午前中の打ち合わせは、かなり白熱していました。
クライアントとの重要な案件、イベントの進行についての細かい話し合い。
私はリーダーとして、部下たちと一緒に内容を詰め、スムーズな進行を心がけていました。
会議室のテーブルには、何杯ものコーヒーカップが並んでいて、私も例外ではなく、打ち合わせの間に何杯も飲んでしまっていました。
「では、そろそろ会場の視察に向かいましょう。」
会議が終わり、私たちはイベント会場へと向かいました。でも、その頃にはすでに、私の中で違和感が生じていたのです。
会場へ向かう道中、私は次第におしっこを我慢できなくなってなっていました。
コーヒーの利尿作用のせいか、思った以上に早くトイレに行きたくなってしまったのです。
最初は気にしないようにしていました。
視察は長くても 30分ほどの予定。
それくらいなら 我慢できるはず……。
そう思っていたのですが――
会場を歩き回るうちに、次第に我慢が難しくなってきました。
「……すみません、ちょっとお手洗いをお借りしてもいいですか?」
視察中にトイレへ行くことは滅多にありません。
でも、今日はどうしようもありませんでした。しかし、会場の設備はまだ整っておらず、使用できるトイレは仮設トイレのみ。
普段なら絶対に避けたいところですが、この状況では、そんなことも言っていられません。
私は、小走りになりそうなのをなんとかこらえて、仮設トイレへと向かいました。
私がトイレへ向かうと、周囲にいた部下たや、会場設営の業者、他社のスタッフの視線を背中に感じました。
彼らは数メートル離れた場所に固まり、談笑しながら待機するような形になっていました。
「普段なら、こんなこと気にしないのに……。」なぜか、その状況がやけに気になってしまったのです。
仮設トイレの扉を開け、中へ入りました。
私は便器の前で、一瞬だけ戸惑いました。
「えっ……和式?」
普段は洋式のトイレしか使わないので、この体勢を取るのは、なんだか久しぶりな気がしました。
「そっか……和式なんだよね……。」
特に珍しいわけではないのに、実際に目の前にすると、少し構えてしまう自分がいました。
「なんだか、ちょっと恥ずかしいかも……。」
そんなことを考えながら、私はトイレの上にまたがるように立ち、足を左右に広げました。
スカートの裾をつかみ、そそくさとたくし上げます。
狭いトイレの中で、膝を少し曲げながら、ショーツに包まれたお尻を露出させました。
その瞬間――
「……あれ?」
ふわっ……。
背後に わずかな風を感じた 気がしました。 「気のせい……? それとも……?」
一瞬、背筋に ゾクリとした違和感 がよぎりました。
でも、今は考えている余裕がありません。
私は、そのまま ショーツのゴムに指をかけ、膝下まで一気にずらしていきました。
ショーツを下げたことで、私の大きなお尻が完全に解放されます。
普段、タイトスカートに包まれ、形を意識させることの多いヒップライン。
そのすべてが、今、むき出しになっていました。
「こんなふうにしゃがむの、久しぶりかも……。」
私は、少し息を整えてから、
年相応の柔らかさのあるムチムチとしたお尻を突き出しながら、ゆっくりと腰を落としました。
この体勢が、なんだか妙に 無防備 であることに気づきながら――。
しゃがみ込んだ瞬間、ようやくホッとした気持ちになりました。
そして――
ジョォォ……。
溜め込んでいたものが、一気に流れ出しました。
「はぁ……っ……。」
狭いトイレの中に、水音が響き渡ります。
その瞬間、私は 顔が一気に熱くなるのを感じました。
「こんなに大きな音……。絶対に、外に聞こえてる……!!」
そう思った瞬間――
「うわっ……!」
「マジかよ……。」
背後から、はっきりと 男の人の驚きの声 が聞こえました。
「えっ……?」
私は ゾクリとした嫌な予感 がして、恐る恐る振り返りました。
そこには――
開きっぱなしの扉。
その向こうにいたのは、目を見開いて固まっている 部下たち、会場設置の業者、他社のスタッフたち。
「……いつの間に!?」
頭が真っ白になりました。
私は確かに 扉を閉めたはず。
それなのに――どうして開いているの……? 「……まさか……」
さっき、お尻に風を感じた時?
だとしたら――
ここまで全部、見られてた……!?
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