幼馴染との体験

私の父がマイホームを購入したのが、私が5才のときでした。
分譲住宅の同じブロックに妻がいて、同い年の子を持つ母同士が仲良くなったのがきっかけです。
私達家族があとから来たので、幼稚園は別でしたが、小学校からは一緒でした。
入学式は私と妻が手を繋いで一緒に写ってる写真、運動会、卒業式、中学の入学式、卒業式、妻と一緒の写真は、妻の亡き父がカメラ好きだったせいもあり、かなり今でもアルバムにあります。
よく一緒に遊んだし、両方の家族が一緒の旅行などもありました。
妻に異性を感じたのは、小学校高学年、五年生のとき行った、両家族で行った海水浴です。
スクール水着で遊ぶ妻の胸の膨らみ、平気で私にじゃれてくるその柔らかみを感じました。
私が妻に恋心持ったのは、中学二年のときでした。
周りは当然、私と妻が仲良いことを知っていて、からかわれたことで気づきました。
家がすぐ近くだから、よく登下校も一緒、それをからかわれた妻が言ったんです。
『嫌いだったら一緒に学校来たりしない』
当然、じゃあ好きなの？とはやし立てられた妻。
『多分そうかも』
そう言われた私、周りにからかわれながらも、嬉しい気持ちでした。
妻と付き合いたい、そう思ったのが中学三年のときでした。
私から申し込み、妻はＯＫしてくれる、そう完璧に思ってました。
『ダメ！』
予想外の返事が、即答で返ってきたのをよ～く覚えてます。
多分好きは、違ったのか、そう思いましたが、理由は違うとこにありました。
お互い受験控える身、終わってからにしましょうが理由でした。
高校は別になりましたが、交際はスタート、二年清い交際して、次のステップへと私は思いましたが、妻はまたダメを言いました。
『二十歳まで待って』
理由、自分に責任持てるようになるまで、妻は私より一歩二歩先でした。
社会人になり、二十歳になり、私は妻より誕生日が三ヶ月あとだったため、それまで待たされました。
でも妻はきちんと約束を守り、果たしてくれました。
お互いの初めてを交換しあったのです。
結婚したのは24のとき、前年プロポーズしたんですが、またダメ。
私に仕事上必要な、一級国家資格受かったらいいよと言われて猛勉強。
翌年、二年続けて失敗してる資格を取り、仕事上も安定したので、結婚となりました。
妻にはダメダメ言われながらもここまで続いています。