昭和の時代の中学2年の夏の話しです。女の子にはしっかり興味はあるものの、恥ずかしながら中2にもなってセックスそのものをよく理解出来ていなかったオレは、クラスの男に「女の下半身は3つの穴がある」と言われてもわからないでいた。
クラスの女の子にも「はやとくん、本当に知らないの?」とバカにされていた。そして、オレがそういう奴だと言う話しは部活の中にも広まっていた。クラスの女の子が話したのだ。
オレは音楽部で部員は男はオレの他同級生の2人だけで後は全員女の子だった。オレは小柄だったから先輩からは「かわいい~」って男としてみられず、同級生からは相手にされなかった。男3人の中でリーダーシップを取っていたこともあり、後輩には人気があった。だがオレが女の子のカラダを知らないのを後輩たちも知ってから、先輩たちと一緒にからかう事もあった。
夏休みになると学校に泊まる合宿があった。男の仲間は1人は参加せず、1人は夕方に帰ってしまい男はオレ1人になってしまった。オレの家は学校から一番遠く、帰るのが面倒なので予定通り学校に泊まる事にした。女の子たちも何人か帰り、泊まるのはオレと先輩2人と同級生5人、後輩8人になった。
練習が終わり、食事までの間の休み時間に後輩の女の子たちが制服のまま、バレリーナのようにクルクル回ってスカートをひるがえして遊んでいた。
パンツを見たらスケベ呼ばわりされると思い、目のやり場に困っていたら「先輩、ブルマだから見てもいいですよ」と、こちらの心を見透かすように言って来た。オレの様子を見てからかっていたのだ。ブルマでも充分!と思ったが、じっと見ているのはマヌケな感じがしたので適当に見ていた。
1年生でも、胸が膨らみ、ブラジャーをしている子といない子がいて、太ももからお尻にかけて色っぽい子もいれば子どもっぽい子もいた。
思わず触りたくなる気持ちを抑え、今夜のオカズにしようと思った。
部屋割は、オレは2階、女の子たちは3階の教室で寝る事になり、オレは3階に行ってはいけない決まりになった。
顧問は女の先生で一応注意はしたが、男がオレ1人だけで、先生も家が近くなので消灯時間後に帰ってしまった。
何かあったらバレバレでオレの仕業とわかるので、逆に何も出来ない事を知った。
あきらめて後輩のブルマを思い出しながらひとりHも控え目に寝る事にした。
1時間程すると、なにやら気配が。
「はやとくん起きてる?」
「はやと先輩~」
と小声で呼んでいる。
「起きてますよ、どうしたんですか?」と聞くと、
「1人じゃ可哀想だから遊びに来てあげたのよ」と浩美先輩。
見ると、浩美先輩と美和子先輩。後輩の智恵・直子・和美の5人がいた。
智恵は「ブルマだから見てもいいですよ」と言った子で、直子も和美も一緒にブルマを見せてくれた子だ。
はやと「バレたらマズイでしょ、怒られますよ」
浩美「バレないって」はやと「他の人は知ってるんでしょ?」
浩美「みんなを誘ったけど来たのは私たちだけ、みんなには黙ってるように言って来たから大丈夫だよ」
はやと「オレは知らないですよ」
智恵「みんなで黙ってればわからないですよ」
はやと「そうかな~?」
と言いながら、実はうれしかった。
2人の先輩はTシャツにジャージ、3人の後輩はTシャツにブルマだから目がそっちに行ってしまう。
智恵「あっ先輩、また気にしてますね? ブルマだから平気ですよ」
美和子「はやとくんってアソコ見たことないってホント?」
浩美「ヤダ~」
智恵「え~そうなんですか?」
はやと「なんでそんな事聞くんですか?」
美和子「だって、木村さんが言ってたよ」(木村はクラスの女の子)
はやと「オレは女の子の下半身に3つの穴ってのがわからないんですよ、妹いるし、見たことありますよ」
浩美「妹に見せてもらったの?」
はやと「違うって、普通にお風呂とか入るじゃないですか~」
直子「はやと先輩、えっちぃ~」
はやと「もぅ~」
美和子「はやとくん、見たい?」
はやと「え? なにが?」
美和子「もぅ、知ってるくせに」
浩美「教えてあげようか? 3つの穴」
大変嬉しい展開だが、オレはなかなか「はい」と言えなかった。
美和子「ブルマじゃなくてぇ~」
浩美「ブルマの中ね」和美「パンツですか?」
浩美「違う~、お………」
美和子「ま」
浩美「ンこ」
女の子たちは笑い出した。オレは気をよくして「見たいです」と応えた。
智恵「イヤだ~、はやと先輩いやらしいですよ」
はやと「見たいんだものしょうがないだろう」
美和子「じゃぁさ、この中で誰のが見たい?」
直子「え~私いやですよ~」
和美「私も」
美和子「まだ見せるって言ってないでしょう、見るとしたらよ」
嬉しい選択だが、困った選択でもある。ここは不発に終わりたくない
嫌だと言った2人は外そう。
先輩2人は絶対ダメかな?
つづく