今日、裕子チャンの部屋に遊びに行っちゃった♪
早朝、まだ裕子チャンも寝てるような時間に“抜き打ち検査!”
私も眠いけど、私の可愛い裕子ちゃんのため早起きしたわ!
とりあえず何度もピンポンしてやると、
「はい…?」
ドアチェーン越しに顏を見せ、
「おはよう、先生! 開けてよ」
って言うとすごく困った顏でうつむいてた。
普段は男子にカッコイイと言われる先生も今は立場が弱くて、
「先生の部屋、見せてよ」
ワクワク、楽しい気分の私とは対照的に、
私に自宅まで押し掛けられた裕子チャンは悲しそう。
「帰ってくれない?」
弱々しい声の裕子チャン、
私を部屋に上げたら何するか不安なの?
でも、世の中そんなにあまくないってことで、
「先生、自分の立場知ってるでしょ?」
そう言ってドアのロックを外させようとしたけど、
どうもまだはっきりと自分の立場が分かってないらしい…。
「アンタ、私に逆らえんの!?」
裕子の秘密を写した私のコレクション、
わざわざPCでプリントアウトした物まで持参してんのに、
このまま帰れるか…ってことで、
「これ、届けに来たんだけど、要らないんだ?」
ドアのすき間にそれを提示すると、
「あっ!」慌ててすき間から手を伸ばそうとする裕子チャン。
でも、僅かなすき間から取り戻せるはずもなく、
「要らないんなら捨てちゃおっと☆」
わざわざ裕子チャンの前で、
アパートの通路にその写真(?)を落としてやった。
「ちょっ、ちょっと、拾ってよ!」
誰かにそれを見られると思ったのか、
かなり慌てて私に回収を頼んでくる裕子チャン。
「自分で拾えば?」
私が冷たく言い放つと、
裕子チャンは観念したのかドアを開けた。
すぐに写真を拾い集め、
回りの人の気配を気にするようにキョロキョロする裕子チャン。
気丈な先生もやっぱり女。
結婚前のスキャンダルは困るんだね~。
その間に私は悠々と裕子チャンの部屋に入っちゃった☆
★
お年頃の先生、
男っ気でもあるかな?って思ってたけど、
ガッカリするほど乱れた様子はナシ!
キレイに整頓された部屋はいかにも裕子チャンらしい。
こんなところも完璧か…ってのが悔しくて、
写真をネタにまずは男のことを告白させてみた。
裕子の自白によると、恋人の存在はなし。
どうも教師になってから付き合った人もいないらしい。
ってことは、3年くらいは男無し?
超美人でお嬢様っぽい裕子チャン。
でも実家はそんなに金持ちでもないらしくて、
その“お嬢様”はどこで身に付けたの?
声もカッコよくて、アナウンサーっぽい。
その声に聞き惚れるように授業受けてる男子は多いよ。
はぁ…清楚な感じの先生、
裕子チャンのこと知るほど悔しくなってくる。
もうこうなったらたっぷり虐めてあげるわ!
p.s …ってな感じ、いかがです? けんじ君☆