おじいちゃんのセフレになったのは、いいんだけど
先週は会えず、連絡先を交換していなかったもんだ
から、連絡も取れず。
昨日はバイトが休みだったので、おじいちゃんに会える
かなと思い、いつもの場所へ。
そしたら会えました。
いつもの場所にいました。
傍に座っている男の人と話をしていました。
わたしは、おじいちゃん側に回って声を掛けました。
「おじいちゃん こんちわ 元気?」
「おお 儂は元気じゃよと言いたいんだが・・・・」
「ううん 元気じゃないの?」
「ちょっと 一週間ばかり 入院してのー」
「ええー 入院」
転んで足をくじいて、救急車で運ばれ、入院していたとの
事でした。
「それは 大変だったねー」
「それでだ 儂の代わりに 友達を紹介するから
仲良くやっちょくれ」
と傍にいる人を紹介された。
「どうも」「どうも」とお互いに挨拶したが、これから
どうなるんだろうと、ちょっと心配。
この人添田さんと言うだけど、私とおじいちゃんの
関係を知ってるんだろうか。
セフレだよ。
「儂は これで帰るから 二人で仲良くやってくれ。
後で どうなったか 話を聞かせてくれ」と言って
帰ってしまったおじいちゃん。
添田さんと二人になって、話す話もないし。
と添田さんのほうから「お腹 空きません」と言われ
スマホの時計を見ると、もう12時を過ぎていた。
余り空いてはいないけど、ここで添田さんと
にらめっこしててもしょうがない。
添田さんはお蕎麦を食べたいというので、私もそれにした。
「田中さんとは 時々あってるの?」
「田中さん? あの人田中さんというんですか?」
「あれ 名前も知らずに付き合ってたんですか」
と言われ、それもそうだと感心した。
「田中さん 私の事 なんか言ってました?」
「ああ 聞きました。田中さんも お若いですね。
こんな若くて美人を お友達に・・・・」
事情がわかっていれば、一安心。
しかし、こんな普段の日にのこのこ出かけてくる
添田さんて何している人?
怪しいなあ。
「添田さん お仕事は?」直接聞いてみました。
「私は この近くでちょっとした仕事をしてまして。
今は 事務員さんに仕事を任して 田中さんが
どうしてもって言われるもんだから」
そうかあ。まあ 怪しくないから いいかあ。
おそばを食べてお店を出て、無口のままホテル街へ。
もう何年も付き合っているような感じで、ホテルへ入る。
部屋へ入っても、添田さんはすぐに抱いてくれる訳でもなく
もう私の方から「添田さんて どんな女性が好きなんですか」
「私はどんな人でも好きですよ。
特に じゅんこさんみたいな人は 100点満点中
100点ですよ」
その言葉に、私は添田に抱きつきにいきました。
添田さんは、私をギュっと抱き寄せ、口を付けてきました。
おじいちゃんより、スマート。
これから どうなるんだろう。
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