二話目を書きます。
私は、駅とロータリーが見渡せる場所に立っていた。
時間は深夜の1時を回っていた。
駅から出て迎えを待つ人。
車で迎えに来ている人。
飲んで歩いて帰る人。
そんな人へ露出する為に居たのだが、、、
その日は、どうもタイミングが悪い日で、誰一人被害者も出さずに居た。
座って ポケ っと缶コーヒーを飲みながら、ただ駅の方を見ていた。
暇そうなタクシーの運転手同士の会話と、時折聞こえる飲み屋帰りの若い男の足音が聞こえる。
もう、街にも人では少ないだろう。
そこへ、夜行バスだろうか?
それとも、旅行社のツアーバスの休憩か?
一台ロータリーに侵入もせず停まった。
数人が降りて来た、その中に女性も居る。
最後とばかり、歩みを進めると
黒のレギンス姿でショートヘアーのスタイルの良い女が目に入った。
私よりも少し前を歩いていく、カツカツと小気味良いヒールの音を響かせてる。
私も足を速めた。
レギンスの女は突然振り向き、私の方に向かって歩いてきた!
距離は5m位は離れていたが、お互い早足で進んでいたのでペニスを取り出し見せる時間は無い。
なので、足元から顔までを見ただけで終わった。
勝気そうな好い女だった。
どうやら一度バスに戻ったようだ。
友達と思われる女性と出てきた。
そっちの方がタイプだったが、、、
どうも、今日は何もかも良くない日だったので露出するのは辞める事にした。
(キツイ女に罵声を浴びせられるのも良いとも思うのだが)
また、元居た場所に戻り、今度は暖かい缶コーヒーを飲み始めた。
レギンス女は、、
もう、駅の右から左、左から右を急ぎ足で一往復してる。
一度は駅中へ入り暫く出てこない、
友達の女性がバスの外に出てる、
あまり時間に余裕が無いようだ。
やっと出てきたレギンス女、また駅前をウロウロし始めた。
皆さんもお解りだろう、彼女はトイレに行きたいのだ。
「もう少し進んだ先で、やっとトイレにたどり着けるな」
と思ったら、クルリと向きを返して反対側に向かって行く。
私は一気に缶コーヒーを飲み干し、彼女が向かってる先へ急ぎながら、缶を屑箱に捨てた。
結構、マナー良いでしょ?
ちゃんと捨てつつ、、
急いで向かう。
そう、向かってる先にトイレなど無いことを知っているから。
予想通り、彼女は駅から外れ線路脇と駅関連の建物との間に身を消して行く。
私は走った。
が、彼女が消えた所から、ゆっくりと平然と歩いた。
そこは駅駐車場へと向かう道、そこで何が起きていようが私には知った事では無いのだ。
しかし、足跡は立てずに進む。。。
その先に、駅ホームと線路、そしてその歩道を照らす水銀灯が逆光となって私を照らしてくる。
しっかり一つのシルエットを浮かび上げさせながら、、、
彼女がしゃがみ込んでる、いかにも女性らしいウエストラインにドキドキしながら近づく。
コンクリートを濡らす、その音も聞こえてきそうだ・・・
「ジャリ」
私の足が砂利を踏む。
すると、黒い影は立ち上がると
そのまま直ぐに向きを変え、こちらへ歩き出した。
「????」
「しゃがんで、立って、レギンスなど引き上げたか?」
「じゃぁ、彼女は一体なぜしゃがんでた?」
軽く頭がパニックになっている私の横を通り過ぎる。
今度は彼女の表情は、こちらからは逆光で見えない。
私は反射的に
「ガシッ」っと彼女の尻を鷲掴みにした。
一度後ろを歩いた時にも見惚れる程の尻だった。
少し、何かを私に行って彼女は小走りにバスへ駆けて行った。
その弾む尻を見送るつもりが、、、灯りの少なくなった駅と黒のレギンスがその楽しみを奪ったのだが、、、
私の、彼女の尻を掴んだ右手は、やや異臭を放ちながら濡れていた。。。
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