それから外回りに行っていた課長の車が戻ってきた音がして、私たちは何事もなかったかのようにそれぞれの席に戻りました。資料のことはすっかり忘れていました。
課長が事務所に入ってくる前に、部長はどこかへ行ってしまいました。それでよかったと思います。私はまだ身体中が熱くて、顔も惚けていたと思うので、一人でいたほうが変に思われないかな、と思いました。
幸い、他の人に何か指摘されることはありませんでしたが、その日はずっとドキドキしてしまいました。
そのあと同じことはしませんでしたが、部長と二人きりのときに仕事の相談や報告に行くと、やっぱりペンを落とします。なので、しゃがんだときに見えるように、シャツのボタンを多めに外して部長のところに行くようになりました。
ちょっとあからさますぎるかな、と思いつつ、部長がじっとりと見てくるので、いままでは立ち上がってから手渡していたのを、いまはしゃがんだまま部長を見上げて渡しています。
また触ってほしい、と思いながら、視線にアソコを濡らしています。
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