エロくない上に読みにくい点あると思いますが、ご容赦ください。
事の発端は、金を男に毟られていた女の子に対する同情からだった。
切羽詰った表情で明らかに嘘とわかる理由を言ってくる女の子が哀れだった。
おびえた表情と絶望感は本物に感じ、それが同情を引いた。
そんな同情から、何もせずお金を上げたことからおかしなことが始まった。
「処女の女の子を紹介する。」
金額もふざけたものだったが、
「携帯代を親に体を売っても自分で払えといわれた」
という理由に頭を抱えた。
可哀想な理由を言ったら俺がのるとでも思ってるのだろうか…。
「黙って払えば親ばれするし、問題になるだろうから 親の許可取ってきて」
と断った。
親バレと言えばこんな話諦めると思った。
「親バレはしない」
こんな答えが返ってきた。もうめちゃくちゃだ。
安くない金額の請求が子供によって払われていたら、気づかない親なんていな
い。気づかない振りをする親はいるかもしれないが。
彼女にしてみれば理由なんていいのだ。その金額が他人を売ろうと必要なだけ
なのだ。
彼女に他人を売らせたくなかった。売られる女の子もズルズル続けさせられる
のを防ぎたかった。
「子供っぽかったら、止める」と条件をつけて会う約束をした。
その場で難癖をつけて断ってしまえば諦めるだろうと思った。
結果としてそれは甘かったことを思い知った。
ホテル街を二人の女の子に付き纏われるだけだった。
こんな姿1秒だって晒していたくない。押し切られる形で入らざるを得なかっ
た。