続きです。
音のする方へ少女が振り向くと、そこには充血していきり勃ち血管の浮き出たモノが…
あまりにも突然の事に、通り過ぎる間(時間にしてほんの数秒ですが)視線はモノに釘付け。
横目でチラッと確認。
そのまま一段下がった駐車場の車に戻ろうと歩みを進めると、背後から足音が…
車に乗ればナンバーがバレる。
一旦物陰に隠れタバコを一服。
そこは禁煙になっているので、隠れてタバコを吸っている体で様子を伺う。
すると少女が自販機へ向かうのが見えた。
先程とは反対側に鞄を下げ、自販機に対面した時のカメラからのガード。
こちらもコーヒーを買う為(実はもう一度見せる為)に自販機へ。
自販機の前で少女と向き合う形に。
少女は鞄に隠されたモノを探している様だ。
「あっ、先にどうぞ」
と、先を譲る。
「すみません…」
と、財布を出し、小銭を探していた。
その間も、チラチラこちら(鞄の裏側)を気にしている。
チャリチャリと小銭入れを掻き回す音。
「う~ん」と言いながらまだ探している。
普段なら、ここでイライラするだろう行動も、今は気長に待てる。勿論スタンバイしながら。
只、あまりにも長いので、
「これで買いなよ」と、持っていた千円札を渡す。
あくまでも、優しいおじさんって感じで。
少女が飲み物を買い、出てきた釣り銭が100円玉と10円玉のオンパレード。
これはラッキーだった。釣り銭を受け取る時にバラ撒いて、拾っている時に…って考えていたからだ。
ここで更なるラッキーが!
こちらの考えを察知したのか、釣り銭口から小銭を取り出す際に少女はしゃがんだからだ。
釣り銭を手に取り振り返ると、顔の先数cmの所にいきり勃ったモノが!
「えっ?!」と、目をパチパチしながらモノをガン見している。
すると、手に持った小銭もバラ撒いた。
偶然かどうかは分からないが、拾いながらもしっかりと見ていた。
普通は一緒に拾うのだろうが、こちらは立ったまま。
勿論じっくり見てもらう為に。
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