夜の露出散歩に慣れてしまったら、どうしても昼間にしたくなりました。
さすがに家の近所じゃまずい!
人に見せるのが目的じゃないから、山の中とかでも良い。
そう思って、家から山の方に上がっていく方向に場所を探しました。
昔のミカン畑で今は耕作してない所とか、干そうされた道からちょっと入ったら、けっこう安全そうな場所もありました。
三年生の秋に、ミカン畑の跡で1本大きな木が生えてる所でやってみました。
脱いだ服はその木の枝に掛け、それまでショーツは脱がなかったのに、この時から全裸に挑戦。
サンダルだけで約30分、枯れたミカンの木が並んでる所を歩き回りました。
その後、大きな木のところに戻って、裸で木登り。
枝や葉っぱが繁ってるところまでしか登らなかったけど、ミカン畑の向こうが見通せました。
そこで見たのが、斜面を登った上にある高圧線の鉄塔です。
あそこまで裸で行けたらすごいなあ、って思ったけど、その日は無理せず服を着て帰りました。
次の週末には、鉄塔まで行けるか偵察です。
民家は無い!耕作中の畑とかも無い!
細いが道は通じている。(たぶん、高圧線の保守点検のための通路)
これって、出来るんじゃない?
次の週末まで、学校でも家でも冒険のことを考えて落ち着きませんでした。
次の土曜日、親が親戚の法事に行くから帰りが遅くなる。
けっこうけっこう!
私もゆっくり冒険出来る!
そう思って小雨が降りそうなのに決行しました。
自転車の前カゴに、露出の時に履くサンダルと、もし身体が汚れた時に使うタオルが入ったバッグ。
舗装道路から未舗装の道に入って、自転車を前に行ったミカン畑の大きな木の下に隠しました。
小雨が降ってきたから、脱いだ衣類は全部バッグの中へ。
雨が降った方が、他の人が来る可能性が低くなるから、ちょうど良い。
そう思ってました。
秋と言ってもそう寒くもないし、可憐な処女ゆうかは(?)、全裸で峰伝いの小道を向こう側の頂上へと歩きました。
峰伝いに歩いてる時に、はるか下の方に民家が見えたけど、女の子一人が歩いてるのまで見えないだろう、見えないでください、見えないはず!って自分に言い聞かせて歩きました。
鉄塔のところに着いた時には、小雨とは言えかなり身体が濡れてました。
鉄塔の向こうは?って見たら、びっくり!
隣の街が一望です。
すごいだ!私、こんな開けた所で裸になってるんだ!
ってかなり高揚した感じになりました。
そしておバカゆうかが何をやったか?
鉄塔の4本の脚の1本に、登っちゃったんですよ。
脚に登れるように手や足を掛ける梯子みたいなのが着いてて、高さ5メートル位の鉄の格子で出来た50センチ四方の足場のある所まで登れました。
そこまで上がって、背中を脚に凭れさせて足場に座ってみました。
隣街の方に向かってわざと足を広げてみたり、オナニーの真似事(さすがにマジでするのはちょっと恐かった)をしたりして、かなりエッチに盛り上がりました。
さすがにちょっと寒くなって地面に降り、そこで隣街の方に向かっておしっこ。
拭くティッシュを持ってきてないけど、雨で濡れて流れるから良いや!って、そのまま元の自転車を隠した所に戻り始めました。
行きは精神的に高揚してたから平気だったけど、戻る時はさすがに雨で濡れて寒さを感じ、早く戻ってタオルで拭かなきゃ、って思ってました。
峰伝いの道を渡り終えて、そこの茂みを曲がったらすぐミカン畑と言う時に、視界に自然のものとは違う色彩が入ってきました。
鮮やかな黄色?
枯れ葉の色じゃない!
人だ!逃げなくちゃ!
と思った時は、目の前に黄色の雨合羽を着た人が立っていました。
背丈は私と同じくらいで、一目でかなり歳上の女性って分かりました。
逃げなくちゃ、て頭では思うんだけど、身体が動くまでちょっと掛かりました。
やっと身体が動いて後ろを向いて走り出そうとした時は、左手首を捕まれていました。
自分で記憶は無いけど、かなり大きな声で叫んだそうです。
叫んだ内容は、
「いやー!」とか「ごめんなさい!」とか「言わないでー!」とかだったらしいです。
それから、その場にしゃがみ込んで泣きました。
泣きながらだけど、少しづつ私を捕まえた女性を観察しました。
知らない人だ。
お母さんよりお祖母ちゃんに近い歳みたい。
怒ってはいないみたい。
何も言ってこない。私が泣いてるからか?
走って逃げられないか?
多分だめだ。
雨でサンダルでは坂道で滑って危なくなってるのに、このおばちゃんは長靴を履いてる。
道にも詳しいだろう。
もし近くに仲間がいて、その人たちを呼ばれたら、完全にアウト。
それに、隠してた自転車も、もう見つかってるかも。
本当に涙を流しながら、声が枯れそうになるほど泣いてるのに、これだけ考えてた私って凄い?(いやなガキって方が当たってる)
おばちゃんの第一声は
「いたずらされたの?」でした。
私が誰か男から性的ないたずらをされて、裸で逃げてきたと思ったみたいです。
そうです!って言えば、私が自分で裸になる露出癖があるってばれないかも?と思ったけど、警察とか家とか学校に連絡されたらますます困る!
結局、泣きながら顔を横に振りました。
「どうしたの?本当にどうしたの?」
って、おばちゃんが「本当に心配なんだよ!」って感じでどんどん聞いてくるから、ついに
「自分で...」って言っちゃいました。
それでおばちゃんは、半分納得してくれたみたい。
「服とかどこ?」って聞かれて、もう全部正直に話しちゃいました。
おばちゃんと一緒に自転車を隠してる所まで行って、木の下でタオルで身体を拭いて服を着ました。
そこで泣き落としの第二段。
「私、変なんです!生理が近くなると..何故かこんなことしたくて..」
って本当と嘘を適当に混ぜた話を途切れ途切れに..。
おばちゃんの顔が困惑から同情に変わってきたのを察知。
もう一押しだ!
「お母さんに心配掛けたく無い!
学校に知られたら、お母さん絶対に呼び出される!
そうしたら私...。」
もう演技賞独占って感じでした。
おばちゃんが、「取り敢えず私の家においで。」と言ってくれました。
本当は直ぐに逃げたかったんだけど、自転車の通学用ステッカーも見られてるし、ここはおばちゃんの言うことを聞く方が..。
おばちゃんの家は私の偵察ルートから離れていました。
かなり大きな、いかにも農家って感じの家。
そこで独り暮らしだそうです。
そこでお風呂沸かして入れてくれて、上がったら新品のショーツを着替えに出してくれて、おまけに今日は親が法事で帰りが遅い、って言ったら夕飯までご馳走になっちゃいました。
夕飯の後で、ちょっとだけ叱られました。
危ないことは、しちゃダメ!ってくらい。
でも、思春期の女の子が色々不安定ってことは分かってくれてたみたい。
お母さんにも言わないから、もう絶対にしちゃダメ、でチョン。おしまい。
その後に、軽四トラックに私の自転車を載せて、家まで送ってくれました。
まだ両親が帰る前だったから、証拠隠滅の時間は充分。
無事に両親を迎えました。
おばちゃんの家には、それから何度も遊びに行っています。
あれだけ良くしてくれたんだから、お礼の気持ちを伝えて、ずっと感謝し続けるべきだと思ったから。(本当は、仲良くなってた方が変な話とか他人にされないだろうと思って)
仲良くなったら、おばちゃんからもエッチ系の面白い話を聞く機会もあったし、良かったです。
小説の方が行き詰まったから、こっちでメチャクチャ書いちゃいました。
皆さん、どうぞ、呆れるがよかろう!
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