適当な掲示板がみあたらないので、ここに投稿します。
数日前、俺は中学時代からの友人に、「最近、セックスレスでね。。。」と打ち明けたことがあります。
それを聞いた友人からもらったアドバイスが、「いい事教えてやろうか?レスを攻略する方法があるのはあるんだよ。」というのでした。
そして俺が、「だったら勿体ぶらずに教えろよw」と言ったところ、友人はこういってきたのでした。
「あのな、今の奥さんいるだろ?その奥さんとも最初は燃えてた時代があった訳だ。その燃えてた時の思い出を、できる限りエロ小説みたいな感じで書いていくと、当時の情景や心情がリアルに思い起こされてだな、これが不思議と書き終わった時には自然と、レス状態だった奥さんに対してかなり性的に発情している自分がいたりするぞ?」
と教えてもらったのです。
でまぁ。文章を書くのは嫌いではないし、とりあえず書いていこうと思います。ちなみに、筆者と妻の年齢は現在26です。セックスは月に1回~2回。レスの原因は、世間でよくあるような、これといって妻が出産を迎えたとか、結婚後に太ってしまって美しかった頃の面影がない。というわけではありません。ごく自然と妻と遠ざかるような生活スタイルになっていました。
【再会】
これは俺が大学1年生の春の時まで遡ります。大学1年に入学したばかりの俺は、新しくできた友人たちと学校からもらった資料などを見ながら、「部活は入るか?選択授業は何をとるか?」というような、まだ大学に入って右も左も判らない中で大学生活に突入していた頃になります。
その時、同じように同級生の女子で、(どこかで見たことがあるな・・・)っていう女子がいるのに気がついたのです。
その女子は黒髪のストレート。体も普通に細い感じ。顔とかは人それぞれ好みがあるので(自分の妻の事でもあるので)細かく記述しようとは思いませんが、当時の俺は、その女子の唇の下にある小さなホクロを見て、(この子、美人でセクシーだな・・w 小学校の時にいた、須田愛子(仮名)に似てるな・・・w)と思ってました。
ここでさらに少し時間を遡らさせてください。
俺が小学校5年、6年と2年間、一緒に同じ学校で過ごした中で、女子に「須田愛子」という子がいました。この子はけっこう変わった子で、○○小学校の稲川淳二。と呼ばれてた子でもあります。
なぜ、こんな女の子が稲川氏と呼ばれるのかというと、この須田の父親は、真言密教で修行した経験があるらしく、(今は還俗して普通の個人事業をやってますが) 霊感がある。と有名だったのです。
そしてその霊感は、娘である愛子にまで引き継がれ、愛子も通称「見える人」だったのです。
愛子はそんな家庭の環境からか、霊的な話が身近にあり、愛子本人も、そういった霊的な話をする事が嫌いではないらしく、小学校の林間学校や修学旅行等、霊的話に需要があるとき、普段はおとなしい感じで男子ともあまり喋らない愛子の周囲に、男女様々な生徒が集まり、愛子中心に怪談話に花を咲かせていたという事があります。
ただ、愛子が小学校の頃はまだ、父親は還俗しておらず、普通に霊媒師として生計を立てていたそうです。そんな宗教的な影響なのか、愛子は一風変わった子であって、俺が印象に残っているのは、小学校の時からなぜか厚着だった。水泳の授業には一切、出なかった。というのがあります。
その頃は世間ではDQN親というのも珍しいものでもなく、「ウチの教育方針では○○だから、○○の授業はいらない。」などという親もいましたので、愛子の家庭もその一種か。くらいにしか思ってませんでした。
しかし、この須田愛子も、中学にあがると同時に、私立の学校に進学し、俺は俺で、地元の中学、地元の公立高校と進んだ事によって離れてしまい、それから俺の頭の中から、愛子の存在なんてまったく消えていた時に時を経て、偶然にも同じ大学に入学し、奇妙な再会をしてしまったのです。
では大学時代の話に戻します。
そこで僕は、愛子に似た子がいると、99%この子は須田愛子だ。と確信を持っていても、あれから6年以上は経過しているものですから、気軽に「もしかして須田さん?」なんて声を掛ける事も出来ませんでした。もし、声をかけて向こうから忘れ去られていても、それはそれで悲しいし。っていうとこです。
ただ変わらなかったのは、あいかわらず厚着だな・・・。っていうとこでした。ヒザくらいまでの長さのデニムのタイトスカートに、真っ黒のストッキング。上はカーディガン。顔がそれなりに見栄えがあるからいいものの、服装だけでみたら、ちょっともっさいかな。。。っていう感じは小学校の時のままでした。
それから向こうも俺に対して意識があるのかどうかはわかりませんが、時折、チラチラみるような感じでそのまま大学生活は順調に進んで行ったのです。
それから季節は初夏になろうとしていました。俺は大学の友人達と、「今年こそは海でナンパじゃ!!!!それまでに筋トレして準備するぞ!」と、いきなり訳もわからず、俺達の間で筋トレが流行したのでした。
といっても、俺はそういうめんどくさいのを嫌う方なので、口では周囲に合わせて「よしやるか!」なんて言いながらも、ダラダラとして過ごし、友人達と飲みに歩き、徹夜で麻雀、ゲームに夢中になって学校の授業なんかを疎かにし、遊びまくってたのでした。
しかし、そんな友人達とスーパー銭湯に行ったとき、そこにいた友人が全員が、腹筋を割れているのを見て、「俺は本気だぞ?マジこの夏で海で女の子を見つけるぞ」とか豪語している影響もあり、(俺だけがモヤシ状態じゃねぇか・・・俺も筋トレやろうかな・・・)なんて周囲の影響で思ったものでした。
それから俺が思いついたのは、俺の住んでいる場所は南大阪ということもあり、けっこういろんな場所に古墳が点在している場所になっています。
古墳の周りはランニングコースとしては申し分もなく、朝からいろんな人がランニングやウォーキングをしていたりします。僕はまずは基礎体力作りから、週に1回でも2回でもいいから、ランニングでもして体力作りするか。なんて思いつき、その初夏のセミの鳴き声が聞こえるか、聞こえないかの中、朝早くに起きて近所の古墳までジャージを着てから繰り出したのでした。
そして古墳を適当に歩いたり走ったりをしていると、古墳の周囲のランニングコースに、少し自販機などがあってベンチなどがある地点があるのですが、そこに見覚えのある女性が、木でできたベンチに足をかけてストレッチ運動をしていたのです。
俺は走りながらその女性に近づいていき、近づけば近づくほど、(これってもしかして、、須田?あの大学の子だよな・・)って思い始めたのでした。
かと言って、いきなりそこで走るのをやめて、「よう!」なんて言えるはずもなく、一度はそのまま通り過ぎたんです。
しかし、俺の中で(このまま通り過ぎるのか?)と自問自答し、結果、(俺は別に、何もやましいことはしてない)という考えがまさり、俺は少し走った道を引き返し、その木でできたベンチに座って携帯を触っている女性の近くにより、勇気を出して「もしかして、、須田さん?」と声をかけたのです。
すると須田は、「ああ、○○君だよね?w同じ大学の^^」と笑顔で答えてくれたのでした。俺はそこで間髪入れず、「大学も同じだけど、、小学校も同じでしょ?w」と言ったら、「うんw 知ってるw」と答えてくれたのでした。
なにか、ここ数年彼女も女っ気もなかった俺の心の闇に、一筋の光が差し込んだような気がしました。
それから俺達はベンチに座ったまま、「実は今まで気がついてたけど、声をかけづらくてwww」みたいな話をし、昔話に華を咲かせたのでした。
それから話だして30分くらいした時、須田は「じゃ、そろそろ帰るねw」といって立ち上がったのでした。その時、須田は俺の左側から立ち上がって、よいしょ とか言いながら、目の前に止めてあった自転車に鍵を差し込んだのですが、その時に俺の視線に入ったものが、これまた強烈だったのです。
今まで須田も俺も座っていたのでさほど気にしてなかったのですが、あの厚着で肌を晒さない。まるで蓮華のような感じ(仏教チックな)っていう印象だった須田が、上着は普通のシャカシャカジャージなのですが、下半身はまるで競泳水着を彷彿させるような、ピッチピチのスパッツみたいな感じのものを履いていたのです。
かなり肌に吸い付くような本格的な運動着っていったらいいのか、須田がおそらく中に履いているのであろうTバックの形、Tバックどころか、尻そのものの形が普通に食い込み、そして浮き出ていて、しかも須田が振り返ったときとか、前にはマンPのスジまで作っているような感じだったのです。
俺は(あの須田がTバック・・・!?しかも前はクイ込み!!!)って、心臓が どきゅん・・!! っていう締め付けられるような感じでした。
俺はそんな衝撃的な光景を目の当たりにしつつも冷静を装い、「須田さんは毎朝、ここでジョギングしてるの?w」なんて会話をし、須田の動向を確認したのでした。須田は、「月~金は毎日いるよ」と言ってくれたのです。俺は「俺も最近、マジで健康に気をつけてさw 平日も走る予定なんだわ。また会ったら一緒に走ろうぜ」なんて格好いい事を言いながら、その日はそのまま別れたのでした。
そしてその日も大学はあったのですが、あいかわらず須田は厚着で、俺とあってもすこし微笑む程度で話しかけてくることもなく、そんな感じで終わったのでした。
しかし、生来の怠慢者である俺は、そんないい出会いがあったのにも関わらず、友人と朝まで麻雀、飲み歩きをやめることもなく、適当に週に1、2回の頻度でジョギングするくらいで、これといって須田との進展がないように思えたのでした。
つづく。