僕は自販機でローションとローターを買って、ベッドへ戻った。
ゆきちゃんが毛布から顔を出し、僕が手にしている物をいぶかしげに見ているので、僕はベッドの上、ゆきちゃんの横に座って説明した。
「女の子はね、男に触られたりして気持ち良くなると、ここ(膣)から愛液っていうねばねばした液が出て来るんだ。これ(ローション)はね、その愛液が足りなかったり、もっと欲しかったりする時に使うんだ。これを使えば、入れた時の痛みが大分少なくなると思う。それから」
僕はローターをケースから出し、スイッチを入れて見せた。
「これは、男のテクニックが下手で、女の子が気持ち良くなれない時に、使うんだ。これをここ(オ○ンコ)に当てれば、さっきよりずっと気持ち良くなって、自然に愛液が出て来ると思う。試してみていいかな?」
ゆきちゃんは泣き腫らした目で、顔を真っ赤にしてローターを見つめていたが、僕の問い掛けに
「お願いします。」
と小さな声で答えた。
僕は彼女の毛布をさりげなくめくって、裸のオ○ンコを露出させた。思った通り、産毛一本生えてない、縦筋一本のみのお子様○ンコだった。
右手にローションを取り、左手で大きく広げて中の粘膜に塗り付ける。膣の中までヌルヌルになった所でローター始動。先端を小陰唇に直接当てるようにしてスリットに沿って上下させると、
「あ… やだ、なんか変!いや! なんか… おかしくなっちゃう!あ…!」
と、明らかに今までと違う反応を見せ始めた。
おそらくこれが、彼女にとって生まれて初めての性感なのだろう。あと2、3年もすれば自然に目覚めるはずの彼女の性感を、僕はとうとうこんな物まで使って強引に開花させてしまった。
軽い罪悪感と、達成感を感じながら、更にクリ責めにかかる。
スリットの上端をいっぱいに開かせ、親指の爪で、クリがあるはずの場所を押し上げ、そこにローターの先端を宛がう。
「あっ… そこ… ダメです! き、気持ち良すぎて、飛んで行っちゃいそう!」
彼女が背中をのけ反らせてそう叫ぶと、膣の奥から濃厚な愛液がトロトロ流れでてきた。
『もう大丈夫かな?』そう思った僕は、薄手のゴムを装着し、その上からたっぷりローションを塗り付けると、ゆきちゃんの股間に腰を割り込ませ、正常位での挿入の体制になった。
「ゆきちゃん、これから入れてみるけど、我慢できない程痛かったらそう言ってね。そこで止めるから。」
「大丈夫です。痛くても我慢します。」
僕は、ゆきちゃんの大陰唇を指で広げ、肉棒の3分の1程、亀頭より少し手前の所までをぐいっと差し込んだ。
「いっ? んっ!ん~っ!」
ゆきちゃんは健気にも、痛いと言ったら僕に悪いと思っているのか、毛布の端を口にくわえて必死に声を押し殺していた。
僕はそこまでの深さをキープしたまま、ゆっくりと腰を前後に動かした。
ゆきちゃんは声を我慢しているので、表情をマメにチェックしながら動く。
彼女の膣が僕の太さになれ、痛みを堪える表情が和らいできた頃合いを見て、もう少し深く挿入する。また彼女の表情が痛みで険しくなる。その繰り返しだった。
もちろんその間、僕の分身は絶えず悲鳴を上げていた。何しろ、彼女の中はあゆみとの初めての時よりさらに狭く、温かいというより熱いくらいだった。
子供は大人より体温が高いので、膣内温度も高く、その熱さが堪らないという話を聞いたことがある。あゆみとの時には、温度という意味では、それほど、成人女性との差を感じなかったが、ゆきちゃんの中ははっきりと違いがわかった。まるで蒸しタオルで肉棒をギュッと掴まれているような熱さと狭さ。少し動いただけで、強烈な射精感が襲ってくる。しかし、自分がイクために早く深く動こうとすると、彼女に苦痛を与えてしまうので、グッと堪えて浅くゆっくりと動く。いわゆる蛇の生殺し状態だった。
そして、ついに僕の分身が、彼女の中にすっぽり納まった。
「ゆきちゃん、全部入ったよ。」
「ホント?うれしい…」
しかし僕の方は、すでに限界に近づいていた。フルサイズでのピストンを、ほんの2、3回繰り返しただけで、ついに堪え切れなくなりゴムの中に思い切り放出してしまった。
それでもゆきちゃんは、一番深い所で僕の動きが止まったので、やっと全てが終わったのだと悟ったらしく、安堵の涙を流した。
僕がゆきちゃんの上からどいて、横に仰向けにひっくり返ると、あゆみが毛布に手を入れてゆきちゃんの手を握り、
「ゆきちゃん、よくがんばったね。これであたしたちおそろいだよ。」
「そうだね。これからはあたしに何でも話してね。」
なんて、手術が無事終わったばかりの友達とでもするようなシーンを演じていた。
ラブホから出て、僕はゆきちゃんを家の近くまで送ってあげた。
車が着くまでの間、二人は後部座席に並んですわり、何やらヒソヒソと話しては、キャッキャと盛り上がっていた。
しかし、ゆきちゃんを降ろし、あゆみと二人きりになると、あゆみは急に黙り込み、話し掛けても返事もしなくなった。
やはり僕の事を怒ってるのだろうか?いくら頼まれたと言っても、彼女の目の前で親友を抱き、処女まで奪ってしまった事を。
「あゆみちゃん、怒ってる?」
「…」
「そりゃそうだよね。いくらなんでも君の目の前で、ゆきちゃんにあんなこと…」
「それはおこってない。っていうか、感謝してる。」
「じゃあ、何で?」
「あたしにはあんなこと、してくれたことないじゃん。」
「あんな事って、ローターとか?」
「それもだけど… 毛布はいじゃおうかな~ とか」
なんと彼女は、僕がゆきちゃんにやった、ことば責めに嫉妬しているらしかった。
僕は彼女が、ゆきちゃんを抱いた事自体に気を悪くしているのではないと分かって、心底ほっとした。
「あれはゆきちゃんに感じてもらうための工夫で… あんなことくらいなら、いつでも何回でもしてあげますよ、お嬢様?」
「あした」
「え?」
「うちの両親、旅行であしたの夜までかえらないんだ。」
彼女は僕に、明日も会いに来るよう誘っているのだった。
今日という一日は、僕にとって刺激的過ぎて、さすがにくたびれた。明日は一日アパートでゴロゴロしていようと思っていたのだが… いや、そんな事は考えても仕方ない事だ。どうせ僕が、彼女の誘いを断ることなどできる訳はないのだから。
それよりむしろ、僕の分身は、明日も今日と同じように活躍してくれるだろうか? 僕にはその事の方が心配だった。
僕とゆきちゃんが会うことは、今後二度とないだろう。
僕が今、あゆみの恋人でいられるのは、僕がイケメンだからでも、特に性格が良いからでも、テクニシャンだからでもない。偏に僕が彼女の初めての男だからだ。女の子は、どんな形にしろ、初めての男に執着する傾向があるようだ。
だとしたら、ゆきちゃんもまた、僕に執着するかも知れない。そしてもしそうなったら、それは僕とあゆみの関係に少なからず影響するだろう。ならば会わないのが一番いい。
あゆみとの関係が、このままいつまでも続くとは到底思えない。付き合い始めの頃は、いずれ終わりが来るから、それまで彼女との時間を精一杯大切に過ごそう と思っていた。しかし最近不安になる。こんなにあゆみにのめり込んでしまって、ある日突然別れの日が訪れても、僕はそれを受け入れられるだろうか? いつまでも立ち直れず、廃人のようになってしまうのではないか?
そんな悲しい結末にならず、何とか二人でハッピーエンドを迎える方法はないだろうか。それに向けて、今自分に何か努力できることはないのか。近ごろそんな事を考え始めている。