小学校の頃、なぜかウマが合いよく遊んだ孝子。
中学でもそれが続いて俺が告白、孝子はそれを受け入れてくれた。
進路が異なるため、もうすぐ受験だと言うのに、俺達は童貞と処女を卒業しあった。
高校になると会う機会が激減、ケンカをするようになり別れた。
しばらくして21才のとき、また付き合い始めた。
二年も付き合ったが、孝子は別な人が好きになったと言い、俺はふられた。
孝子はその好きになった人ではない男性と26才で結婚した。
俺も28才のとき、付き合っていた女性と結婚した。
俺の結婚生活は三年もたなかった。
俺は子供を作り、普通の家庭を作りたかった。
結婚した女性も最初は俺と同じ考えだったが、職場で責任ある仕事をするようになり、キャリアを積んだためか、子供を作るとか家庭より、仕事へと偏っていった。
結果、意見が食い違うようになり、離婚した。
孝子はそのとき、結婚した男性の子供を産んでいたが、男性は子育てに懸命な孝子をよく思わなかったらしく、けんかを繰り返すように。
しまいには子供を殴ったそうで、逃げるように親類に身をよせ離婚。
実家に帰ってきた。
俺も孝子も30も半ばになっていた。
なんとなく連絡をとり、孝子と数年ぶりの再会。
年取ったねと笑った。
時々会うようになり、自然と男女の仲を取り戻していた。
お互い結婚を失敗していて、苦い経験しかないので、結婚しようとかは考えてなかった。
孝子も連れ子あるから再婚までは考えてなかったそうだ。
付き合ってるのが孝子のお母さんにはわかっていたのか、偶然会ったときの立ち話で、啓太君、孝子をお願いねと言われた。
孝子に会ったとき、お前のお母さんからそう言われたと打ち明けた。
余計なことをと怒っていた。
数ヶ月して孝子に言った、失敗した者同士だからその経験生かせば上手くいくのではないかと。
迷っていたような孝子、その日のセックスは避妊なしで俺が強引にせまった。
それまでは避妊をしていた。
俺は迷いを吹っ切るように孝子の奥に吐き出した。
少し呆然としてるような孝子にさらにせまり、二回目、三回目と孝子に吐き出した。
出来たらどうすんの?一緒になると言ったが、孝子は簡単に言わないでと言った。
それからしばらく会ってくれなくなった。
的中させてた。
孝子妊娠。
孝子も迷いを吹っ切っていて、話しはとんとん拍子に進んだ。
今四人で生活、幼なじみ、人生回り道クネクネ。現在42才。