私はもう10年ちょっと前、まだ今のようにインターネットが一般的ではなかっ
た頃、パソコン通信でのチャットにはまっていた時期がありました。同年代の人と
いろいろな話をして毎日睡眠時間を削ってまで熱中していました。いつもは夜にチ
ャットをやっていたのですがその日は珍しく昼間にネットに入っていたのですが、
初めて見るIDの人からチャットに誘われ、その人とチャットを始めました。平日
昼間でしたから、大手でもないそのネットには他に誰もおらず、2人でチャットを
しました。何故か「女性は若いほうがいいか熟女がいいか」という議題で白熱した
チャットになり、20代の男性だというその相手は「絶対に若い方がいい」と言っ
て譲らず、私は当時から熟女ファンでありましたので「絶対に熟女」と主張してい
ました。
そして1時間ほど話をしたでしょうか。相手が突然、「面白いチャットをありが
とうございました。ちょっと電話でお話しませんか?」と言って来たのです。私は
一瞬ホモを警戒したのですが、面白そうなので電話番号を教えました。そして2人
でチャットを終了してすぐに電話が掛かってきたのです。
「もしもし?こんにちは」
「はぁ?どなたでしょう?」
「今チャットしていたのが私です」
私はびっくりしました。相手は男だと言っていたのですが、女性だったのです。ネ
ットナンパを警戒して男の名前でネットに来る人がいるのは知っていたのですが、
声の感じからすると熟女っぽい感じです。私は熟女相手に熟女ファンであることを
熱弁していたのです。恥ずかしさときまりの悪さでしどろもどろになりました。相
手はさとみさんという名前で、年齢は
「あなたの射程距離内よ」
と言うだけで詳しくは教えてもらえませんでした。びっくりして話がろくに出来な
い私をさとみさんはチャットの話題などでリラックスさせてくれ、そこからいろい
ろな話をし、私の家とさとみさんの家が電車で30分くらいの距離である事がわか
りました。ダメでもともとだと思い、
「これから会いませんか?」
と言ってみました。ちょっとお茶するだけでも面白いかな、と思ったのです。さと
みさんは
「私も会ってみたいとは思うけれど、セックスはダメよ。夫は裏切れないから」
と先回りして答えました。何故かそのまま待ち合わせの話にはならずに、「夫を裏
切る」という話題になってしまいました。そこで私は今でも自分の持論として持っ
ている「お金を払って奥様の体を買うのではなく、自分に体を許してくれ、そして
旦那様に秘密を持たせてしまう代償として私はお金を支払いたいと思う。だから奥
様にも自分が体を売ったと思って欲しくはない」という屁理屈を畳み掛けました。
ダメでもともとだったのですが、これでさとみさんの心は動きました。この日はチ
ャットと電話で時間をたっぷり使ってしまったので、翌日セックス込みで会う事に
なりました。
まず心配だったのが「自分がさとみさんの好みかどうか」でしたが、「これだけ
楽しく話ができる人だったら、どんな人でも大丈夫よ」というさとみさんの言葉を
信じる事にしました。ある意味、自分も同じ気持ちだったからです。一種のネット
恋愛のトランス状態にこの時の私達は陥っていたようでした。援助金額は2万円。
最初は3万円という事だったのですが、「3万円取ったら風俗と同じ」と言いなん
とかディスカウントして貰いました。
翌日、雨の中、約束の駅前に行くとさとみさんは目印の白いスカーフを巻いて立
っていました。こちらが気付くと同時にさとみさんも私に気付き、こちらに近づい
てきました。
「さとみさんですか?」
「はい。しーそーさんですよね?イメージした通りの人ですね」
とお互いを確かめ、ホテルに直行です。援助としてセックスを前提としているので
すから、無駄にお茶を飲んで話をするなんて時間の無駄だと私は思っています。ホ
テルに入ってからでもお茶は飲めますし、話は行く道すがらすることもできます。
私達は昨日の話の続きを楽しみながらホテルの門をくぐりました。
「こんなとこ、何年ぶりだろう。旦那と結婚する前に何回か来た事があるだけだ
からなぁ」
とさとみさんは部屋のあちこちを覗いてまわります。私はジュースを冷蔵庫から取
り出し、さとみさんに勧めました。さとみさんはジュースを片手にベッドの枕元の
スイッチをいろいろいじって部屋の灯りを点けたり消したり明るさを変えたりして
いました。私はテレビのチャンネルをHなビデオに合わせ、何食わぬ顔をしてトイ
レに行きました。今までの話と今の態度から考えると、さとみさんはあまり遊ばず
に今の旦那さんと結婚して、すぐに子育てに入った為に本当にある意味ウブな人で
ある事がわかりましたので、さとみさんの貴重を解してスムーズにHをするために
です。トイレを済ませそのまま風呂場に行きバスタブにお湯を貯めました。時間稼
ぎの意味がありましたので、しばらくその作業をゆっくりとし、部屋に戻りまし
た。案の定、さとみさんはベッドに腰をかけてビデオに見入っておりました。私は
そっとさとみさんの後ろにまわり、後ろからブラウス越しに胸を触りました。
「あっ・・・」
「ビデオはどうですか?これからあんな事をするんですよ」
「ああ、でも私はあんなに綺麗な体じゃないから恥ずかしい・・・」
実際、さとみさんはどちらかと言えばスレンダーな体型で、胸もそこそこあるとは
言え、こうして薄いブラウス越しに胸を触っても、胸の柔らかさよりもブラジャー
の手触りの方がはっきりしてしまうような感じでした。私は右手は胸の頂点あたり
を刺激しながら左手をさとみさんの顎に当て、上を向かせました。そしてベッドに
座っているさとみさんの後ろから覆い被さるような体勢になりながらキス。最初は
口を合わせるだけで私の舌の侵入を拒んでいた前歯が少しずつ開き、お互いに舌を
絡める所まで持っていくのに5分以上かかりました。キスをしながらブラウスのボ
タンを外し、ブラをずらし上げて直接乳首を刺激したのがスイッチだったようで
す。
「お願い、シャワーを浴びさせて」
口を離した時にさとみさんはそう言ったのですが、私はそのままブラウスを完全に
脱がせました。そして正面にまわるとさとみさんを立たせ、そのまま抱きしめ、耳
元で囁きました。
「今日は来てくれて本当にありがとう。昨日からずっと興奮しっぱなしでした
よ。それに想像していたより綺麗な人で本当に嬉しいです」
そう言いながら両手はブラのホックへ。
「お願い、電気を消して」
というさとみさんを無視してブラを剥ぎ取り、両手で胸を隠すさとみさんをそのま
ま抱きしめてキスしました。そしてベッドの枕元まで行き照明を暗く、しかし完全
に暗くならない程度に調整しました。さとみさんは上半身裸のままベッドの足元側
に胸を隠したまま立っています。私はすぐに全部脱ぎ去って全裸になりました。そ
してさとみさんの前に立つとそっとその両手を下ろさせました。さとみさんの大き
くはないけれど垂れていない乳房と大きめの乳首が露わになります。この時点でむ
しゃぶりつきたい気持ちいっぱいなのですが、私のモノはすでに先端から透明な液
体を出していますので、さとみさんのスカートに染みを作ってしまうことになりま
す。私はパンツまで脱いでしまった事を後悔しましたが、さとみさんの片手を私の
モノにあてがい、握らせました。
「あ・・・・」
さとみさんが声を出します。私は自分のモノを握らせたままさとみさんのスカート
のホックを外し、そのまま下に落としました。ロングスカートを履いていたせい
か、あの厄介なパンティ・ストッキングではなく、膝までのストッキングでしたの
でちょっと安心し、そのままそっとさとみさんをベッドに横たえました。片足ずつ
持ち上げストッキングを取り去ります。こうしてさとみさんは私の前でパンティ1
枚の姿で横たわっている状態になりました。私は自分の興奮を押し殺しながらさと
みさんに覆い被さりました。そしてキス。今度はさとみさんの方から下を絡めて来
ます。私はその舌に応えながら胸を刺激しました。横になるとさとみさんの胸は殆
ど盛り上がりがなくなってしまいますが、その分乳首がしっかり立っているのがわ
かります。お互いに舌を絡めたり、唇を舐めたりしたまま私は手を少しずつ下に移
動させ、さとみさんの股間をパンティ越しに触りました。
「あ・・・・」
さとみさんがまた声を出します。私は私の下で半裸で横たわっている20も年上の女
性を「可愛い」と思いました。そしてもう我慢ができず、体を移動させさとみさん
のお尻を持ち上げるようにしてパンティを一気にずり下げました。その体つきから
想像していたのとは違い、思ったより濃く広い面積に生えている毛が目に入りまし
た。この瞬間にちょっと刺激されたとしたらもう発射していたと思います。頑張っ
て感情を押し殺しながらさとみさんのパンティを足から抜き、ベッドに腹ばいにな
るような体勢でさとみさんの股間に顔を近付けました。立った状態から横たえたの
で、さとみさんの膝から下はベッドから下がっています。この状態ではあまり足が
広がりません。私は思い切って片足を持ち上げ、その下に体を滑り込ませました。
さとみさんの股間に顔を埋めても、部屋が暗いので詳しく形が分かりません。私は
両手でそっとその部分を広げると、その部分に舌を這わせました。敏感な部分を舌
で撫でると、私の体の上にあるさとみさんの足がビクンビクンと痙攣するのがわか
ります。
「くぅ・・・うぅ・・・」
さとみさんは喘ぎ声というよりもうめき声に近い声を上げています。私は反応が大
きな部分を集中的に舐めながらその部分に指を挿入しました。
「あぐっ!・・・・ぐぐっ・・・・」
さとみさんは本当にそんな感じの声をあげて痙攣し、ぐったりしました。それまで
関係を持ってきた人とは大きく反応が違いましたので体の具合でも悪いのかとか、
痛かったのかとか思いましたが、その部分はとっくにびしょびしょでしたので痛か
ったとは思えません。それよりも私が爆発しそうです。私は体を離すと枕元に移動
しコンドームを装着し、元の位置に戻りさとみさんの両足の間に膝をつき、さとみ
さんの両足を抱え上げ、その部分に自分のモノをあてがいました。この時にはちょ
っと私も落ち着いており、自分のモノの先でさとみさんを刺激する余裕がありまし
た。さとみさんは苦しそうな顔をし、うめき声をあげています。そして両手で私の
体を引き寄せようとします。さとみさんは入れたがっている、と私は思いました。
たっぷりと潤っておりましたので、さとみさんの両足を高くあげると私は一気に挿
入しました。
「あふっっ!」
目を閉じて苦しそうにしているさとみさんは大きくうめきました。挿入したままキ
スをするともう無茶苦茶に舌を絡めてきます。私が腰を動かさずにキスに没頭して
いると、自分から腰を動かしてきます。そして両手で私に抱きついて私は口を離せ
ません。そのまま舌を絡めながら腰を動かそうとしましたが大きく動かせません。
このままでは不完全燃焼のまま出てしまいそうです。私はさとみさんの両手を私の
体から外し、バンザイをさせるようにして自分の両手で押さえ込み、思い切り腰を
動かしました。さとみさんは顔をしかめてうめき声をあげています。まるでレイプ
しているような錯覚を起こしました。これで更に興奮し、その後すぐに発射してし
まいました。