大丈夫。足で踏まれる自分を想像したら興奮して射精してしまっただけ。体調不良じゃないよ。」
なんてことが言えたならさらに興奮できたのだろうが、さすがにそこまでぶっ壊れてはいない。
「ありがとう。急な腹痛が……。今日は帰ることにするよ。」
と答えたら、手をとって立ち上がらせてくれ、通りの最初の角まで背中を支えてくれた。
めちゃくちゃいい子。
そんな子に自分は何をした……と、とんでもなく深い自己嫌悪に襲われた。
が、それはそれ、これはこれ。
あの時の興奮と快感は、今までに経験したどの性行為よりも風俗よりも素敵な経験だった。
精液でスラックスがベトベトに汚れてしまったこと、
直後の自己嫌悪感のハンパ無さ、
その状態で後始末をせざるを得ない虚しさ、
この3つと興奮・快感を天秤にかけると、2度とやろうとは思わないが、いい思い出ではある。
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