると、あゆみはすぐに
「あたしたち、シャワーあびてくるから、ゆきちゃんまっててね。」
と言って、バスルームに向かった。
僕たちがよく利用するこのホテルには、ベッドの他にカラオケやテレビゲーム、パソコンなども置いてあったが、あゆみはいつも、部屋に着くと、そうした物には目もくれず、バスルームへと急ぐのだった。
僕もあゆみの後を追って脱衣所に入ると、彼女は僕の前に立ち、「ん」と言ってバンザイのポーズをした。僕は彼女が脱ぐのを見るより、自分で一枚一枚脱がして行く方が好きだ。彼女もそれを知っているので、最近では、二人でバスルームに入ると黙っていても脱がせ易いポーズを取ってくれる。
その日の彼女は、Tシャツにふわふわした生地のミニスカート。早速Tシャツを捲くり上げて脱がし、スカートのホックを外すと、いつもの上下おそろのブラとパンツが現れた。僕は最近、彼女のおそろの下着を見るのが一つの楽しみになって来ている。彼女を脱がし、かわいいフリフリのついた下着が現れると、一気にボルテージが上がる。彼女もそれが分かっているのか、会うごとに毎回違うデザインのブラとパンツで僕を楽しませてくれた。しかし、彼女のセレブな母親は、彼女に一体何組のブラとパンツを買い与えているのだろうか?当の彼女はそれをあまり気に入っておらず、彼女が親に内緒で付き合っているこの中年男の目を楽しませる結果になっている事に、少しばかり良心が痛む。
ブラのホックを外すと、膨らみ始めの真っ白い胸が現れる。いつもは陥没気味(乳房のラインと同じ高さ、またはわずかにへこんでいる程度)の彼女の乳首が、なぜか今日はすでに完全に姿を現し、かわいいピンクの尖んがりになっていた。
「あれ?もう乳首が起っちゃってるよ。車の中で自分でいじってた?」
「そんなことしないよ。ゆきちゃん来てるから、こーふんしてるのかも」
なるほど。視姦という言葉がある位だから、他人に見せる、見られるという行為は性的興奮を伴う事もあるのだろう。ということは…
僕は彼女のパンツを膝まで下ろした所で、股布をチェックした。
「ちょっと!パンツ見ちゃや!エロすぎ!」
「こっちももう濡れちゃってるね」
彼女は僕のその言葉には答えず、自分でパンツを足から抜き取ると、バスルームに入って行った。
僕も彼女に続いて入った。
僕はいつも、行為の前のバスルームでは、彼女の性感を盛り上がるため、首筋から耳の後、鎖骨から胸へと時間をかけてじっくり愛撫して行くが、今日は僕を挑発するようにピンクに尖っている彼女の乳首に吸い寄せられるように、いきなり乳首にむしゃぶりついてしまった。
左右の乳首を交互に舐めながら、スリットを下から上へと押し広げて行く。中指を軽く膣口に出し入れし、親指でクリの皮を剥く。彼女のクリは、すでに体積を平常時の何倍にも膨らませ、濃いピンクの球体となって自己主張していた。僕はそれを、押し潰すように上に引っ張り上げては、弾くように解放する。これを繰り返すたびに彼女は全身で反応し、「あっ!」「やっ!」と短い喘ぎ声を上げた。
彼女のスリットが、明らかにシャワーの水とは違う物で濡れそぼち、準備OKの状態になったので、僕は床にバスマットを敷いてその上に尻を着いて座り、足を広げて、彼女を自分の股間に導こうとした。いわゆる対面座位という体位。彼女からはじめてをもらった時の体位だ。
ところが彼女は、僕の横に膝を着いて座り、耳元に口を寄せると
「それはむこうに行ってから」
とささやき、さっさと脱衣所へ出ていってしまった。
僕としては、できれば今の流れで、ここで『今日の分』を済ませてしまいたかった。そして、バスルームから出たら、ゆきちゃんに言う。
「ごめんね。つい勢いでバスルームの中でやって来ちゃった。今日はもう見てもらえないから帰ろうか。」
しかしあゆみはそんな僕の魂胆を見抜き、僕におあずけを食らわしたまま、先にベッドへ行ってしまった。
仕方なく僕もバスルームを出る。
このホテルの間取りは、入ってすぐの左側にトイレとバスルーム。右側に4人掛けのソフアーとテーブル。右手奥の壁に接する形で、ダブルベッド。そして何故か、左手奥の壁に沿って、3人掛けのベンチタイプのソフアーが1脚。ゆきちゃんは、そのソフアーに一人座って、僕たちの行為が始まるのを待っていた。ダブルベッドは壁に頭を向けて寝るように置かれていたので、このままこのベッドでセックスを始めたら、性器も結合部分もゆきちゃんにまる見えになってしまう。
僕はゆきちゃんに、そこではなく、手前の4人掛けソフアーで見ているように言おうとしたが、僕がベッドに近づいて行くと、ベッドの縁にこちら向きに座っていたあゆみが、バスローブをさっと脱ぎ捨て、さっさとゆきちゃんの方に足を向けて横になったので、言いそびれてしまった。
仕方なく僕もベッドに上り、あゆみの横に寝そべり、愛撫を始めた。
あゆみの体は、バスルームでの愛撫ですでに挿入可能な状態になっていたが、ゆきちゃんが見ている前で、始めてすぐに挿入するような性急なセックスをしては誤解されるので、ちゃんと手順を踏んで首筋から始める。ただしバスルームでは左耳とその周辺から責めたが、今度は右から。僕は右利きなので、つい彼女の左側を中心に愛撫してしまうので、趣向を変えて右耳の後ろ、首から上では一番敏感な場所にキスをすると、
「ひゃあっ!」
と彼女が小さい悲鳴を上げた。
この反応に気を良くした僕は、更に耳たぶ、首筋、鎖骨へと唇を動かして行く。そして乳首へ。右をくわえて甘噛みし、左を指で押し潰すようにすると、
「あっ!それダメ!む…むねだけでいっちゃいそう!」
と彼女は叫び、さらに
「おねがい、もういれて!」
と彼女にしては珍しく挿入をねだって来た。しかし僕はその時、少し意地悪な気持ちになり、彼女の言葉が聞こえないふりをして、胸からおへそにかけて丹念に愛撫を続けた。するとついに彼女はたまりかねたのか、体を起こすと僕を押し倒し、僕の体の上に跨がって来た。
どうやら彼女は、最近覚えたばかりの新技『騎乗位』を親友の前で披露しようとしているらしかった。
彼女は僕の肉棒を握ると、愛おしそうに眺めながら何度かしごいた後、自分で膣口にあてがい、腰を沈めた。
「んっ!ん~っ!」
と彼女が喘ぐと、僕も、いつもながらの狭さと温かさに加え、JS5の清楚な美少女が自分で大人のペニスを握って挿入させるという情景に、思わず声を上げそうになった。
しかし、いい歳をした男が少女に責められて声まで上げるのは、ゆきちゃんの手前、甚だみっともないので、ここは歯を食いしばって我慢した。
彼女は僕の顔の両側に手を着いて、腰を使い始めた。下から見上げるこの光景がまた凄い。
彼女の胸まである長い髪は、天然パーマなのか、緩くカーブが掛かってふわふわしている。色も栗毛色なので、光の加減によっては欧米人の少女のように見える。その髪が彼女の両肩から垂れ下がり、彼女が動くたびにふわふわ揺れる。
真っ白な二つの乳房も、彼女が仰向けの時は乳首以外ほとんど形が分からないが、この体制になると、小さいながらはっきりと『おっぱい』の形になり、これも彼女の動きに合わせてプルプルと揺れる。
彼女の上気した色っぽい表情と、美しい髪、白くてかわいらしい胸、ウエストのくびれのライン。エロさと清楚さが混在している彼女の体の動きを眺めながら、ぎこちない腰つきで責められ、僕はあっという間に絶頂に達してしまい、今度こそ我慢できずに
「い、いく!出る!」と声を出してしまった。
すると彼女の腰の動きが一際早くなったかと思うと、僕を一番深くくわえ込んだ所で動きが止まり、膣が激しく僕自身を締め上げて来た。
僕は彼女の締め付けに絞り出されるように、あっけなく1週間分の欲望を吐き出してしまった。
行為が終わると、あゆみは僕の体から降り、僕と向かい合わせに横向きになって、肩で息をしている。女の子が上になるのは、相当体力を使うようだ。
僕はふと、ゆきちゃんの方に目をやる。彼女はさっきと同じ姿勢でソフアーに腰掛けたままだった。ほとんど身動き一つしないで、僕たちの行為を見ていたらしい。
その時僕は、ある事に気がついた。この、ゆきという少女は、もちろん親友のあゆみの事が心配で、ここまで着いて来たのだろう。そして、あゆみが経験している事を共感するため、僕たちの行為の一部始終を見た。だがそれだけではない。それだけの理由で、JS5の処女が、こんなに集中して他人の交わりを見続けられるものではないだろう。おそらく、彼女自身が相当強い、性への関心を持っている。つまり平たくいえば、とてもエッチな女の子なのだ。
そう気がついた僕は、急に彼女に対して悪戯心が湧いて来て、バスローブを羽織るとゆきちゃんの座るソフアーまで行き、すぐ隣に座って話しかけた。
ゆきちゃんは、僕が横に座るとピクッと身じろぎし、一瞬体を固くした。
続く
《次回は多分、ゆきちゃんとの濡れ場になると思います。よかったら読んでやって下さい。》