家に帰ってから、オレは昨日からの事を思い出して今夜はひとりHに励もう
と思っていた。
風呂に入りながら、オレは起こった事を振り返る。
信じられない合宿だった。男子部員の上村と中山がいなかったおかげだ。
アイツらがいたらこんな事にはならなかっただろうに。ラッキーだったな。
浩美先輩は色々知ってたなぁ、処女だって言ってたけど、きっと彼氏がいる
な。
美和子先輩はおっぱいきれいだったな。乳首に触りたかったし、おまんこも
見たかった。
智恵ちゃん、生意気におっぱい膨らんでいたなぁ、子どもみたいな顔なの
に、おまんこに毛が生えていた、信じられない。
直子ちゃんは、顔はきつめの大人顔なのに、カラダは子ども、おっぱいペッ
タン、おまんこツルツル。ツルツルおまんこも割れ目がよく見えていいな
ぁ。
問題は和美だな、一年生でも成長してるもんだな、毛がすごい、6年の夏か
ら生えていたってことは去年か、オレは去年の5月頃だからオレの3カ月後
に生えだしたって事かよ?
アイツ、裸見せた位で彼女になろうって気かな?
和美とはもうしない方がいいかも。
風呂から出た頃、音楽部の沢村歩美先輩から電話が掛かってきた。
歩美「小林くん? あした(日曜)、ヒマ?」
はやと「いえ、部活ですか?」
歩美「ちがうよ、プールに行かない?」
はやと「え? 行きたいです!」
歩美「こっちは、浩美と早苗ちゃんと智恵ちゃん、直子ちゃん、知佳ちゃん
の六人で十時に駅で待ってるから、小林くんは村上くんと中山くんを誘って
ね」
はやと「ハイ」
歩美「他の部員には内緒だから言っちゃダメだよ」
はやと「はい、わかりました」
歩美「じゃ明日ね」
はやと「はい、失礼します」
学校行事以外で先輩たちと行動できるのは嬉しい。それも歩美先輩から声が
掛かったからだ。
歩美先輩は浩美先輩や美和子先輩と同じクラスで、ひとランク上の美少女系
だった。歩美先輩は家が近い事もあり昨日の夜は参加しなかった。
「歩美先輩の水着姿が見られる!」
歩美先輩は憧れの人で副部長をしている。オレが一年生の時に先生の家でク
リスマス会をやった時、床に座っているオレの前の方でイスに座り、脚を動
かした時にスカートの奥のパンツを見てしまった。白いレースのパンツで大
人を感じた。しかもおまんこの毛がわずかに透けて見えた。女の子はもっと
大人になってから生えると思っていたから、不思議だった。オレは大人っぽ
くなると生えるんだと勝手に解釈した。
(こういう疑問は恥ずかしくって誰にも聞けなかった)
小学生の頃の水泳の授業で見た同級生の水着姿、中には割れ目の形が出てし
まっていた子もいたなぁ(小学生の頃の話し、未掲載)
歩美先輩も水着に割れ目が出来るかな?
智恵も来るし、明日は楽しみだゾ。おっと、上村と中山にも連絡しなきゃ。
連絡した結果、中山は行けるが上村は行けないとの事、
「明日は男ふたりかぁ、ひとりよりはいいか」
と、いつも男が少なく肩身のせまいクセが出たが、ひとりの方が? って気持
ちも浮かんだ。昨晩の事は、オレに自信をつけていた。
でも、さすがに明日は浩美先輩がいても何もないだろう。
その時、電話が来た。
はやと「はい小林です」
智恵「あの…朝川と申しますが……(略)」
智恵だとすぐわかったが、オレはふざけて、
はやと「はやとに何の用です?」
声色を使い、機嫌悪そうに言う。
智恵「あっ、スミマセン、あぁのぅ………」
はやと「ちょっと待って、代わるから」
智恵「ぁはい、スミマセン」
はやと「モシモシ代わりましたが」
智恵「あっはやと先輩?」
はやと「あっ智恵ちゃん? どうしたの?」
智恵「今のお父さんですか?」
はやと「なんで?」
智恵「なんか怒ってたみたいですぅ、時間遅かったですか?」
はやと「ふふ、大丈夫だよ今のオレだから」
智恵「え?」
声色を使い、
はやと「何の用ですか? 」
智恵「イヤだ~、ビックリしましたよ~、ひどいですぅ~」
はやと「ははは、ゴメン、声優になりたくて、たまにやるんだよ」
オレは智恵をからかったが、なんか智恵との距離がずっと近くなった感じ
だ。
智恵「先輩、明日行きますか?」
はやと「プールでしょ? 智恵ちゃんが行くなら行く」
智恵「よかった、先輩が来ないとつまんないから~」
はやと「明日、中山も来るけど、上村が来れないって」
智恵「女の子は、歩美先輩と浩美先輩と早苗先輩、知佳に直子にあたしの六
人です」
はやと「美和子先輩は来ないんだね?」
智恵「はい、美和子先輩はアレだから」
智恵は普通に言う。
はやと「アレって?」
智恵「セ・イ・リ」
はやと「あぁ~そうか、女の子はたいへんだね~」
智恵「そうなんですよぉ」
はやと「智恵ちゃんは?」
智恵「あたしは大丈夫です」
はやと「あ、あの、アルの?」
智恵「ぃヤダ~、もう来てますよ」
はやと「そ、そうなんだ、ゴメン」
お子さま体型でもアルんだ、それに生えているしな。
智恵「先輩は本当にに知らなさすぎですよ」
はやと「じゃ智恵ちゃんが教えてよ」
智恵「いいですよぉ~」
はやと「じゃ、ふたりの時にね、和美ちゃんの事もあるし、ふたりの仲はあ
まり堂々としないほうがいいと思うから、こっそりね」
智恵「は~い、わかりました~」
はやと「じゃあ、明日ね」
智恵「ハイ、おやすみなさ~い」
女の子と話すのは楽しいが、なんか疲れる。堂々と智恵と付き合えばいいん
だろうけど、和美が騒ぎそうだし、直子や先輩達だってまたチャンスがある
かもしれないからな。
とにかく明日を楽しまなければ。
オレは明日を期待して、今夜のひとりHをやめようと思ったが、いじってい
るうちにガマン出来なくて、一回やってしまった。
翌朝、勉強しろという親を振り切り自転車で駅へ向かった。
駅に着くとみんな揃っていて、オレが最後だった。
「外出時は制服で」というのが校則にあったが、プールに行くのに制服って
のも何だし、それに守っている奴は殆どいなかったから、私服で出掛けた。
女の子たちも当然私服だった。
先輩達はブラウス一枚でブラジャーが透けて見えていた、早苗と知佳はブラ
ウスの下にTシャツ、智恵と直子はTシャツだけで、みんなスカートだっ
た。
智恵はオレを見ていてニコニコしていた。
笑顔がかわいい。
オレたちは電車に乗って、レジャーランド的なプールへ向かった。
女の子たちは固まって、オレたち男は後をついて行く感じだ。やはり人数で
勝てない。
駅の階段を登る時、ふと見上げると女の子たちのスカートからパンツは見え
ないが、見えてる太ももの内側に興奮してしまう。
「あの先にはパンツが、おまんこがあるんだ。見て~っ」
でも水着姿が見られるんだからガマンガマン。
行きながら電車内は空いていて、みんなそれぞれ自由に座っていた、オレは
中山とふたりで座り話していたが、そのうちに浩美先輩に呼ばれ、個人面談
のようにこっそり注意を受けた。
浩美「いい、この前の事は秘密だからね、歩美とかに話しちゃダメだよ」
はやと「もちろんですよ。でも先輩、何であんな事になったんです?」
浩美「何でかな? キミがかわいいからかな?」
はやと「え~っ?」
浩美「何て言うのかな? キミには男性っていうより男の子って感じで何とな
く母性本能が出ちゃたかな?」
母性本能? なんだそりゃ?
浩美「でも、アソコは大人になってたけどね」
はやと「え?」
先輩は小声になり
浩美「おちんちん」
はやと「え?」
浩美「まさかそれも知らない?」
はやと「はぁ」
浩美「あのね、おちんちんが大きくなった時、先っちょが皮から出てたでし
ょ? 子どもの内は皮から出てないの」
皮ってなんだ? そうか、あれか。
小学生の頃、勃起した時チンチンの中身が出そうになって痛かった。勃起す
るたびにめくってみようと思ったけど、太い血管が見えていたし、痛かった
から、めくったら血が出るかもって怖くてそれ以上触れなかった。でも何回
かの勃起の内にめくれてしまってビックリした事があった。そういえばあれ
以来、勃起すると中身が出るようになったっけ。
はやと「あぁ」
浩美「だから、はやとくんのは大人、かわいい顔して毛も生えていたしね」
それは、オレが智恵に思った事に似ているぞ。浩美先輩詳しい。
浩美「それに、彼氏よりいいかも」
やっぱり彼氏がいたんだ。誰だ? 別にいいか。
浩美「また見せてね」
智恵「先輩達何話してるんですか?」
はやと「あぁ」
浩美「いい、智恵ちゃんもこの前の事、内緒だよ」
智恵「わかってますよ」
浩美「直子ちゃんにも言っておくね」
はやと「はい」
と言って浩美先輩は行ってしまった。
はやと「オレたちの事もね」
智恵「そうですね」
はやと「ふふっ」
智恵「フフ」
ふたりで居ると直子が来た。
はやと「直子ちゃん、浩美先輩に聞いた?」
直子「はい、聞きました」
はやと「言われなくてもそうだよね?」
直子「はい」
オレたちはボックスシートに3人でたわいもない話を続けた。智恵はふたり
の事がバレないように上手くやっている。
中山は、歩美先輩たち4人と話している、ボックスが一杯だから立ち話し
だ。
目的地のプールには交通に時間がかかる。電車にバス、1時間位かかって到
着し、もう少しで12時だ。
はやと「やっと着いた、電車は嫌いだ」
早苗「仕方ないでしょ」
智恵「先輩わがままですよ」
直子「大人になりましょう~」
グチをいうと集中攻撃を受ける。
歩美「まぁまあ、いいじゃないの、着いたから」
オレたちは入場して更衣室に向かう。
浩美「はやとくん、こっち来る~?」
智恵「先輩来ます?」
ふたりはふざけて女子側に呼ぶ。
みんな笑っている、いつもの事だ。
しかし内心は前とは違う、
「浩美先輩も、智恵も直子もいまさらのクセに」
チンチンが固くなりそうな気配を抑え、中山と一緒に男子側に向かった。
学校指定の海パンに穿き替え、上にシャツを着た。
中山はオレより体格がいいが、やや小太りな感じだった。
ふたりで出て行くと、まだ誰もいない。女の子は時間がかかる。
「しかし、腹減ったな~」と中山と話していると、
智恵「はやと先輩~」
智恵の声がする方を見ると、女の子が集結していた。
6人の水着の女の子はスゴイ。目のやり場に困る。
しかも、歩美先輩と浩美先輩は学校指定の水着でない、カラフルなかわいい
ワンピースの水着だ。
他の4人は早苗を始め、学校指定のスクール水着ってやつだった。(時代の古
さを感じさせてしまうが、スクール水着の股の部分はスカートを短くしたよ
うなタイプ)
先輩ふたりと他の女の子4人に差がついた感じだが、何となくスクール水着
の方が身近な感じがしてつい割れ目の形が出ていないか見てしまっていた。
智恵を始め、一年生たちは小学生の頃からの水着みたいで、ピッタリにフィ
ットしていておしりなんかプリプリした感じだ。
こうして見ると、智恵と知佳は同じ髪型、体型って感じだ。知佳はメガネを
外していた、智恵から表情を抜いたようなおとなしめの顔だ。
直子は身長はやや智恵たちより高いが胸は………。
三人でいると小学生で通る。実際交通費は子ども料金で乗ったそうだ。
2年の早苗は細いがスタイルがいい、
身長はオレよりやや高いかな? 胸はやや小さめだがちゃんとある。
同級生だがスクール水着じゃかわいそうな感じだ。
浩美先輩も早苗と同じ感じだが早苗ほど細くない。胸も早苗より無いな。
歩美先輩は早苗の身長を高くした感じで胸も谷間が見えそうな位大きい。
オレ………おそらく中山も女の子のカラダを品定めしたに違いない。
という事は、女の子もオレたちを?
ヤバい、小柄なオレはカッコ悪いからな~、シャツ着ててよかった。
歩美「あれ小林くん、泳がないの?」
さっそくチェックが入った。
はやと「いえ、泳ぎますよ、ちょっと泳ぐ前に着ているだけで………」
適当な事を言ってごまかした。
智恵がそばに来る。
智恵「先輩、また見てますね? 気を付けた方がいいですよ」
こっそり指摘してくれた。
はやと「そ、そうだね」
助かった、ジロジロ見ていたのがバレるとスケベの烙印を押されてしまう。
ここは慎重に。
すぐにでも泳ぎに行くのかと思ったら、先輩たちはお弁当を持って来てくれ
ていた。
歩美「小林くんも中山くんも食べてね」
ラッキー、腹減っていたオレたちは遠慮なく頂いた。
プールサイドの公共の広場に石のテーブルがあって自由に使えるようになっ
ていた。
食べながら話しているうちに、流れるプールやスライダーなどには行かない
で、学校にあるようなプールに行くようだ。
少々つまらなかったが、大勢いる所には行きたくないとの先輩たちの希望
だ。
他の女の子たちも先輩たちに右へならえって感じに反対する子はいなかっ
た。
結局、市内のプールだと同級生にあったり、人混みのプールだとカラダを触
られるからとの理由だそうだ。
智恵たちも納得していた。
はやと「じゃオレたちは?」
歩美「小林くんは大丈夫でしょ?」
浩美「ふふ」
早苗「ふふふ」
みんな笑い出した。
はやと「そうかよ~どうせオレはぁ」
浩美先輩や智恵たちの手前、演技した。
浩美「わたしたちの水着姿見て感じない?」
浩美先輩が知っててからかって来る。
水着を着ているとはいえ、胸や股が強調され露出しているのは、そこにおっ
ぱいがあります、おまんこがありますって言っている様な物だ。感じない訳
がない。
浩美「中山くんは?」
中山「大丈夫ですよ」
中山は平然と答えた。
早苗「中山はお姉さんがいるからでしょ?」
中山「うん、いつも姉ちゃんの見てるから」
はやと「うらやましい、オレは妹だぞ」
中山「妹の方がいいよ」
はやと「そうかな? 」オレはそれ以上言えなかった
智恵「はやと先輩は気になりますよね~」
はやと「え?」智恵、裏切りか?
歩美「どういう事?」
ヤバイ。
智恵「この前の合宿の時にスカートでクルクル回っていたら、チラッ、チラ
ッと見てるんですよ~」
あ~それか。
智恵「ブルマだから平気だって言ってるのに、見てる方が恥ずかしがってる
んですよ~」
はやと「そ、そりゃ~スカートの中は」
早苗「ブルマだって恥ずかしいよ」
はやと「オレだって男だから、スカートの中やパンツの中が気になるよ」
早苗「ヤダ、パンツの中だって」
しまった、言い過ぎた。
浩美「はやとくんも健全な男って訳ね」
中山「妹に見せてもらえば」
はやと「あぁそうするよ」
そんな事はしないが、ヤケになって言っていた。
直子「知佳、どうしたの?」
見ると知佳が泣いていた。
知佳「………」
知佳はおとなしく、あまり喋らないからよくわからなかった。直子と早苗が
事情を聞いている。みんなは知佳を二人に任せて話を続ける。
歩美先輩が真面目な顔して
歩美「小林くん、男子が女子のカラダに興味あるのは当然な事だから恥ずか
しくないのよ」保健の先生みたいな事言い出した。
歩美「いつかは小林くんだってそういう時が来るから、知らないっていうの
はかえって女性に失礼になるのよ、行き過ぎは良くないけど、見てもいいん
だからね、あたしも男子のおちんちんに興味があるし、男子も女子のおまん
こ見たいっての知ってるから」
歩美先輩は大人だ~。平然と「おまんこ」なんて言いのけた。
はやと「はぃ、オレもおまんこが見たいです」
その場の雰囲気で言ってしまった。
歩美「小林くんだってカッコ悪くないんだから、その内彼女が出来るよ、い
い、愛のないセックスはダメよ」
歩美先輩は遅れているオレに性教育をするために誘ってくれたようだ。中3
で受験生なのに、それにしても進んでいるな。
直子は知佳をなだめていた、
直子「知佳は、はやと先輩がHな事言ったのがイヤだったんだって」
知佳は小声で、
知佳「先輩は、いやらしい事言っちゃダメ、おまんこなんて言っちゃヤダ」
「お前だって「おまんこ」って言ってるじゃん」、と突っ込みたくなった
が、おとなしい知佳には言えなかった。