母子家庭でした。
母が昼間は喫茶店、夜はスナックみたいな店のママをしていたから、良く言えば放任主義。
悪く言えばほったらかし。
そんな少女時代でした。
でも小学校も真ん中くらいになれば親恋しでもないし、最低限の生活はさせてもらったし、それなりに自由に過ごせて悪くはなかったです。
高台の不便な小さい三階建てのマンションに住んでました。
基本、母しかいないからひとりでいる事が多くなります。
子供の頃の事を思い出すと、とにかく退屈でした。
夏休みとか全然好きじゃなかった。
昨今のコロナ禍もそうなんですが、人間ひとりだと結局本能の欲求を満たすことしかなくなる気がします。
私は年齢が二桁に届くけあたりですでに自らの性欲の目覚めに気づいてました。
母が読む女性誌には隠れるようにエッチな記事がありましたし、定期的にレディコミも隠してありました。(これらは長くは所持せず頃合いをみて処分していた)
下地が出来る環境は整ってました。
ただ、触ると気持ち良くなってくるからそうしていた手淫も、エッチな記事を読みながらした方がずっといいとかわかってきてたし、全く接点がないだけに異性の体、特に大人の体とかは猛烈に興味が湧いてました。
それを決定づけたのが母のディルドを発見してしまった時でした。
巾着に入れてクローゼットの奥に隠してあったのを、レディコミを探してる時に見つけてしまって心拍数が上がるくらいドキドキしたのを覚えてます。
もちろん、男性器だっていうのはわかりました。
でも、こんなに大きいものなのかと驚いた。
勃起とかハッキリわかってたのか?
ちょっと覚えてませんが…
薄いクリーム色のリアルっぽい造形で、とにかく見入っちゃいました…
エグいとかは思わなかった。
むしろ、漫画の白いモヤで隠されたものがこれなのかと感慨深いくらいでした。
あとは、やっぱり女の本能なのかなあ…
その日から、暇を見ては引っ張りだしてはじっくり吟味したりするようになってました。(笑)
時々置き場が変わっているのは、使ったついでに変えてたのかもしれませんね。
最初は入れるとか発想はなかった。
ただ、手触りを楽しんだり程度。
でも、なぜだかいつまでも仕舞うのに踏ん切りがつかなくてダラダラいじってました。
あの、触ってるだけでいやらしい気分になるのが好きだったのかも。
あの当時はそれが皆大人はあれくらい大きいのかと思ってました。(笑)
でも人それぞれなんだとわかってきたのはもうちょい経ってからです。
次回はそこから