すみません。
学校の講義が終わったので、また書かせていただきます。
背後で女の人の声を聞き、肩に手を掛けられながらも、まだ私はその場から逃げるつもりでした。
何とか肩に掛けられた手を振り払って走ろうとした時に、「貴女、かおりちゃんでしょ?そうでしょ!」と私の名前を呼ばれたのです。
その言葉で、私はへなへなと地面にしゃがみこんでしまいました。
それと同時に、私は下半身に生温かいものを感じました。
汚ない話で申し訳ありまけんが、私はその場で失禁したんです。
冷たいアスファルトの地面にしゃがみ込み、おしっこを漏らしながら、私は声を出さずに泣きました。
泣いてるつもりは無かったけど、目から涙がぼろぼろと流れるんです。
そんな状態の私の前に声を掛けた女の人がしゃがみ、私の目の前にその人の顔が来ました。
顔見知りどころか、毎週日曜日に私が英語を教えてもらっていた女の人でした。
その時が30歳になった頃で、大学で薬剤師の資格を取り、親がやっていた調剤薬局を引き継いで経営しながら、日曜日等に子供相手の英会話教室を開いている人でした。
「やっぱりかおりちゃんね!
何があったの?」
そう聞かれた時、それまで出なかった泣き声が出ました。
本当に小さな子供の頃の様に、大きな声で泣きました。
その女の人(その頃呼んでいたように、ここでも先生と呼びます)先生は、閉めた薬局の裏口を開けて、私を店の中に入れてくれました。
そうでもしないと、夜中に外であんな大声で女の子が泣いていたら、きっと誰か近所の人が様子を見に来ていたでしょう。
店の中に入ってから、先生は濡れた私の下半身を乾いたタオルで拭いてくれ、それから自分の着ていたコートを私に着せてくれました。
暖房も入れてくれ、私は先生のコートを着て椅子に座らされました。
そして改めて、私が何故、冬の夜中に全裸で外にいたのかを問い質されました。
私はしばらく泣き続けましたが、何度も問い質されて、遂には「冒険したくて、自分でした。」と白状したのですが、それでも先生は納得しない様子で、重ねて問い質されました。
「貴女が一人でしたんじゃないでしょう?
誰からさせられたの?」
と何度も聞かれました。
それで遂に、「年上の女の人から教えてもらった」と、従姉の名前は出さなかったけど、本当の事を言ってしまいました。
先生はそれでも納得しません。
後で聞いたのですが先生は、私がロリコンの変質者からワイセツ目的で誘拐されて、途中で逃げ出したとか、やはり変質者から弱みを握られて変態行為を無理やりさせられてるとか考えていたそうです。
先生から、「今晩の事は誰にも言わないから、先生だけに本当の事を話して!」とまで言われて、私は露出を教えてくれた従姉の名前を言いました。
すると先生は「◯◯ちゃん?今年県北の高校に行った◯◯ちゃんのこと?」と言うと、それから急に私の言うことを信じてくれたようでした。
従姉も先生から英語を習っていて、先生は従姉の事を良く知ってたようです。
やっと先生は、私が好奇心やスリルや裸での解放感等が好きで、一人でこんな変態行為をしているんだと分かってくれました。
その後、先生から熱い紅茶をご馳走になり、先生の車で家まで送ってもらいました。
車の中で先生から、「今晩の事は誰にも言わないから、これから一人で危ない事をするのは絶対にダメよ!」と言われて、泣きながら約束しました。
家の近くで隠してあったパジャマや下着を着た後に先生から、「もしかおりちゃんのお父さんお母さんが起きていて、かおりちゃんがいないのに気がついて大変な事になっていたら、私が『かおりちゃんは何か悩み事があるみたいで、パジャマ姿で外を歩いていたのを、私が見つけたので送って来ました』と言ってあげるから。」と言ってもらいました。
幸いにも、私の家の灯りは消えたままで、両親は私が出歩いていた事に気がついてはいませんでした。
先生と約束したので、それから私は一人で危ない事はしないようになりましたが、不思議と先生からは、その時以後も私が危ない時に助けられることが何度かありました。
私の初潮は、この時から2ヶ月後でしたが、その時も駅前を歩いていて急に自分の身体の異変に気がつき、パニックになり掛けたところを、運良く通りかかった先生から声を掛けてもらって助けられています。
露出とは関係無いかもしれませんが、忙しくて私の世話が出来ない両親に代わって、私を海水浴や大きな露天風呂がある温泉に連れて行ってくれたり、本当に良くしてもらいました。
後半は野外露出とほとんど関係無い話を書いてしまってすみません。
ありがとうございました。
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