あれから20年経った夏、同学年の同窓会がありました。
近くの温泉町の大きな旅館へ男女合わせて50名近くが出席しました。
その中にタカコがいました。宴会では遠くの席から時々私を見ておりました。
お開きになってダンスホールへ行くとタカコが寄ってきました。
三十代半ばの熟女になっていたタカコと組むと、成熟した女の体臭がムンムンします。
タカコは一度結婚したが、亭主の浮気で離婚して、今はこの温泉町の別の旅館で仲居をしていると、踊りながら話して
くれました。
明日朝食もそこそこに宿を出て、タカコに誘われてアパートへ立ち寄りました。
お茶を出してくれて身の上話を聞いているうちに、タカコは子供の頃から私が好きだったと打ち明けました。
「今はどう?」とからかい半分に訊くと、顔を赤くして
「それを私に言わせるの?あなたは私の事どう見ていたの?」と言うやりとりがあって、
私のそばへにじり寄ってきました。
もうあとへは引けません。肩を引き寄せ唇を合わせてしまいました。
タカコは玄関ドアにロックをして、窓のカーテンを引くと、私を隣の和室へ連れ込みました。
出張などでここしばらく家内との夜の楽しみから遠ざかっていたので、すでに息子は反応し始めています。
全部脱いだタカコの身体は、色が白くポッチャリとしてヘアは薄く、抱き心地は抜群でした。
仕事柄男つきあいは少なくないだろうと想像しながらも、タカコのあそこは美味でした。
「あなたのいいわ、最高よ。私太いのより、細くて硬いのがいいの。あなたのは理想的よ。」
耳元でつぶやきます。
その日は夕方まで抱き合っていました。アパートを出るとき、
「ねぇ、また会える?会いたいわ」というので、
お互いの電話番号を教え合って(ただし私のは会社の番号)、別れました。
これ以降の物語はまた次回にします。