昼下がりの下り電車は空いていた。
先頭車両なんで車掌もまず来ないと計算ずくだった。
でもそうそうチャンスは来ない。
その日は偶然、途中で小学低学年くらいの女の子が一人で乗込んできた。
そんなこともあるんだ。
先頭車両は他には離れたBOX席に一人二人いる程度だった。
因みに当時は森山塔が現役でヤバいエロ漫を発表していた・・全盛期だった。
オレは予備校生で、彼の漫画を本屋で立ち読みして勃起したチンポで本屋で
女を見ていたりした。
80年代末、まだ淫靡な雰囲気が漂ってる空間が街に普通に見られた時代だよ。
で、電車の中での話に戻ろう。
オレはデキルことを確認した。それだけでもひと勇気だったが。
女の子と通路をはさんだ向かいのBOX席に移動した。
そしてショルダー(ああ、ダサかった、当時ですら)を脇に衝立代わりに置いて
半勃起したチンポをパンツの上からさすって膨らませた。
女の子はコミックコロコロという分厚い漫画雑誌を読んでいて全然意識してない。
オレはそわそらとあたりを見回して確認しいよいよジッパーを引き下ろした。
そして下着が重なって煩わしかったがなんとか膨らんだ逸物を引き出した。
そしてゆっくりと扱きだした。ちらちらと彼女の方をいやらしく卑しく見つつ。
まだ気づかないか、まだか、とドキドキしながら。
既に最大巡航速度ならぬ最大持続勃起に近づいていた。
見させなくてはならない気がした。
オレは立ち上がると、離れた席の客に直接見られさえしなけりゃいいと、不自然な
恰好ながらバッグで局部を隠すようにして彼女のBOXに踏み込んだ。
めがねをかけて漫画を読んでいる女の子は目が悪そうに見えた。
そしてこちらを見てなかった。
オレはバッグを席に落としていきなり彼女の口元を手で塞いだ。
驚愕の表情が浮かんだ。
今では顔を思い出せないが、そのとき身を竦めて縮こまった彼女から伝わってきた
あの純然たる驚愕の衝撃は15年ほど経った今でもはっきりと覚えている。
彼女はオレの顔を凝視していた。
怖くて動けなくなるということがあるんだ、オレだけでなく他人も。
オレは初めてそれを実際に知ったのだった。
で・・・
オレは驚愕に凍り付いている(そんなことが実際にあるとはね・・)彼女から
離れて一旦向かいのBOXに戻り、今度はバッグで隠さずに勃起をしごいた。
彼女はそれに気づくと視線を切った。窓の方に目を向けていたような気もするが
思い出せない。
オレは異常に興奮していた。勃起も完璧になった。
そしてすばやく彼女のBOXに移動した。
彼女のBOXで、彼女と同じ窓側に座った。
彼女は脚が触れるのも避けるようにぴったり窓・壁にくっついていた。
オレはへっへっへ、と薄ばかのような笑いをへばりつかせて扱いていた、と思う。
そして、見ろ見ろといわんばかりにぐっ、ぐっ、と扱いていた。
だんだんと高まってくる刺激に、そろそろ近いことがわかると、オレは彼女の
ひざ小僧をツンツンとつついて、嫌がる彼女に見るように促した。
何度も視線を逸らす。本当に嫌そうな彼女を再三促して、無理やり見せたのだ。
オレの勃起して彼女の方に向かって不気味に鎌首をもたげている、薄気味悪い
気持ち悪い性器を。
あまりしつこく見るように(無言で)促すのに辟易して彼女が本当に嫌がりなが
らも見ている目の前で、オレは遂に射精した。
最前からタオルを勃起の下にあてがっておいたので、オレは液滴で服が汚れる
心配をせずに心置きなく射精できた。
びゅっ、ぴゅっ、と何度も噴き出る精液を、彼女は最初出た瞬間かなり驚いて
一瞬目を見開いた。そのあとすぐに顔ごと窓の方にそむけて、目を瞑った。
オレは快感にもう彼女を促すこともできずに、精液を搾り出してタオルに吸い込ま
せた。
一幕が終わった気がした。
もう駅にすべりこもうとしていた。
オレはすぐに荷物をまとめて、彼女がまだ縮こまっているのを見定めると、
そのBOX席を離れて扉口に向かった。
彼女の声は終始一言も耳にしなかった。
プラットホームのアスファルトに降ろした脚がたよりなく感じた。
オレもまたブルっていたのだ。
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