幼馴染との体験
1:小学校の頃から仲が良かった真面目な武道家で…
投稿者:
亘輝

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2025/08/29 17:50:07(U2OGipAL)
真面目な武道?家 サンダー杉山
2002年11月22日(62歳没)
出身地 新潟県糸魚川市
25/09/06 20:08
(Io0rR0qe)
数日後、放課後の教室で、クラスメイトの高橋真明が、ニヤニヤしながら奇妙な話を始めた。
「なあ。うちの学校にも学校の怪談ってあるんだぜ?」
真明は声をひそめ、興味を引きつけるように話を続ける。
「なんでも放課後のトイレから、『お姉ちゃん…お姉ちゃん…』とか言う声が聞こえてくるらしいんだってよ。しかも、殴られたとかも言ってたらしいから、姉に虐待されて自殺したやつの幽霊なんじゃないか?ハハッ」
真明は冗談めかして笑ったが、その話は瞬く間に教室に広がり、女子生徒たちは恐怖に怯えて小さな悲鳴を上げた。当然、真明の怪談話は先生の耳に入り、彼は叱られる羽目になった。
しかし、この話に刺激を受けた図書委員の戸村泰文と井出光晴が、探究心に燃えて話し始めた。
「よし、じゃあ俺たちで幽霊を探しに行こうぜ!」
「賛成!どこのトイレかわからないけど、とりあえず学校中のトイレ調べてみようぜ!」
彼らが興奮気味に立ち上がろうとしたその時、それまで静かに聞いていた隆介が、低い声でピシャリと言い放った。
「バカ。本当にいたらどうすんだよ」
いつものクールな表情のまま、真剣な眼差しでそう言われると、戸村と井出は顔を見合わせた。隆介が本気で言っている雰囲気に、彼らの幽霊探し熱は急速にしぼんでいった。
「……だよな。まあ、冗談半分ってことで……」
「そうだな。やめとこうぜ」
隆介の一言によって、危うく秘密が暴かれかねない状況は回避された。彼は再び静かに席に座り、胸の中で安堵の息をついた。自分の「稽古」が、まさか学校の怪談として広まるとは、夢にも思っていなかった。
◇
その日の放課後。黒瀬はいつものように部活に行こうとする。
部室の扉の前。「いつものこと」をしたいという欲望は強かったが、理性と恐怖心が勝り、トイレの方は振り向くのすらできなかった。
扉の前で少し悶々としていると、同じく部室に来た同級生の山下美加が話しかけてきた。「黒瀬君。どうかしたの?」
黒瀬は平静を装いつつ答えた。「どうかしたのって、何が?」
「なんか、疲れてない?」美加のその言葉に、黒瀬は怯えながらも「いや、なんでもないよ…」と答えた。
「そう。ならいいけど」そう言って、美加は自分の席に行った。
(しばらくは、「稽古」休んだ方が…よさそうだな…)
25/10/02 20:51
(dBzGj6Qj)
「まさか、俺の『推し活』が学校の怪談になるとはな……」
ここまで話が広まってしまった以上、隆介はトイレの個室でいつもの「稽古」を行うことはできなくなった。
「何がいけなかったんだ…。声を上げるときはあったが、あれでも抑制してるつもりだったんだけどな…」
彼は静かにそう心の中で呟いた。トイレでの「稽古」は、杉山先輩への歪んだ愛とストレスを処理する唯一の手段だった。先輩に殴られたいという願望を込めて、個室で自分を殴る行為が、まさか「姉に虐待された幽霊」として学校の怪談になるとは、皮肉にもほどがある。
美術室近くのトイレ、あそこは少しではあるが、杉山先輩の部室が見えるという特別な場所だった。しかし、今や「お姉ちゃん…」と呻く幽霊が出没するスポットとして、生徒たちの間で噂になっている。いくら図太い隆介でも、好奇心旺盛なクラスメイトや、もしかしたら本当に幽霊を探しに来る生徒と鉢合わせるのは避けたかった。自分の秘密の儀式が白日の下に晒されるのは、クールな「野良犬系男子」のイメージに致命傷を与える。
「これからしばらくは、稽古のない生活だな…体がなまるな…」
そして、黒瀬は、重い足取りで美術室の扉を開けた。
黒瀬が所属する美術部は、実質、漫画部のようなものだった。放課後の部室には、キャンバスの匂いよりもインクの匂いが濃く漂い、デッサンよりもペン入れの音が響く。クールな顔で「野良犬系男子」と呼ばれる隆介は、この部室の一角で、いつも物憂げに、だが鋭い眼差しで紙に向かっていた。彼の描く絵は、一見すると風景や静物だが、その線の奥には常に杉山先輩の面影が潜んでいる。
しかし、今日の隆介は筆が進まない。数日前に校内に広まった「お姉ちゃんの怪談」が、彼の理性と、先輩への欲望を押し潰そうとしていた。
その時、美加が話しかけてきた。「あれ?黒瀬君、今日もう描かないの?」
隆介は無言で筆を置き、腕を組んだ。「集中できないだけだ」
「ふーん…そうなんだ」美加はそう言って、コミックの原稿を広げた。普段と変わらない部室の空気。しかし、隆介には、廊下の向こうにあるトイレの存在が、鉛のように重くのしかかっていた。
「あと1か月もしないうちに夏休みだからね。部活の時間は貴重だよ」向かいの席に座る荻原康子が、そう話しかけてきた。
「分かってるよ…」そう返事しつつも「今それどころじゃないんだよ…」と苦笑いする隆輔。
康子は続ける。「夏休みが終わったら、2週間もしないで文化祭だよね。文化祭で宣伝するのもあるからね。私たち大変よ」
そして、同じクラスの桐本敏夫は、一つ上の草島路花に絡まれていた。敏夫によると、路花とは同じ剣道道場に通っていたという。
(桐本…お前と草島先輩の絡み、エロい…。色々妄想が捗る…シコい…ダメだ…こんなこと考えちゃいけないのに…ああ…)
黒瀬隆介のオナニスト生活は、新たな局面を迎えようとしていた。
25/10/11 09:52
(zbMcXL/d)
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