童貞か、
セックスしたら童貞でなくなる。
セックスしたら処女じゃないと同じだな。
歩美「セックスしたことないんでしょ?」
はやと「もちろんですよ」
別に威張れる事でもないか。
初めての相手が歩美先輩になるのか?
でも先輩は処女じゃない。初めての相手は処女がいいな。
一回出したせいか余裕が戻り、セックスはやっちゃダメの信念と、贅沢にも
初めての相手の選択を考え出した。
歩美「あたしの事好きよね?」
はやと「はい」
よくわからなかったが、雰囲気で「はい」と答えた。
歩美先輩とセックス出来るなら………。
それにコンドームを付ければ大丈夫。
よし、セックスやっちゃえ。
そのために今度はチンチンの入口を観察するのだ、おまんこをしっかり見な
がら舐める。
歩美「あうん、はやとくん舐めるの好きね」
好きじゃない。
こう言ってはなんだが、美味しい味がするわけではない。
おまんこを舐めると気持ちよがっている女の子の声が好きなのかも。
特に歩美先輩の声はすごい。
歩美「あ、あん、ああ、ぁぁぁゃぁ~ん」
クリトリスを軽く触れるか触れないかの感じで舐める。
音楽の演奏のようにリズムをつける。
歩美「あ、あ、あん、はやとくぅん、キスしてぇ」
え? 仕方ないなぁ。歩美先輩は感じている時は甘えん坊のようになる。
おまんこ舐めたばかりの口でいいのかな?
軽くチュッチュッとキスをしてからDキスに持って行く。
先輩は吸い付いて来る。
片手はおっぱいを包む。
キスしながらも歩美先輩は声を出す。
歩美「うん、うう~ん」
歩美先輩の手がチンチンに伸びる。
トロンとした顔で、オレを見る。
歩美「ホントだ、おっきい」
歩美先輩のチンチンの握り方が手を巻きつけるように繰り返す。
歩美先輩は結構なれている、何回位セックスやったんだ?
相手の男が教えたのか?
歩美「おちんちん舐めていい?」
こんな歩美先輩に誰がしたんだ。
オレは寝かせられ、上に歩美先輩が抱きついて来る。
耳たぶを舐められ、首筋を舐め、キスしてくる。
そのままおっぱいやおまんこをオレのカラダにこすりつけるように抱きつ
く。
歩美「はやとくん好き、好き」
クルリと回り、チンチンを握り、オレにまたがる。
歩美「はやとくんのおちんちん」
舌先でツーッと舐める。
舌で先端をペロペロして口に入れる。
上手い、うますぎるよ、先輩のイメージがぁ。
歩美「あたしのも舐めて」
自分からおまんこをオレの顔に持って来る。
オレはお尻を抱えておまんこを舐める。
おまんこが上下逆さなのでクリトリスは下の方だ。
浩美先輩や智恵とやった形なのでもう慣れた。
歩美「ううぅん、うん、ハァハァ、いい~ぃ」
先輩はチンチンを舐めては息継ぎで離して声を上げる。
口から離れた時は手でチンチンを刺激する。
こんなの歩美先輩じゃない。
ショックを受けながらもチンチンは気持ちいい。
オレはひたすらおまんこを舐める。時折、舌をクリトリスに押しつける。
一段と歩美先輩は声を上げる。
オレも先輩の声に興奮が高まる。
歩美「うん、うぅ~ん、うん、ああぁぁ~」
先輩の口と手の動きが激しい、出ちゃいそうだ。
歩美「そこいい、そこ、そこ」
そのポイントで舐め続ける。
歩美「そこイイ、そこイイ、ああん、イッちゃう、ああん、ダメダメダメ、
イッちゃう、イッちゃうよ、イクッ! ィクッ クッ クッ ああぁ~ん せ
ん……、イク~~~ッ!」
はやと「?」
先輩はブルブルとなり声を上げた。
その声でオレも出してしまった。
先輩はパクッとチンチンをくわえて吸い付く。
オレはおまんこを舐め続ける。
先輩はお尻をビクッビクッとさせながらオレの顔から降りる。
歩美先輩はチンチンから口を離し、ティッシュで飛んだ精子いや精液を拭い
てくれた。
歩美「はやとくんの飲んだよ」
はやと「あ、ありがとうございます」
オレの精液が少し顔にかかったみたいでほっぺに付いてる。
歩美先輩の激しさに圧倒されてしまった感じだ。
歩美「はやとくん舐める上手いね、気持ち良くてイッちゃった」
「イッちゃう?」なんかわかるような言葉だ。
オレが出ちゃうのと一緒なのかも。
しかし、歩美先輩はさっき「せん……」って言ったような?
「せん……」 って何だ?
もしや「男の名前?」「先輩?」まさか「先生?」
聞こうか?
聞けない。
歩美「あっ、またやれなかったね」
こっちの気持ちを知らずかごまかしか? 歩美先輩はセックスしなかった事を
話す。
歩美「もう一回する?」
はやと「はぁ、出来たら。でもムリだっらいいです」
オレは「せん…」が気になった。
はやと「ちょっと休みます」
歩美「そうね、二回連続だもんね」
横になると、歩美先輩も横に寝て来た。
ベッドの中で、間近に歩美先輩の顔がある。
歩美先輩の顔はいつものようにかわいい。嬉しそうにニコニコして、それで
いて照れている顔だ。
歩美「はやとくんとこんな風になっちゃった」
はやと「はい」
歩美「あたしが処女じゃなくて、汚いと思った?」
はやと「いいえ、思ってませんよ」
歩美「はやとくんの事、かわいいなんて言ってごめんね」
はやと「せ、先輩は彼氏いるんですよね?」
思い切って聞いてみた。
歩美「え? いなかったらどうするぅ?」
はやと「え?」
歩美「つき合ってくれる?」
はやと「え?」
歩美「ダメ?」
はやと「ダメだなんて」
思わぬ展開だ、歩美先輩とつき合うなんて。
はやと「先輩はオレでいいんですか?」
歩美「う~ん、どうかな?」
はやと「ダメですか?」
歩美「ダメなんて言ってないでしょ」
はやと「じゃぁ」
歩美「じゃぁ言っちゃおうかな。彼氏はいないよ」
はやと「別れたんですか?」
歩美「そんなんじゃないんだけど………」
歩美「はやとくんはね、始めはかわいいなって思ってたの。一年生の時なん
か、ちっちゃくて。でもそれなりに男らしくなって、声なんかも男性~って
感じになってきてさぁ。
部活でもリーダー的にもなって段々カッコよくなってきて、それでいて優し
いでしょ?」
はやと「優しくないですよ」
歩美「自分じゃわからないのよ、みんな言ってるんだから」
はやと「はぁ」
歩美「だから、段々好きになっていたの、ホントだよ」
はやと「さっき言ってくれましたね」
歩美「でも、女子の前だとオドオドしてるのがカッコ悪くて」
はやと「すみません」
歩美「それで、今日はやとくんを成長させようと思ったの」
彼氏の話しをはぐらかされた感じだ。
歩美「あたしね、あたしね……(泣)」
何で泣くんだ?
はやと「先輩、どうしたんですか?」
先輩は泣いているだけで、何も言わなかった。
オレの頭には色々な事が浮かんで来る。
先輩は誰かに無理矢理やられた?(「犯された」って言葉は知らなかった)
脅されているとか? だとしたらオレじゃかなわないゾ。 失恋した?
歩美「あたしね……」
はやと「言わないで!」
オレは強い口調で言った、そして次は優しく、
はやと「言わないでいいですよ、オレは歩美先輩好きだから」
ドラマの真似をしてくさいセリフでカッコつけた。声優志望の演技が役に立
ったかな? 的外れだとカッコ悪いんですけど。でも本当は先を聞くのが怖
かったからだ。
オレは黙って歩美先輩を見る。先輩はオレにすがるように抱きついてキスを
して来る。
歩美「すき、好きよ」
はやと「うん」
歩美「そばにいて」
はやと「うん」
歩美「他に好きな人がいてもいいから」
はやと「え? いてもいいんですか?」
歩美「だって好きな人いるんでしょ?」
はやと「いるような、いないような良くわかんないですよ」
歩美「智恵ちゃんは?」
はやと「(ドキッ!)智恵ちゃん、かわいいですね」
歩美「かわいいは、好きかもよ?」
いい雰囲気で酔った感じだったが、段々真剣になって来る。
はやと「そうですね、じゃ智恵とつき合おうかな?」
歩美「イジワル」
はやと「先輩が言ったんじゃないですか」
歩美「先輩はやめて」
はやと「え?」
こういうのやっぱドラマみたいだよ、「歩美」っていうのか?
はやと「………恥ずかしいですよ」
歩美「言って」
はやと「歩美」
歩美「キャー、恥ずかしい」
はやと「オレの方が恥ずかしいですよ」
二人は裸のまま他愛のない話しで盛り上がる。
歩美「でも、智恵ちゃんもはやとくんが好きみたいよ。もしつき合うならそ
れでもいいよ。でも、わたしもつき合って」
はやと「それは何て言っていいかわからないけど、オレはそれ程の男です
か?
歩美先輩だったらいい人いっぱいいるでしょう?」
歩美「怖いの。優しいはやとくんが好き。あたしを好きって言ってくれる人
がいても、あたしが好きじゃ無ければイヤなの。だからはやとくんに他に好
きな人がいてもいいからあたしも見て」
先輩の過去に何かがあったのだろうが、いつもとは違うか弱さを感じた。
はやと「わかりました。でもお願いします。二人の時以外はいつも先輩でい
てください。それと、たとえ智恵ちゃんと仲良くしていても智恵ちゃんをイ
ジメないでくださいね」
歩美「そうしたらつき合ってくれる?」
はやと「こちらからお願いします」
歩美先輩はこのためにカラダを投げ出して来たんだ。処女でも処女じゃなく
ても女の子の気持ちは一緒だ。処女じゃない方が度胸あるけど……。
結局オレは歩美先輩とセックスしないで寝てしまった。二人とも裸のまま
で。
次の朝、いつ帰るかわからない「歩美」のお兄さんより先に帰るために早起
きして逃げる様に歩美の家を出た。
こうして、オレは歩美・智恵とつき合う事になる。しかも歩美の方は二股公
認だ。