もう30年くらい前になります。
同い年の久美子は家が近所で物心ついた頃から一緒に遊んだりしていて、幼稚園、小学校も同じでした。
小学校に通うようになり、いつも一緒に登下校していたのですが、小5になると、久美子は胸も膨らみ始め、私は何か一緒にいるのが恥ずかしくなり、久美子を避けるようになりました。
小6の一学期の終わり頃でした。
学校帰り、久美子が私のところに走ってやってきました。
「ねぇ、ナオ。話しがあるんだけど、今から私のうちに来てくれない?」
私が黙っていると、久美子は私の手をつかみ、家まで引っ張って行きました。
近所ながら久美子の家に上がるのは久しぶりでした。久美子の両親はいませんでした。
私は久美子の部屋に連れて行かれました。部屋に入ると久美子は緊張しているような顔になり、何かソワソワした感じでした。
「話って何?」
「実は私、お父さんのお仕事で二学期から転校することになったんだ。」
しばらく久美子は下を向いて黙っていました。
「こんなこと言うの恥ずかしいけど、私、ナオのこと好きなんだ。だから私が転校してもずっと私のこと忘れないで欲しい。」
久美子の目からは涙が溢れていました。
私も久美子のことが本当は大好きでした。
「俺もクミのこと好きだよ。絶対忘れないよ。」
私が下を向いていると、突然、久美子は私にキスをしてきました。初めてのキスに私はびっくりしましたが、少しエッチな気分になり、それだけで私の物は勃起してしまいました。
「ねぇ、ナオ。セックスって知ってる?大人の人は大好きな人とセックスするんだって。私達もしてみない?」
当時、私はなんとなくしかセックスについての知識はありませんでした。そんな私が困っていると、久美子は着ていた体操服、スカート、ブルマを脱ぎだして下着姿になり
「ほら、ナオも服脱いで。」
私はちょっと恥ずかしさを感じながら服を脱ぎました。
すると、久美子は下着も脱ぎ、全裸になった。まるで膨らみかけた風船のようなおっぱい、ほんの少しだけ毛の生え始めた股間を目の前に私は今まで経験したことがないくらいドキドキして心臓が破裂しそうでした。母親以外、初めて見る異性の裸でしたから。
私と久美子は全裸になってベッドの上で抱き合い、キスをしました。そして、お互いの性器を触りあいました。
知識の無かった私は久美子に言われるままにクリトリスを撫でました。久美子は多少知識はあったようで、私の勃起した物を握り、上下に動かしていました。
後で聞いた話ですが、その頃、久美子はオナを経験していたそうです。クリトリスを撫でると真っ赤な顔になり少し苦しそうな顔をしていました。そして、久美子の性器からはみるみる愛液が溢れだしました。
私は久美子の行為にしばらくすると、頭が真っ白になり、ついにシーツの上にの射精してしまいました。初めての射精でした。
恥ずかしくて泣きそうな私に久美子は優しくティッシュで拭いてくれたのを覚えています。
いよいよ久美子に挿入することになりました。
「ナオ、ここにおちんちん入れるんだよ。」
久美子の言う場所に私の勃起した物を押し付けましたがなかなか入りません。
久美子も必死で私の物を握り自分で入れようとしていましたがしばらくうまくいきませんでした。
一時間くらいそんなことをしていたと思います。
何かの拍子に私の物が先っぽだけ引っ掛かった感触がありました。
私は力任せにそれを押し込みました。すると、ブチっとした感触があり、私の物はズルっと根元まで久美子の中に入りました。
「キャー!痛い!」
久美子は眉間にしわを寄せ苦痛の表情でした。
「クミ、痛いの?大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。おちんちんちゃんと入ったね。すごく嬉しいよ。」
しばらく二人ともそのまま静かに抱き合った状態が続きました。
しばらくして、私は動くと気持ちいいことがわかりだし、ゆっくりと腰を動かしました。そして、快楽に任せて私の腰の動きはどんどん速くなっていきます。
久美子はたまに悲鳴をあげながらも苦痛に耐え、私の体に物凄い力でしがみついていました。
激しく腰を振るとすぐに私はまた込み上げてくるものがあり、久美子の中で果てました。
それから8月の後半に久美子が引っ越すまで、お互い両親が家にいないときは毎回のようにセックスしていました。
その分、引っ越しの日はすごく悲しかったのをよく覚えています。
月日が流れ、26の時に久美子と再開し、お互い付き合っている人もいなかったのですぐに交際が始まりました。
そして、今では久美子は二児の母であり、私の良き妻です。