先日、部長と二人きりの事務所で、私は棚のうしろに書類を落としました。腰よりすこし高いくらいの棚の、壁との隙間にコピー用紙を落としてしまったんです。
覗き混むと、すぐそばのコンセントのコードに引っ掛かっていて、手を伸ばせば取れそうでした。部長が棚を動かそうと言ってくれましたが、私はつい大丈夫です!と言って自分で取ろうとしました。
棚の上に上半身を預け、一生懸命手を伸ばす私に、部長が何も言わなくなったなと気がつくが早いかお尻になにかが当たる感触がしました。一瞬手が止まりましたが、すぐに拾う作業を再開しました。
部長がわたしのお尻に身体を押し付けている。軽くだけれど、ぐい、とときどき押し付けてきている。しかも位置的に部長は股間をお尻に。
事態を把握して、じゅわっと私のアソコが濡れました。気持ちいい、と声に出してしまいそうになって、我慢しました。私は感じていました。
一分くらいか、二分以上か、私は紙を取ろうとするフリをしながら、お尻のほうに意識が向いていました。このままじゃダメだと思いきって「取れないので諦めます」と言いました。部長が動きを止め、「そうか。仕方ないね」と言いました。すっと離れていき、私はどこかほっとしながら身体を起こしました。
でも足の力が抜けて、顔も赤いと思ったので部長のほうは振り返らず、棚に手をついて立っていました。そうして、つい、思いついてしまってすぐに、私は胸ポケットにいつも差しているペンを手に取って床に落としました。もちろんわざとです。
「あ」と言うと、部長は気づいて、どうしたのか聞きました。
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