今から20年以上前で、私が中学生の時の出来事でした。
1年生の三学期が始まった頃にクラスの友達が2年生の不良グループにいじめられる様になりました。
仮にその子を麻衣子とします。
麻衣子ちゃんは同姓の私達から見ても可愛らしい子で、頭も良くてスポーツも得意な子でした。
最初のいじめは、廊下を歩いてると後ろからスカートを捲るとか幼稚な悪戯から始まっていました。
3年生が卒業する頃には、服の上から胸を触られてたりスカート越しにお尻を鷲掴みされてるのを見たことがありました。
麻衣子ちゃんは、そんな事にも負けずにちゃんと登校して部活もやっていましたが、その部活の帰り道に3年生になった不良グループ達に待ち伏せされて連れて行かれるのを目撃しました。
私は何かあったら大人に知らせようと思い、不良達に気付かれない様にあとをつけました。
大きな川にかかる橋の下まで連れて行かれ、いきなり後ろから突き飛ばされ前のめりに倒れた麻衣子ちゃんに不良達は飛び掛かる様にして麻衣子ちゃんの手足を押さえるとリーダー格の人に体育服の上から胸を揉まれてるみたいでした。
リーダー格の人が、お前が先公にチクるから悪いんだぞ、と言うと麻衣子ちゃんの体育服を脱がし始め、麻衣子ちゃんの胸が見えました。
リーダー格の人が麻衣子ちゃんの胸を揉み始めてました。
暫くするとリーダー格の人が麻衣子ちゃんの体育服のズボンに手を掛けて一気に足からズボンを引き抜いていました。
すぐに足を押さえられ、股を開かされた麻衣子ちゃんの下腹部にリーダー格の人が手を伸ばした瞬間、痛い、と始めて麻衣子ちゃんが声を出したので私は驚いて声が出そうになりました。
麻衣子ちゃんは、痛い、痛いと言うだけでした。
その間、胸は他の人達が触りまくってました。
麻衣子ちゃんの声に気付いたのか、向こう岸の離れた場所で釣りをしていた人なのか大きな声で怒鳴ってて、不良グループ達は慌てて逃げたしてた。
麻衣子ちゃんも体育服を身に付けてカバンを持って逃げる様にして走り去りました。
そのあと何日かして授業中に不良グループ達が麻衣子ちゃんを呼びに来ました。
その頃には先生たちもその不良グループ達には何も言えない様になっていました。
そして3年生の不良グループ達は卒業して静かになるかと思ったけど、卒業したのにたびたび学校にやって来ては麻衣子ちゃんを呼び出して連れて行かれてました。
夏休み少し前の時に不良グループ達が麻衣子ちゃんを連れて校舎の階段を上がって行くのを見かけてあとを追うと立ち入り禁止の屋上のドアーが開く音が聞こえました。
何だかんだ急に怖くなって足がすくんで動けなくなりました。
どれくらい時間がたったか分かりませんが、勇気を出して階段を上がり、屋上に出るドアーを少しだけ開けると不良グループに手足を押さえられて、リーダー格の人が麻衣子ちゃんの上に重なり腰を動かしているのが見えました。
暫くするとリーダー格の人の動きが止まり麻衣子ちゃんから離れると順番を待ってるかの様に違う人が麻衣子ちゃんに重なり腰を動かし始めてました。
怖くなりそっとドアーの鍵をかけて階段をかけ下りました。
そして学校の近くにあった公衆電話ボックスから警察に連絡して家に帰りました。
次のに日は学校は大騒ぎになってました。
私達も警察から話を聞かれたりもしました。
教育委員会やら道内の中学校長が集まったり大変な事件になりました。
もちろん不良グループ達は警察に捕まりましたが、少年法で守られ少年院に送られたり、保護観察になったらしいです。