今思い返すと無茶苦茶な中学時代のお話しです…
中学入学時にはかなり胸が大きくなってしまい、運動部に入りたくても諦めるしかなかった。
普通の体型なのに胸だけが突出して成長が早いってコンプレックスでした。
ただ、入りたい文化部がなく、マネージャーとして友人の多い水泳部に入りました。
水泳部は校内にプールがなく、歩いて小学校の施設を借りてました。
それも敷地内にはなく丘の上にあり、行くのは不便ながら温水プールで建物はきちんとしてました。
女子だけは県下でも強豪。
そのためどんどん女子の立場が強くなり、年々入る男子は減少。
毎年仮入部には何人か来ても、女子が圧倒的に幅を利かす王国に耐えられずに去っていきます。
やっぱり水着みたさか毎年数人は来るのも伝統なようでした。
その中にひとり、うっかり入ってしまった男子がいました。
横の繋がりがなく情報不足だったのか、まさか男子が自分だけとは思ってなかったようで、入ったはいいものの徐々に幽霊部員になっていきましたが、退部まではしませんでした。
別のクラスの男子で特別目立つことない子でした。
一説には顧問が担任で辞めさせてもらえなかったという噂も耳にしました。
顧問は三十くらいのいかにも体育会系の一年中日焼けした先生で、自らも卒業生の選手でした。
もちろん表だっては逆らえませんが、人気はありませんでした。
たから、くちさがない部員は顧問のバター犬なんじゃないなんて陰口を叩いてましたが、女子ならではの陰湿な嫌がらせはされてなかった。
私達一年生からするとそれは凄い不思議でした。
元々スイミングクラブで教わった経験はあるらしく、一通りの種目はクリアしてましたが、特別記録がいいとかではない。
無理に引き留めるほどの部員ではなかったのです。
だんだん部内の雰囲気になれてくると派閥ができ始めます。
やがてメインになる一つ上の二年生と親しくなるのは必然なのですが、そのおかげでどうやら彼が1人でも居残らざるえない理由が判明しました。
なんでも三年生の部長のお気にだったそうで、実際にもう食べられちゃったらしい。
しかも、バター犬の噂もあながち的外れでもないらしい。
そっちは裏は取れてないようでしたが。
部長がレズなの部内では有名でしたが、ちょっと中性的な雰囲気のある男性器を持った彼に惹かれたのは、わりとリアリティーのある話で、部長が手をつけてる部員と乱行してるとかの噂もありました。
まあ、男子は1人なので、奴隷のように奉仕させられてるのではないかというのが皆の出した結論でした。
二年生に進級すると、今度は新部長に食べられたという噂も出回りました。
それは信憑性のある噂で私達もそういう認識でした。
なんだかんだ彼は部には籍を残して卒業したので、彼にとっても意外と満たされた三年間の部活だったのかもしれません。
その彼と再会したのは、大学生になってからでした。
その時に私達は肉体関係になりました。
つきあう対象というよりは性欲を刺激されたんです。
実際、その時点で1人しか経験がない私でしたが、彼とのセックスは至れり尽くせりで凄く良かったです。
それは結局いろんな噂とかの裏づけになりました。
だから、今だから言える話として聞き出したかったから彼と寝たという部分もあったんです。