打ち合わせも終わり、お仕事も一段落ついたところで彼から
「りんごさん、一度遊びませんか?というお誘いをしたことがあるかと思いますが、これからいかがですか?」と言われました。
私は内心ものすごくドキドキしていました。
「遊ぶって何をして遊びますか?」
「ボウリングはどうですか?」
私はてっきり、あっちの遊び(笑)と思っていましたのでちょっぴり拍子抜け。
「えーっ?ボウリングですか?指が痛くなっちゃうからねぇ…あっ、ボウリングをしてワンピースがヒラッとなるのを見たいとかですか?」
「いやいやいや(笑)単純に僕がボウリング好きなのです。ワンピースがヒラッとなるのを見るのは男の浪漫ですが、そんなことは考えてもいませんでした(笑)むしろ、ボウリングで汗をかいたあとに、シャワーでも一緒にしたいなとは思ってましたが(笑)」
彼の素直な気持ちが私をグッとさせました。遊んだあとに大人の遊びが…そんなことを考えるだけで、あそこがものすごく熱くなっていきました。
「では、ビリヤードはどうですか?」
「私、ビリヤードをしたことがないのですけど、そんな私でも大丈夫ですか?」
「うんうん、大丈夫ですよ(笑)ちゃんと教えますからね。」
「それじゃあお願いします。」
ということで、ビリヤードをすることになりました。
彼から色々とビリヤードのルールや用語を教えて頂きました。
「左手でブリッジを作って親指と人差し指で輪っかを作り、そこにキューを入れます。」
「えー、どうするかわからないです。」
彼は私の左手を触りながら、ブリッジの作り方を教えてくれました。
「台を覆い被さるようにして上体を倒します。」
「えー、どうするのですか?」
彼は私の横に立ち、私に同じような格好をする様に言いました。私は見よう見まねで体勢をとりました。
「あっもう少し身体を真っ直ぐにしたほうがいいですね。」と言って、私の背後に立ち私を覆い被さるようにして構えを作ってくれました。
その時、私のお尻には彼のあそこが触れました。不意なことで私はドキドキしてしまい、あそこがキュンとなってしまいました。
9ボールというゲームを教えて頂きました。まずは彼の見本を見せてもらいました。キュー(棒)で手球(白球)を突いて、台上の一番小さな球に当てて穴に入れたら良いみたいなのですが、それがコーナーなどにある穴に吸い込まれるように入っていくのを見ていると、何だか心がスッキリするような感覚になっていきました。
私の番になって、キューを持って教えてもらった構えを取り、白球を突くために集中しました。
ちょうど目の前には彼がいました。彼の鋭い視線が突き刺さりました。でも、それはビリヤードの球を見るのではなく、その先にある私の身体を見ているようでした。
「えいっ、あーっ、ダメー」
キューが白球の上部にかすっただけでボールは真っ直ぐ前になどに進むのではなく、コロコロっと斜めに進んでいきました。
「りんごさん、もう一回打ってみて」
「はいっ」
台に覆い被さるように上体を倒した私は、今度こそは絶対に当てると思い、集中しキューを出しました。
「カン」
「やったぁ、当たったー」
「うん、当たったけど、7番に当たらないといけなかったのに先に8番に当たってしまったからファールになるんです。」
「あー、ほんとだぁ(笑)でも、初めてにしては上手じゃないですか?」
「うんうん、上手だと思いますよ。あっ、それと…」
「それと、なんですか?」
「それ…」
彼が指を差した方に目を移すと、ハーフカップのブラジャーがワンピースから胸元から少し見えていて、しかも乳首が顔を出していました。
「もぉエッチー。あっ、そうだ。倉庫でも見てましたよね。◯さんも男なんですね(笑)」
「そりゃあ目の前に美人な女性がいてましたら、誰でも見たいと思いますよ。それにチラッと見えるエロに男は興奮するんです。服を全部脱がせて見る身体も興奮しますが、こうして日常の中に潜むエロに出くわすと男なら興奮を隠しきれませんよ。」
真顔でそういう彼に思わずキュンとなってしまいました。
それからというもの、見られていると分かっているので、特に隠すこともなくビリヤードをしていきました。
2時間ほど楽しんだのですが、思いのほか体力を使う遊びだなと思いました。汗もしっかりかきました。
「それにしてもりんごさん、本当に上達が早いですね。ちゃんと手球をボールに当てることができ、最後の方にはポケットにボールを落とすことも出来てましたからね。また、今度一緒に行きましょう。」
「はい、是非お誘いください。その時は、胸元が開かないお洋服を着てきますね。」
「おーーーっ、男の浪漫を奪わないでぇー」
「ハハハッ(笑)」
意外にも可愛らしいところがあるのだなと思うと、本当に素直でいい人なんだなと思いました。
「このあと、シャワーが残ってますが、◯◯ホテルのレストランで食事を考えていますが、シャワーを先にしますか?それとも、先に食事をしますか?」
「そうね。汗もかいたので、先にシャワーを浴びたいです。それからご飯を頂けたらと思います。」
「わかりました。少しお待ちください。」
彼はスマホを取り出し、ホテルに部屋の予約とレストランの予約をしました。
この辺のスマートさとスピーディさが会社をまとめている人の力だなと改めて思いました。
ホテルに着いた時、彼はスムーズにチェックインを済ませ、カードキーを手に持ちエレベーターに乗りました。
最上階にあるスイートルームに案内されました。
「えーーっ、シャワーを浴びるだけなのに、こんなにいいお部屋を取るなんて、ほんとごめんなさい。」
「いえいえ、素敵な女性に見合う部屋を選んだだけです。」
彼のすることが本当にスマートで男前。そんな彼に求められたら…なんて考えると、落ち着きを見せていたあそこが再び熱を帯びるようになってきました。
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