私はある私立高校の水泳部の顧問をしている教師です。
先月のプール開きから本格的に練習をしだしたある金曜日の放課後、我が水泳部のマドンナであり、一番記録更新の可能性がある二年五組の桜井奈々が練習中に足をつり、溺れかけた。
私は咄嗟にプールに飛び込み小柄な奈々を抱き抱え助けて医務室へ連れて行った。
しかし医務室の先生は帰宅して不在だった為、奈々をベッドに寝かせ、人工呼吸をして、必死に奈々の意識を戻らせようと試みた。
しばらくして、奈々は水を少し吐き出し意識が戻った。『先生、私…』『桜井、気が付いたな。良かった。お前溺れて意識を失ったから…』人工呼吸をしたとはなぜか言えなかった。しかし仰向けに寝かせた奈々を跨ぎ、手は奈々の胸の置かれたままだった。
慌て奈々から離れベッドの脇に立った。すると奈々が『もしかして先生が人工呼吸をしたの?』水泳部の生徒にはこの季節人工呼吸の講習もしていたので、奈々は俺に何をされたかは理解しているだろう。『仕方無いだろう。医務室の先生が居なかったんだから。』『うんん、そうじゃないの、私気を失っていたから、先生にキスしてもらったのに…。私…。私のファーストキスだったのに…。』『キスって?馬鹿な事言うな!先生はそんなつもりでしたんじゃない』そう言うとしばらく2人とも沈黙したまま時間が過ぎた。
『もう大丈夫か?今日はこのまま帰れ。先生が家まで送ってやるから。』『はい、分かりました。』
俺は他の生徒に事情を伝え片付けをさせた。
私服に着替え駐車場に行くと、制服に着替えた奈々が俺の車の近くで待っていた。
奈々を助手席の乗せ車を発車させた。この季節は車の中は暑く、クーラーを最強にしたがなかなか涼しくならない。奈々は『車の中アツーイ。』と言ってブラウスのボタンを外し、スカートをパタパタとしだした。しばらく走ると、『先生、私…。先生に相談したい事があるの。』『何だ相談って? 水泳の事か?』『うんん、違うの。実は私…。』と言って黙ってしまった。『何だ?言わないと分からないぞ。』『うん、先生、私…。笑わないでね。約束だよ。』『分かったよ。笑わないから言ってみろ。』『うん、分かった。実は私… 先生が好きなの。』『えっ、好きって?』『だから、奈々ずーっと前から先生が好きなの。先生は奈々の事嫌い?』『何かと思ったら…。』
正直、奈々は可愛かったが、そんな感情で見たことが無かったので、返事に困った。 奈々は助手席で顔を真っ赤にして俺を見ていた。
予想もしてない事だったので運転しながら、話すのも危ないと思い、河原の空き地に車を停めた。
すると、奈々が助手席から乗り出し、『先生、もう一度奈々にキスして』と言って俺の顔に近付けた。『おいおい、ちょっと待てよ。俺は教師だし、桜井、お前は生徒なんだぞ。』『そんなの奈々だって分かってるよ。でも先生が好きなの。だから奈々、先生とキスしたいし、先生とならエッチもしたい。』そう言うと、俺に身体を押し付け、キスをねだるように、唇をとがらせてきました。
俺は奈々と向き合い肩をつかみ奈々を助手席に戻そうとしたが、奈々は俺の手をつかみ自分の胸に導く。
俺は奈々の手を振りほどきさっきより力を入れて奈々を助手席に戻した。
奈々は『やっぱり、先生は奈々が嫌いなんだね。奈々が生徒だから?それとも子供だから?』『そうじゃない…。でも先生は奈々を…。』奈々は助手席で俯き泣いていた。
よく見ると、確かに体つきは子供っぽいが、胸はそれなりに発育していた。ブラウスが薄手で先程ボタンを外していたのでピンクのブラジャーをしているのに初めて気づいた。
しかし奈々に手を出すわけにはいかない。心の中のもう一人の俺は、【いいじゃないかキスくらい。】と誘惑してきたが、グッと我慢して、『さあ、桜井、帰ろう。』『イヤ、先生がキスしてくれないなら帰らないし、学校も恥ずかしいから辞める。』『困ったな。分かったよ。奈々。その代わりキスだけだぞ。』『えっ、本当?』奈々は涙を拭きながら顔を上げた。
しかし、こんな場所では誰に目撃されるか分からないが、かといって、どこでするか迷っていると、『奈々、先生の家に行きたい。ねぇいいでしょ?』
仕方無く車を俺のマンションに向かわせた。
マンションに着き、辺りを注意しエレベーターに乗り込んだ。
奈々は車を降りてから俺の腕に自分の胸を押し付けるように腕を組みながら歩き、ようやく部屋の前に着いた。部屋へ入ると、奈々はもの珍しげに部屋中を歩きまわり、ベッドに寝転がった。制服のスカートが捲れてピンクのパンティーがチラッと見えた。
すると、奈々はベッドの上に立ち上がり、ブラウスのボタンを外しだした。俺は冷蔵庫からミネラルウォーターを出しグラスに注いでいたので気が付かなかった。俺が振り返りグラステーブルに置くと、下着姿の奈々が俺に抱き付いてきた。『ねぇ、先生、早くキスして 』
俺の理性は下着姿の奈々を見た途端脆くも崩れた。
奈々を抱きしめ唇を合わせた。何度も奈々の唇を貪ると、奈々は舌を俺に絡めてきた。俺も口を開き奈々の舌を受け入れ、逆に奈々の口に俺の舌を差し入れた。奈々も俺を受け入れお互いの唾液が混じり合うくらいの激しいキスにいつしかなっていた。