おまけ 見られることあれこれ。
なんとか一週間、３回に分けて書いた今のお話も終わってしまいました。最後まで書ききる事が出来たのはコメントを頂いた読者の方々のお陰です。書いて行くモチベーションになってくれました。ありがとうございます。
ご質問にあったとおり、きっと今でも覗い行為は続いています。しかしこれも夏になればエアコンを動かし始めカーテンを閉めると思うので暖かい春の今だけの生活スタイルとなってしまうのではないかと思っています。
こうして文章を全部書き終わって落ち着いてみると、私という人間は（そういや人から見られることが昔っから好きだったよなぁ～・・・）と改めて思い知らされます。
今回のように３０歳を超えてからダイレクトにセックスシーンを他の人に見られたのは人生初めての経験なのですが、思い起こせば思春期を迎えた頃から見られることへの性癖が芽生えていました。
最初にそれを感じたのは胸が膨らみ始めてからの水泳の授業の時でした。周囲の女の子は水泳の授業を心底嫌がる子が多いのですが（包括的に体に関するアレコレがスクール水着でまるわかり。だけでなく生理中は休まないといけないので、休んでいる時は今日、アレノ日・・ｗとバレるなど嫌な要素を言い出せばキリがない）私はあまり水泳の授業が苦痛な時間という認識は持っていませんでした。
むしろ、当時の私は高飛車な意見かもしれませんが、（スタイルは上をみたらキリないけど、私は絶対に標準よりは上！）みたいな自負を持っている子でした。
また男子の目が私の胸元を見ていたり、股間を見ていたり、背後からお尻を見られていたりすることに一種の興奮を覚えていた・・・それが私の思春期だったと今思いだしてしまいます。
そして以前に付き合った彼氏からも「まほ、、おまえけっこうザツな所があるよなｗ」と言われた事があるんです。その時は彼氏を当時住んでいた場所の駅まで迎えにいった時でした。私は徒歩１０分の場所にある最寄の駅なので、近場にある深夜のコンビニにいくような感覚で「部屋着」のまま歩いていったのです。
その部屋着が彼氏的には外に出るにはありえない服装だった。というのです。
その時、私は着ていて楽だからという理由でパジャマにも使えるようなバスケットボール選手のようなジャージ。（ハーフパンツでタンクトップ）を着ていたのですが、彼氏から見ればパンツは透けているわ、乳首ポッチしているわ。。。とツッコミどころが満載だった様です。
あくまで当時の彼氏からすれば、そういった透け下着、乳首ポッチなどは女という生き物である以上、絶対に見せて歩いていけないもの。というような認識でいたそうです。（今の彼氏はその点、そういうのに気にしないタイプ）
しかし、私からすれば正直いってメンドクサイ。確かにインターネットでもどこでも、その手の「男性の目線対策アイテム」って数多く売っているのを知っています。ブラ線が出にくいブラ、パンツの線が見えにくいパンツなど。。
でも私からすでば、これらアイテムはすべて可愛くないし、ダサイのに高い。看護師などの専門職についてる人なら、こういった下着を選ぶのは理解できるのですが、普段ジーンズやスカートで歩く私にこんなのいるか？って思うのです。また言い返せば、深夜のコンビニや近所の駅にいくのに、なぜそこまで着替えて行かなければいけないの？というところです。
つまり、一切わたしはそういった目線対策という行為をしない女であった事を改めて感じるものでした。
ですが今の彼氏はそういった「男からの目線、他人から自分の彼女がどう見られてるか」といった部分にはまこと。。呆れるくらい無頓着な人なのです。言い換えれば、私と相性がいい思考の人ともいえます。
昨年の夏が始まる頃だったと思います。今の彼氏と一緒にマリンスポーツショップに水着なんて買いに行った事がありました。その時私は、彼氏の手前、、いちおう視線があるから。という要素を含んだうえで、「これなんていいんじゃない？」「これはどう？」と当たり障りのない今風の水着（胸部部分がヒラヒラになってて、下がスカートまたはハーフパンツになっているタイプ）をチョイスしてみたのですが、彼氏は「えーー、、なにそれー」というのです。
そして彼氏が持ってきたのは何かというと、ハイレグや競泳水着という訳ではないですが、、形だけでいえば普通にブラ、普通にパンツ。という構造だけでいえばまったく普段使いの下着と同等のものでした。
前者と後者が何が違うかといえば説明の必要もないと思いますが、前者は何かとカワイイのに付け加え、乳首や恥丘の所がヒラヒラ、ブカブカしてて肌にフィットしていないのです。後者はその逆。ブラとパンツと同じ。全部、カラダにフィットしている。
そんな彼氏がいうには「海にはいったあと、それがカラダに吸い付くのがエロイんだよｗ」と言ってたのを覚えています。（H前に風呂に入るな、着替えるなという人ですから・・・）
ですが、もし海が私たちの貸し切りだとそれでもいいのかもしれませんが、他の人の目線は？ｗｗｗ と思わず私が突っ込みたくなるくらいでしたが、もともと私はあまり気にするタイプでもないし、彼氏がそれでいいなら。という理由でその水着を買った記憶があります。
当然のごとく、今どきそういったタイプの水着で海に行けば、周囲の男性から視線を集めるのは当然の事でした。海にはいった後、さすがにカップがあるので乳首がポッチする事はありませんが、恥丘にはがっつりとラインが食い込んでいました。彼氏はそれを見て「えっろｗｗｗｗ みんなお前の事、みてんぞｗｗｗｗｗ」と笑っていたのです。（やっぱどこかおかしいこの人・・ｗ）
こういう形でこれまでの流れを整理すれば、今の彼氏を相手に、他の誰からセックスシーンを覗かれるまでになる。というのは遅かれ早かれ、そうなってしまう運命だったのかもしれません。
さておき、ではおまけの話に入っていこうと思います。
私は今の彼氏と付き合って、かれこれ総合すると７年になります。今ではいつでも結婚できる状態だからこそ、今すぐ結婚を焦る必要もない。って考えてる二人です。（相手側の両親が既に他界しており、結婚を急がされるという事がないのです）
そんな私たちも付き合って２年半が経過した時に、一度別れた事があるのです。そして半年後にまた付き合ったので、、さきほど「総合すると7年」という表記を使わせていただきました。
その空白の半年間の間に私は何をしていたかというと、、彼氏も知っている人の家にそれこそ半同棲みたいな恰好で付き合っていたんです。
そもそも、今の彼氏を紹介したのは、半年間の間、半同棲していた元彼。ややこしいので彼氏は彼氏、半同棲の彼はA君としましょう。
A君と彼氏はもともと小学校時代からの地元の同級生でした。そのA君の大学時代の友達が私であり、私はA君たちが開催する飲み会（A君の地元の人と、A君の大学の人の合同いわゆるコンパ）に参加して、今の彼氏と知り合った。というのがあらすじです。
私はA君の開催するコンパで今の彼氏と付き合い、そして２年半が経過したころに喧嘩別れ。そしてその時によく相談に乗ってもらっていたA君と結局付き合う流れになってしまった。という展開です。
喧嘩別れした理由は今思えば大した理由ではありません。なのでここでは割愛しようと思います。ただ重要なのは、（これが今の彼氏の思考を変えたのかもしれません）私が今の彼氏をフッた形になったという事です。
ですから、彼氏からすればまだ「愛情がある」のに、別れを突き付けられ、事もあろうに自分も知っているAと付き合う事になってしまった。というのは筆舌しがたい屈辱と嫉妬にまみれた事だと思われるのです。
既に書きましたが、半年間も私はA君の家に、それこそ今の彼氏がやっているように定期的に家に通っていました。すると当然のごとくHな事もします。今でも私が少し変わったプレイをすれば、彼氏はすぐに「なんだ、それAから教えてもらったのか？ｗ」なんて冗談で言ってきたりもするのです。
きっとそういった過去があるからこそ、私のカラダに対する独占欲。。というものが薄れてしまったのかな？なんて思っています。（A君と付き合う前までの彼氏はなんだかんだと、他の男が・・と言ってたような気がします）
結局、そういった寝取られたという誠実さに欠ける形で付き合ってしまった私は、A君との関係も長続きせず、、結局・・・最後は今の彼氏が「だったら戻って来いよ」という事で元のさやに納まった訳ですが、私たちの７年以上の付き合いの中で、この半年間が彼氏にとっても私にとっても苦痛な半年だったのではないかと思います。
私はそんな今の彼氏とたまにはお酒でも飲んで珍しく、腹割って話そうモードみたいなのになった時に聞いてみた事があります。「付き合う以前の過去の事をいうのは彼氏彼女の間ではタブーだと思うけど、Aの事は実際どう思ってるの？」と聞いてみたのです。
すると彼氏は言いました。「正直いって悔しかったかな当時は」と、私がそれに続き「何に？」と聞けば彼氏は正直答えたのです。（その答えがなかなか強烈な答えでした）「Aは俺も昔っから知ってるけど、アイツは女とするときば絶対にバイブとか使う奴だし、、、まー答えなくていいけどハメ撮りとかもやったと思うんだよ（確かにやった）俺とAは男としてどうか、、っていうのはさておきとして、Aが最低なのは過去にやった女の事をべらべら男友達に話しまくるんだわ。しかもハメ撮りした動画とかも見せてきた事あるし。そう考えると、まほと付き合ってる半年間にやったことも、俺以外の他の男に話をしたり、ハメ撮り動画を見せてたりするのかな。って思うと、今でもはらわた煮えくりかえる思いではある。それに、お前が分かれて荷物取りに行った時、あいつ「捨てた」とかいってお前の下着類だけは返さなかっただろ？ぜったいコレクションしてるんだって。そういう最低な奴なんだよあいつは。」
と、遠回しに浅はかな判断をした私を攻めてくる部分も持っているのです。私はそれに「ごめん・・・」としか答えれないのですが、そんな最低な過去をもつ私でも今は許してくれている今の彼氏には頭が上がりません。
だからこそ、彼氏のほうも何か吹っ切れて「スタイルいいんだから自慢したら？ｗ」と言っているのはA君の事が遠い原因のような気もしないでもないのです。過去の事はさておき、事もあろうにAに彼女のアレコレを知られてしまった、、という部分ですかね。
話を戻します！
遅かれはやかれ、いずれば覗かれプレイに発展しかねない二人だった。（現にそうなった）この先は何があるのかなー、と期待と不安を持ちながらこの話を終わろうと思います。
うだうだした、おまけ話まで付き合ってくれてありがとうございました。
ではみなさまごきげんようーー。何かあれば北見まほ。の名前で投稿します＾－＾
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