大学生の時に家庭教師のバイトをしていました。
当時の僕は童貞で、もちろん彼女もいませんでした。
女子校に通う真希ちゃん宅に派遣されたのは、大学3年の秋でした。
真希ちゃんは、当時流行っていた「モー娘」の後藤真希に似た、目が大きくて可愛い娘でした。
一人っ子だったせいか、お兄ちゃんに憧れていたのか、学校の事や友達の相談事やら、授業が終わると毎回のように話していました。
僕も可愛い妹が出来たくらいの気持ちで、特に女性を意識する事もなく、大学のサークルやゼミの話をしてあげると、とても興味深く聞いてくれました。
冬休みの最初の授業の時でした。
予定の所まで勉強も終わり、その日は母親も居なかったので長居はよろしくないと思って帰ろうとした時、真希ちゃんが突然言ったのです。
「ねぇ…先生のオチンチン見たい…」
「えっ!?」
ビックリして真希ちゃんを見ると真っ赤な顔をしていました。
真希ちゃんは目を合わせずに続けました。
「友達にね…見たことないって言ったら、笑われちゃって…小馬鹿にしたように見られたから…こんな事、誰にも言えないし、それに先生は彼女いないって言ってたから…」
最後の方は消え入りそうなくらい小さい声でした。
さすがに童貞なのは言ってませんが、彼女がいないのは以前話した事がありました。
口の中は渇ききって、言葉が出ませんでした。
どうしようか、どうしょうか本当に迷いましたが、真希ちゃんも悩んで悩んで僕に頼んでるんだから…と思い、立ち上がってGパンを脱ぎトランクス姿になりました。
「真希ちゃんが良かったら…トランクスを下ろしていいよ」
僕はかすれた声で言いました。
「先生…目をつぶってください」
言われた通りに目をつぶると、真希ちゃんが近づいてくる気配がしました。
僕の心臓は爆発寸前でした。