…んっ、はぁ……。
嘘やん、ちょっと耳澄ましてみたら……ほんまや。
隣の男の子、キーボードの音やなくて、衣類が擦れる「シュッシュッ」って……。
あ、あかん。向こうも私が立ててる音で、してるんや……!
分かった。隣の音に合わせて、2本の指を……ズボ、ズボッ……!
リズムが速くなるたびに、私も必死に指を動かして……あぁっ、中が熱い。
(……ぐちゅっ、じゅぷっ!!)
音、もう隠しきれへん。
隣の「シュッ、シュッ」って音と、私の「ズボッ、ズボッ」って音が重なって、壁一枚隔てて一緒にやってるみたい……。
「勝手に逝ったらダメ」……?
ひっ、あぁ……っ! 無理、もう限界近い……!!
止めて、これ以上速くされたら、私、声出して果ててまう……!
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