今年の四月に偶然バス停で、私が中学生の時の家庭教師の先生(当時は大学生で今は社会人)と約五年ぶりに再会しました。
『…優奈チャン? 全然気付かなかったよ、大人っぽくなったね~』と言ってくれて正直とても嬉しかったです…
だって彼は私の初恋の人だから‥
でも今よりも奥手で恥ずかしがり屋だった当時の私は最期まで自分の気持ちを伝えることが出来なくて‥
その代わり“先生に褒めて貰いたい”“悪い子には見られたくない”一心で勉強に励んで高校も今の大学にも難なく進む事が出来ました。
そしてバスを降りる際に彼の方から『今度食事でも』と連絡先をくれて…もう最高に幸せな気分になりました。
その日の内にスグに連絡を入れて…そして誘われて次の日には逢う約束をしました。
(今度こそ想いを伝えたい‥そして出来れば彼の恋人にして欲しい‥)
私なりに精一杯のオシャレをして彼との約束を迎えました。
食事中にも彼は 私のことを『家庭教師なんて必要ない位成績優秀だったよね』(それはアナタに見て欲しかったからです‥)とか
『あの頃担当していた生徒の中で一番可愛かったんだよ(笑)』(どうしてその時に言ってくれなかったの‥)
『でも綺麗になったよね、今日も凄く大人っぽいし』(そうよ‥認めて!)
と褒めまくってくれて
お店を出た時から私の腰に添えられた彼の手に俯きながらホテルの部屋まで付いて行きました。
その時点での私は羞じらいながらも(彼が大人になった私の魅力に興奮している=恥ずかしいけれど一応は私の思惑通り)と思っていました
でも いざ服を脱がされ体中を愛撫され始めると 彼の本当の大人のテクニックに私は自身の思い上がりを身を持って知ることになりました。
経験したことのない焦らしにモジモジし出す私に『中学生の頃の方が もっとシッカリとしたマジメっ子だったぞ~成長したのは体だけかあ?』と言われ
恥ずかしくて「ィャ‥」と顔を背ける私に『相変らず甘えん坊さんだなぁ~優ニャンは』と言われて‥!
“優ニャン”と言う呼び方は当時 同級生達が『優奈は子ネコみたいだから(笑)』と付けられた仇名で 私は先生に「子供みたいでイヤなの」と言って『カワイイから良いじゃん(笑)』と機嫌を直して貰った覚えがあります。
「イヤァ‥優ニャンじゃないのぉ」完全に弄ばれている子猫です。
『それにしても このオッパイは…子猫どころか雌牛だな』と胸を揉まれて
でも今、念願叶って私は彼の恋人です