僕が中学2年生の頃に体験した話です。
その日、6時間目の授業の終わり際に、プリントの配布がありました。プリン
トが配られ始めた時は、プリントを後ろに回すよう指示した先生が既に教室か
ら出て行った後だったため、クラスの半数以上が席を立ち始めていた状況でし
た。
そして、僕の前の席の人からプリントが回って来ましたので、後ろを見ずに、
そのままプリントを後ろの席の『R子さん』に回そうとした瞬間に、僕の手の
甲に『何か』が当たったのです。下手な表現で申し訳ありませんが、『柔らか
くて弾力ある感触』でした。それで気になって後ろを振り向いてみましたら、
それは『R子さんの大きなお尻』だったのです。※決してR子さんがデブだっ
た訳ではありません。
幸い、R子さんも含め、誰も気づかなかった様でした。(気付いてない振りだ
った可能性も否定し切れませんが・・・)
僕がプリントを後ろに回そうとした時、R子さんが、僕の席の右斜め後ろの位
置で、僕の方に背を向けて友達とお喋りしていたために、プリントを後ろに回
そうとした僕の手の甲が、R子さんの『中学生離れした安産型のお尻』に偶然
ヒットした訳です。その後は、必死に平静を装ってR子さんにプリントを回し
ましたが、しばらくの間は、心臓の大きな鼓動が止みませんでした。
翌日以降、何度もR子さんのお尻を『手の平』で触ろうと試みましたが、痴漢
のレッテルを貼られるのが嫌でしたので、毎回、寸での所で辞めていました。
最後まで、R子さんのお尻を手の平で触れなかったのが、実に残念でした。
他愛ない出来事かもしれませんが、僕にとっては大変貴重な思い出です。