歩美の家を逃げるように出て来たから、まだ7時すぎ。
家に帰って約8時ってところ、まだ早い。朝帰りって感じだ。
今日は月曜日、大人は仕事で出勤する人でそれなりにいる。
とりあえず自転車でブラブラとする。
そうだ、上村のところへ行こう。
上村の家は歩美の家から自分の家に帰る方向で寄り道にはちょうどよい。学
校に行く時も、上村の家に自転車を置かせてもらっている時もあるくらい
だ。
しかし、時間的にちと早い。様子を見ながら自転車を走らせる。
だがそんな心配はいらなかった。自転車を走らせていると、小学生たちの集
団、その中に上村もいた。ラジオ体操の帰り道だったようだ。
上村には小学4年生の妹がいて上村も一緒に参加したらしい。
はやと「上村!」
上村「あっ、小林ぃ何やってんだよぉ?」
はやと「いや~、昨日は助かった。家から電話とかなかった?」
上村「なかったよ」
はやと「はぁ~、これでつじつまが合うか」
上村「どこに泊まったんだ?」
はやと「いゃ~、それは………」
マズイ、上村への説明を考えてなかった。
はやと「頼む、聞かないでくれ」
上村「お前昨日言うって言っただろぅ~」
はやと「いや、今はまだ言えないんだ、頼む」
上村「まぁいいや、貸しだからな」
はやと「スマン」
上村「小林はこれから帰るのか?」
はやと「いゃ、まだ早いから時間潰ししてから帰ろうかと、それでここへ来
たんだ」
上村「じゃ、うち来るか、お父さんは仕事行ったし」
はやと「助かるぅ、悪いな」
オレは上村の家に向かった。
上村の家は社宅で、さっきの小学生たちも社宅内の子たちだったようだ。
上村は当番みたいな感じでラジオ体操に付き添うようになっていたらしい。
この社宅には何人かの同級生もいる。社宅内ではないが同じ地区に早苗も入
っている。
上村の家で朝食を頂いた。上村のお母さんが不思議がってたけど、中山の家
に泊まった事にして上村と口裏合わせた。
上村「この後、テニスをやるんだ」
はやと「どこで?」
上村「社宅入口にコートがあっただろ?」
はやと「あそこでやるのか?」
上村「午前中の涼しいうちに簡単にね、金本も来るから一緒にやろうぜ」
金本とは、クラスのちがう同級生だ、同じ社宅内にいる。
オレは野球部に入る前、体験入部でテニスを選んだ事があるが、打ち合った
事などなかった。
まぁいいか、上村たちに教えてもらえば気が楽だ。
上村「妹と妹の友達も来るけどいいよな?」
はやと「妹もやるのか?」
上村「遊びだから」
テニスコートに行くと、午前中と言っても結構暑かった。
上村と金本はコートの管理室に行き、許可と道具を借りて来た。
初めてなのでオレは審判の位置で見ていた。上村と金本が始めて、休憩中に
上村の妹範子と友達がやるってローテーションだった。
見ていると簡単そうだったし、今後女の子とやるようなことがあったら活か
せると思い、教えてもらった。上村と金本は結構やってるようで上手だっ
た。
範子たちがヒマそうなので一緒に話していた。範子は生意気な事ばかり言っ
ていたが、その友達芳恵ちゃんはおとなしい子で範子の後ろで喋らなかっ
た。
範子が飽きて来て、ダブルスで試合をしようって事になった。
ひとりあぶれるが、金本が抜けてくれた。
上村兄妹対小林・芳恵の試合だったが、ボロ負けだった。
試合後、負けたのを芳恵ちゃんが気にするといけないので、
はやと「ゴメンね、オレが下手くそで負けちゃったね」
芳恵はプルプルと首を横に振ると恥ずかしそうに範子のところへ行ってしま
った。
オレもいい時間になったので帰る事にした。
家に帰ると、勉強しないでと怒られた。
午後に智恵から電話をもらった。
智恵「先輩、昨日は誘ってくれたのにごめんなさいです」
はやと「いゃ、いいんだよ。オレも疲れてたし」
智恵「あの~、よかったらこれから会いませんか?」
え~っ、今日はさすがにマズイ。
金・土で合宿、日曜はプールだったから、親も許すまい。
チンチンも休みたい。(別に智恵はチンチンを狙ってる訳ではないだろうけ
ど)
はやと「ゴメン、今日は家にいるよ。明日は部活の日だから明日ね」
電話を終え、勉強するフリをしながら、この3日間の中でスゴイ体験をした
事を思い出した。
女の子のカラダを良く知らなかったオレが一度にいろいろ知った。
「三つの穴」
「クリトリス」
「フェラチオ」
「おまんこを舐める」
「おまんことチンチンを同時に舐め合う」
「水着の秘密」
「おまんこの構造」
「キス」「舌を舐め合うキス(Dキス)」
「コンドーム」
「イッちゃう」
それにしても、歩美先輩、いや歩美の「せん……」は?
仕方ないよな、早い者勝ちだ。
誰だか知らない方がいいんだよ。
自分に言い聞かせ、オレには歩美と智恵の二人も女がいるんだと、自分を高
めた。
同級生で、オレみたいな奴はいないだろう。オレはおまんこ舐めたんだ、そ
れもかわいい女の子の。女の子もオレのチンチン舐めたんだぞ、スゴイぞ、
ざまぁみろ。
誰に「ざまぁみろ」って訳でもないが、歩美の初体験の相手に向けていたの
だろう。
とりあえず、夏休みの宿題をやって親の機嫌を回復させた。
その夜はグッスリ寝た。
翌日、部活で学校へ行くと智恵の様子がおかしかった。
あまりベタベタすると周りが気になるし歩美も見ているから普通に練習をし
ていた。
そういえば和美の姿が見えない。
休憩時間に浩美先輩に呼ばれた。
浩美先輩を見ると「初体験したのかな?」って見てしまう。でも、それどこ
ろではなかった。
他の部員の目を避け浩美先輩についていく、そこには智恵も来ていた。マズ
イ予感。
浩美「あのね、和美ちゃんが部活辞めるって」
はやと「え? なんで?」
智恵「昨日、和美の家に行ったんですけど、怒ってて」
浩美「私たちだけでプールに行ったの知られちゃったの」
はやと「話した?」
智恵「違います。和美がなんか知ってて」
はやと「それは……」
浩美「私たちも、うかつだったけど、それだけで辞める理由にはならないで
しょ?」
はやと「そうですね」
浩美「一番の理由が合宿の夜だったの」
やはり、和美は恨むとか言ってたからなぁ
智恵「はやと先輩に裸を見られたのがイヤだったって」
はやと「え~っ、そりゃないよ」
浩美「わかってるわよ」
智恵「はやと先輩はあたし(智恵)が好きなんだから、ふたりで仲良くすれば
って。どうせあたし(和美)はのけ者よって」
智恵は泣きそうになってる。
はやと「そう言われたの?」
智恵「ビンタされました」
はやと「え~っ? どこ? 痛かった?」
智恵「はい(泣) (グスッ)」
智恵はオレにすがりつく。
はやと「大丈夫、大丈夫、心配しないで智恵ちゃんは悪くないから」
浩美先輩の前ならいいけどみんなの前じゃヤバかったな。
歩美だっているし、何とかここは収めて。
はやと「先輩、どうしましょう? プールに行った件についてはともかく、合
宿の夜について和美ちゃんが話したらマズイですよ」
浩美「だから困っているの」
はやと「昨日、ボクが和美ちゃんの家に行ってみます」
浩美「それで?」
はやと「辞めるのは仕方ないけど、この事を黙っててもらうのと、うやむや
にならないように話してみます」
浩美「大丈夫?」
智恵「先輩、あたしも」
はやと「智恵ちゃんと一緒に行くと和美ちゃんが怒るから、ひとりで行く
よ」
智恵「はい」
浩美「お願いね」
はやと「はい」
「はい」と言ったはものの、どうしょう。
浩美「はやとくん、なんか変わったね」
はやと「え?」
浩美「変わってないか?」
はやと「?」
浩美先輩は智恵の涙を拭いて、落ち着かせ練習に戻った。
オレの頭は練習どころではなくなっていた。
音楽室に戻る途中、歩美が待っていた。
はやと「沢村先輩」
歩美「小林くんどこ行ってたの?」
ニコニコ笑いながら名前を呼び合う。
ふたりの仲は「歩美」「はやと」なのだが学校なので白々しく「沢村先輩」
「小林くん」だ。
歩美は小声で「和美ちゃんが辞めるの知ってる?」
副部長だもの知ってて当然か。
はやと「はい、その事で浩美先輩と話していました」
歩美「理由は何なの?」
はやと「よくわかんないですが、プールに行ったのを見られたらしいんで
す。それで仲間外れにされた気になったとか」歩美への説明も真実は言えな
い。
歩美「智恵ちゃんが言ってた事ね」
はやと「で、今日帰りに寄って聞いてみる事に」
歩美「和美ちゃんの家知ってるの?」
はやと「はい、この前の合宿の帰りに一緒に帰ったんで。方角も同じだか
ら」
歩美「そう、お願いね。プールの事、他の人にもバレないようにしないと
ね」
はやと「はい」
歩美に余計な心配をかけないように気楽に話した。
ここで上手くやらないと、和美の家での事もバレる。
智恵は大丈夫だろうが歩美を失ってしまいそうだ。
歩美「今日は時間が無いから、ふたりで遊べないね。明日お弁当作って来る
ね」
はやと「え? いいんですか?」
歩美「みんなに知られるとイヤだから、「余計に作った」って言うから」
はやと「じゃ「明日は持ってきてないから買いに行く」って事にしますね」
歩美「フフ、お主も悪じゃのぉ~」
はやと「ははは」
歩美とふたりだけの秘密は気持ちいい。歩美を独占している気分だ。
練習を終え、上村、歩美、智恵、直子、知佳、早苗、他と帰り道を一緒に行
く。
オレは上村の家に自転車を置かせてもらっているので行動が一緒になる。
チラッ、チラッと歩美や智恵を見るが、それぞれ他の子と話している。
和美の事があってか、智恵と直子のふたりが知佳を交えよく話している。
オレは上村と、歩美は早苗たちと話しながら歩く。
歩美と知佳、早苗と直子が帰って行く。別れ際に、
歩美「小林くん、お願いね」とだけ言って別れた。さみしいぞ。
でも、心内は通じている感じだ。
直子は「さようなら」と挨拶をした時オレを見つめて何か言いたそうだっ
た。
今日は直子と殆ど話さなかったな、明日は話してあげよう。
その後、智恵との別れ際に、
はやと「この前のところに来れたら来て」
上村や他の女子がいたため、聞かれないようにそっと。
智恵「ぁ、はい、行きます」と静かに答える。
よし、今日のお楽しみは智恵だ。まずは智恵と絡んでから和美の家に、智恵
から和美の事を聞く必要もあるからな。勝手な理由付けだ。
上村の家を出て、和美の家へ向かう。
途中、小学生の女の子たちがいた。その中に上村の妹もいた。
範子「あっ、小林だ」
はやと「あっ、ハンコだ」
オレは範子の言い方を真似する。
範子「ハンコじゃないよノリコだよ」
はやと「小林なんて呼び捨てにする奴はハンコでいいの」
範子「うるさい、テニスで負けたクセに」
遊びのテニスで一回勝ったぐらいでエラそうな事をいう。
範子の友達はオレを知らないので、キョトンとしている。ひとり芳恵だけが
知っているが、おとなしくしている。元気なのは範子だけだ。
相手にしていられないので自転車を走らせる。
範子「あっ、逃げるぞ負け犬め」
はやと「またね~」こういう時は逃げるに限る。そしてこういう時、なぜか
女の子たちはこっちを見たまま突っ立っている。いまだに不思議な光景だ。
中学生の頃は自転車が最大の起動力、急いで智恵との待ち合わせ場所に行
く。
智恵は制服のまま自動車で来ていた。
はやと「着替えなかったの?」
智恵「はい、家に着いてすぐ来ちゃいました」
女子の制服は白いブラウスに吊りスカート、学年を示す棒タイが赤・青・緑
となっている。冬にはコレに上着が付く。
制服の智恵がかわいい。
はやと「遅くなってごめんね」
智恵「全然待ってませんよ」
ふたりは制服のままブロック壁の間にある階段で話しをする。ここなら道か
ら死角になる。
はやと「和美ちゃんにぶたれたところ痛くない?」
智恵「ハィ、痛かったけど、ビックリした方が強かったです」
オレはそっと抱き寄せぶたれた辺りにキスする。
智恵「あん、先輩」そのまま唇に。
智恵「あぅん、うん」
鼻で息をしながらお互い吸い付き合う。
はやと「ゴメンね」
智恵「なんでですか?」
はやと「昨日オレが智恵ちゃんと会えたらこんな事にならなかっただろ?」
智恵「う~ん、もしかしたら先輩も和美の家に行ったかもですよ」
はやと「そうかな?」
オレは階段に座る。智恵も隣に座ろうとするのでカバンからタオルを出して
やる。
智恵「あ、ありがとうございます。先輩は?」
はやと「オレはいらないから」
智恵「汚れちゃいますよ」
はやと「もう汚れてるからいいよ」
智恵はピッタリ横に付く。
智恵「はやと先輩、ひざまくらしてもいいですか?」
はやと「え? あ、いいよ」
智恵はネコが寝る様にオレのひざ(ももの上が正しい)に頭を乗せた。
オレは智恵の頭を撫でてやる。
はやと「もう一度、和美ちゃんの事詳しく聞かせて」
智恵「昨日の電話の後、和美の家に行ったんです。」
はやと「うん」
智恵「始めは普通にしてたんですけど、突然「昨日のプールは楽しかっ
た?」って言われて。あたし焦っちゃって、黙ってたんです。そしたら「は
やと先輩に誘われたの?」って言われて」
智恵「あたしはつい、浩美先輩にって言っちゃったんです。そしたらいきな
りビンタされて……」
はやと「それで?」
智恵「浩美先輩は智恵に味方するし、はやと先輩はあたし(智恵)が好きなん
だから、ふたりで仲良くすればって。どうせあたし(和美)はのけ者よって」
智恵「浩美先輩のせいで、裸見られちゃったし、はやと先輩あたし(智恵)に
取られちゃうし、もう音楽部辞めるって、アンタなんか嫌いって」
はやと「仲良かったのにね」
智恵「あたし、はやと先輩が好きで和美にそれとなしに話してたんです。和
美がはやと先輩のコト、好きだなんて知らなかったし」
はやと「じゃぁ、オレと和美ちゃん、どっちを取るって言われたら?」
智恵「え~っ?」
智恵は起き上がり、考えて静かに、
智恵「はやと先輩………」
嬉し~っ、かわいい~っ。
はやと「ありがとう、智恵ちゃんわかった。和美ちゃんのところ行って来る
よ」
もう一度、キスする。
智恵「アン、ウン」
Dキスに慣れて来て、智恵の甘い匂いと柔らかい唇、小さい舌を思いっきり
感じる。
オレは立ち上がりって、
はやと「遅くなるかもしれないから、今日は帰った方がいいね」
智恵「え~っ」
智恵はつまらなそうにする。
智恵「もしかして、和美ちゃんとやるんですか?」
はやと「い、いや、やらないよ。智恵ちゃん「ヤル」なんて言葉使わない方
がいいな」
このかわいい顔でなんて俗な言葉を、まるで小悪魔だ。
でも智恵ちゃんが「おまんこ」って言ったら興奮するな。
智恵「はい、気をつけます。じゃぁ、今日はお別れですね?」
はやと「うん、ごめんね。また明日ね」
智恵の制服姿を見ていたら、スカートの中が気になった。
はやと「智恵ちゃんスカートの中は?」
智恵「え? あぁ~っ、ブルマですよ。見ます?」
智恵は自らスカートをまくり上げた。
はやと「おお~っ」
智恵「先輩、ブルマが好きなんですね」
はやと「そ、そんな事ないよ」
制服のスカートから伸びる脚、その付け根にブルマが見える。
はやと「触ってもいい?」
智恵「少しなら」
オレは片手だっこのようにブルマのお尻に手を回し、太ももに手をはわし、
おまんこの膨らみをなで上げる。
智恵「イャン」
おまんこの割れ目辺りをなぞる。
智恵「先輩ぃ、変態ですよぉ」
そうだな、端から見ると少女にいたずらしている変態オヤジだ。
オレは、スパッとやめ、
はやと「また今度続きさせてね」
智恵「はぃ、今度家に来て下さい」
はやと「うん」
はやと「じゃ明日ね」
智恵「先輩、さよなら」
智恵は自転車を走らせた。
ブルマの余韻に浸りながら失敗、智恵のおっぱいも触っておけばよかった。
オレは和美の家に向かった。
普通だったら女の子の家に行くのにテレてしまうが、今日はちゃんとした理
由がある。堂々と和美の家に行った。本当は7時位まで親がいないのを予想
しての事だが。
和美はオレなら気を許すだろうか?
上手くいけばこの前の続きを………。やましい気持ちが湧いてくる。
チャイムを鳴らすと和美の返事する声がする。
ドアがそっと開く、防犯対策でチェーンがちゃんと付いている。
はやと「和美ちゃん、オレだよ」
和美「はやと先輩ですか」
はやと「ちょっといい?」
和美「何の用ですか?」
和美は警戒している。
部活を辞める事についてストレートに聞いていいものか?
和美「今日休んだでしょ、和美ちゃんどうしたかな? って。話しもしたかっ
たし」
和美「あたし、音楽部辞めたんです」
はやと「え? どうして?」
オレは知らないフリをする。
はやと「この前、部活頑張るって…。」
和美「この前はそう思ったんですけど……。」
はやと「和美ちゃんちょっと出て来なよ」
和美「先輩ひとりですか?」
はやと「うん」
少し間があって、チェーンを外してドアを開ける。
和美「どうぞ」
はやと「入っていいの?」
和美「どうぞ」
二回繰り返すと何だかコワイ。
和美の部屋に行った。和美と智恵のおまんこを舐めた部屋だ。
和美「部長や智恵には話したんですけど、はやと先輩聞いてなかったんです
ね」
はやと「うん、どうしたの」
白々しく聞く。
和美「やめる理由は言ってないんですけど、浩美先輩が嫌いです」
はやと「合宿の夜の事?」
和美「それだけじゃなくて、智恵も嫌いです」
プールの事は言わない。
はやと「智恵ちゃんとは仲良しだったのに?」
和美「嫌いになったんです」
はやと「好き嫌いだけで部活を辞めるの?」
和美「なんか合わないんですよ」
はやと「そう、残念だね。和美ちゃんとも仲良くなれたのに。どうしてもっ
て言うなら仕方ないけど、お願いがあるんだ」
和美「合宿の夜の事言わなければいいんでしょう?」
はやと「そ、そう」
和美「いいですよ」
よし、目的達成。
和美「私もお願いがあります」
はやと「何?」
和美「智恵と付き合わないで」
はやと「付き合ってないよ」
和美「この先もです」
はやと「それはどうなるかわからないなぁ」
和美「だから付き合わないで」
はやと「それは約束出来ないよ」
和美「智恵が好きなんですか?」
はやと「う~ん、好きと言えば好きだな。でも、和美ちゃんも同じ感じだ
よ」
和美「先輩ズルイです」
はやと「だってわからないもの」
和美「………」
はやと「ゴメン」
和美「……はやと先輩」
はやと「ん?」
和美「なら、この前の続きして下さい」
はやと「え?」
和美「私を抱いて下さい」
生意気に「抱いて」ときた。
はやと「して欲しいの?」
和美「………」
はやと「オレはいいけど」
和美はゆっくり抱きついて来る。
何か好みじゃないなこの子。適当に遊んでやろう。
合宿の夜の事しゃべられなければいいんだ。
ベッドに横たわらせ、キスをする。
和美「はやと先輩、好き」
和美から言われても、あまり嬉しくない。智恵や歩美の方がかわいい。
オレは黙ったまま、和美のおっぱいをTシャツの上から揉む。
ブラジャーをしていた。
和美「はやと先輩に言われて付けてます」
そんな事言ったっけな。
Tシャツを脱がしブラジャーを見てみよう。
白いブラジャーだった。
ゆっくりブラジャーに手を掛ける。
和美も脱がされるのを覚悟している。
肩ひもがヒラリとズレる。
ブラジャーは後ろで止めるのは知っていたから背中に手を回す。
ホックを外すのに手間取ったが外す事が出来た。
フワッとブラが緩み和美は胸を押さえる。
構わすブラジャーを取る。
まだ固いおっぱいが乳首を立たせ上を向いている。
両手でおっぱいを包み、交互に乳首を舐める。
胸の産毛が固く感じる。
激しく揉み、乳首を攻める。
和美「あ、あぁぁ」
和美の声にならない息が響く。
中一なのにおっぱいはリッパな女だ。
まだまだ大きくなりそうだ。
スカートの中に手を入れる。
和美はビクッとしたが、脚を広げる。
太ももの内側を撫でてだんだん上に持って行く。
パンツに触れそうなところでやめて、太ももの内側を撫でる。
和美はそのたびにビクッとする。
どんなパンツを履いているかわからないが、パンツの上からおまんこを触
る。
「クチュ」って音が聞こえたような。おまんこ濡れている?
オレは制服を脱ぎ、全裸になる。
和美のスカートを脱がせ、パンツを見る。グレーのパンツだった。
オレはパンツを脱がせ、あお向けに寝て和美にチンチンを見せるように上に
乗せる。オレの目の前は和美のおまんこ。
何も言わずにおまんこを舐める。
和美はチンチンを見てるはずだ。
和美「ああぁぁ~」おまんこを舐められ声を上げる。
和美のおまんこは毛が多く割れ目に沿っても生えている。
おまんこ舐められて感じるのはみんな一緒だ。クリトリスを指で刺激する。
和美「そこ変、そこ変」
和美が感じていてもかわいくない。
よく見るとお尻の穴付近に硬くなったウンコの固まりがついている。嫌にな
った。
「ウンコが付いてる」って言ってやろうか?
しかしそこまでは可哀想だ。非情なオレと温情のオレの葛藤だ。
結局言わずにおいた。
おまんこも舐める気が無くなった。結局和美はチンチンに触りもしなかっ
た。
体勢を元に戻し横になる。和美はオレの胸に抱き付く 。
和美「…クスして下さい」
はやと「え?」
和美「セックスして下さい」
オレは普通に断った。
はやと「セックスはダメ」
和美「あたしじゃダメですか?」
はやと「そうじゃなくて、セックスはやらないの」
和美「どうして?」
はやと「セックスはまだ早いし、赤ちゃん出来たら大変だから」
和美「智恵でもですか?」
はやと「当然」
そうだ和美は智恵を殴ったっけ? それが段々許せなくなってきて、
はやと「帰るね」
和美「えぇ?」
はやと「これ以上は出来ないよ。合宿の夜の事は約束だよ。それと昨日のプ
ールの事も」
和美「ヤッパリ聞いてたんだ」
服を着ながら
はやと「あぁ、智恵ちゃんをぶった事もね」
和美「あっ」
はやと「約束だよ」
和美「わかりました(泣)」
オレは服を着終わり、
はやと「じゃあね」
和美は裸のまま泣いている。失敗したかな?
まぁ仕方ない。
和美「待って下さい」
和美は裸のまま立ち上がりオレに抱き付きキスをする。
和美の女のカラダを張った作戦は失敗に終わった。
和美は服を着て、オレを見送る。
最後はキレイに別れるつもりだろう。
和美「はやと先輩、いままでありがとうございました」
はやと「うん、和美ちゃんも頑張ってね」
オレは自転車を走らせ和美の家を出た。