いろんな角度から、いろんなポーズをとって、全裸の自分を撮影していきます。裸でカメラをセットし、自分の裸の写真を撮っている姿は、はたから見てたらかなり滑稽な姿でしょう。
しかし、安心しきって撮影していた私の耳に、一台の車の入ってくる音が聞こえたのです…。私はかなり慌てて、カメラを片付けます。ドアの閉まる音…。私は急いで全裸のまま個室に飛び込み、鍵をかけました。
(ふぅ、危ない、危ない)と、一息ついた瞬間でした。私は、凍り付いてしまったのです。個室を見渡すと、あるべきはずの私の服や下着が無い???
そう、慌てていた私は、個室を間違えてしまっていたのです。(取りに行くか?)とも思いましたが、なにやらトイレの出口付近から、ガサガサ音がしており、出るに出れません。(立ち去るのを待とう)と、考えました。
そのまま私は様子を伺います。しかし、なにやらバケツのような物音。(まっ、まさか掃除の人?)勘弁してよーと拝むような気持ちになります。が、無常にも明らかにトイレ掃除を始めた音…。
その人は、大の個室から始めていってます。私は生きた心地がしません。ペニスも縮みあがってます。いよいよ、私のとなりまで。そこには私の服が置いてあります。そして私の居る個室をノックします。私はなすすべなく、ノックを返します。すると、となりの個室に移り、また掃除を始めました。男子トイレを終えるまで、どれくらい時間がたったでしょうか。ようやく、出ていく気配を感じました。
少し間をあけ、恐る恐るドアを開けていきました。やはり、もう姿は見えません。私は急いでとなりの個室に移動しました。が…なんと服も下着も無いんです。(持って行かれた…)私は絶望感に襲われ、その場に立ちつくしました。
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