夕方まで5時間程バイトし、家に帰ると、まださなちゃん達3人がリビングにいた。
おかえりなさ~い、と3人から声をかけられたが、なんとなくみんなニヤついている。さては、あの写メ見て、盛り上がったのかな、と思い、さなちゃん以外も、僕のアソコを、僕のと知らずに見たと思って、気恥ずかしくなる。
と、妹だけが、苛ついたような、明らかに怒った目で、こちらを睨んでいる。友達に変なものを見せるな!と怒っているのかな、と思った。
と、お兄さん、凄かったですぅ、とさなちゃん以外のうちの一人のコ。
やはり、写メ見たんだとわかり、
「あ、俺の友達のやつか、さなちゃんに見せてもらったんだ」と、平静を装い、笑って答えた。
と、なんかみんな苦笑いしている。
妹が、唐突に言った。
「てかバレてるし。意味わからんし。あれ、お前のちんこじゃん。きったねーグロチンコ!なんで友達のとか言ってるん、アホかって」
(は…)
焦った。なぜ?バレてる?
「いや、友達のだし慌」
すると妹、さなちゃんからスマホを受け取り、僕の方に画面を向けながら、
「この写真、きったねーチンコ握ってる、きったねー手の傷、お前じゃん!」
一瞬、わからず、すぐ気づいて、サーッと、血の気が引いた。
僕は子供の頃、親にキレて暴れた時に、左手人差し指の表側の付け根に、よく見ないと気づかないくらいだが、うっすら裂けた跡が残っていた。基本、接写したチンコしか撮っていないが、1枚、片手で撮影しながら、片手でガチガチチンコの亀頭あたりをつまんだ写真も撮っていた。妹が僕に向けたのは、それだった。
更に妹、
「てか、こっちの写真の隅には、お前の布団写ってるし!」
と言って、スライドされ、拡大した画面。やや上からの角度から、勃起角度を見せつける為に、身体の横側から撮影した、ヘソ近くまで反り上がったチンコ。ほとんどチンコで埋まっているが、その左下に、僕の青と白のストライプの掛布団カバーが、確かにホントに少しだけ写りこんでいた。
すっかり慌て、どうしていいかわからなくなった。さなちゃんは終始苦笑い、あとの二人は、爆笑しながら、まぁまぁ、とか妹をなだめたり。
「早く向こう行って!キモいから!」
と妹に怒鳴られ、何をどうして良いかわからず、自室に入った。
さなちゃん達が帰った後、妹に話しかけると、マジ最悪、とか、メチャクチャ恥かいた、とか怒る怒る。
「なんでそんな事したん?嘘もついて。バカなの?変態!」
僕は、ただただ謝り、
「でも、お前も俺だって気づいても、3人に言わなくて良くね?」
「さなは、私が言う前に気づいてたわ!お前の部屋で写真見た時から。これ、友達って言ってたけど、お兄さんだよねって。布団カバーで!」
(さなちゃん、二人の段階で気付いてたんか…)
僕は、親には言わないでと、必死に頼み、妹も、そんなん言えるか!と。
嘘がバレたのは、かなり焦ったけど、後になってみて、さなちゃん、ついでに後の二人の友達の女子高生達に、あれが僕のチンコと認識した上で、みんなで写真を見ていたかと想像すると、やはり異常に興奮した。そして、何故か実の妹に、勃起状態の兄のチンコを見られた事に、妙に興奮している自分に、我ながら変態だな、と思いながら、最近もたまに思い出しオナニーしている。
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